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スガイ化学工業JP:4120
沿革
1928年1月 |
和歌山県和歌山市小雑賀に、菅井化学工場として創業。染料の製造を開始。 |
1933年10月 |
和歌山県和歌山市宇須(現在地)に移転。合資会社菅井化学工場に改組。 |
1952年4月 |
菅井化学工業株式会社に改組。 |
1961年1月 |
和歌山県和歌山市湊薬種畑に和歌山西工場を建設。 |
1962年11月 |
額面変更の目的でスガイ化学工業株式会社(1948年11月設立)と合併し、資本金1億円となる。 |
1963年2月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
1968年6月 |
研究所完成(現在地)。 |
1974年3月 |
本社事務所新築(現在地)。 |
1985年3月 |
特殊潤滑剤の販売部門を分離しスガイケミー株式会社(現、非連結子会社)を設立。 |
1992年1月 |
福井県福井市石橋町に福井工場を建設。 |
1992年10月 |
米国での営業及び開発活動の拠点としてSUGAI AMERICA,INC.を設立。 |
1995年10月 |
物流部門を分離しスガイシステムサービス株式会社を設立。 |
2001年12月 |
SUGAI AMERICA,INC.を清算。 |
2005年3月 |
スガイシステムサービス株式会社を清算。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
スガイ化学工業とその子会社であるスガイケミー株式会社は、医薬、農薬、機能性等の各種用中間物及び界面活性剤の製造販売を中心に事業を展開しています。これらの製品は、広範な産業分野において重要な役割を果たしており、同社グループはこれらの分野における専門知識を活かし、高品質な製品の提供を通じて市場のニーズに応えています。
スガイ化学工業グループは、製品の製造販売だけでなく、関連する研究やサービスの提供にも力を入れています。これにより、同社は技術革新を促進し、顧客に対してより付加価値の高いソリューションを提供することが可能になっています。
スガイケミー株式会社は、化学製品の販売及び生産補助業務を担っており、スガイ化学工業の製品ラインナップを補完する形で事業を展開しています。この子会社を通じて、同社グループは製品の販売網を強化し、顧客サービスの向上を図っています。
全体として、スガイ化学工業グループは、医薬品や農薬、機能性化学品の分野での深い専門知識と、幅広い製品ラインナップを背景に、産業界における重要なニーズに応えることを目指しています。
経営方針
スガイ化学工業は、有機合成技術を基盤に、創造的で新しい技術の開発を通じて、社会や株主への貢献と社員の幸せを追求する経営方針を掲げています。同社は2021年度から新中期経営計画「Make the next leap 2023」を実施しており、2023年度の目標として売上高66億円以上、営業利益6億円以上を設定しています。この計画の下で、成長、安全、コンプライアンスを重視し、新製品や独自製品の開発・導入を推進することで、高収益体質企業への転換を目指しています。
また、顧客からの信頼を確立し、安定的な利益を生み出す企業体質への転換を進めています。これには、コストダウンによる原価の改善や生産性の向上、新製品開発、生産設備の増強などが含まれます。さらに、原材料の安定確保や労働条件の改善、環境・健康・安全(EHS)への取り組み強化も進めています。
スガイ化学工業グループは、医薬、農薬、機能性化学品の製造販売を中心に事業を展開し、技術革新を促進しています。子会社のスガイケミー株式会社を通じて、製品の販売網を強化し、顧客サービスの向上を図っています。これらの取り組みを通じて、同社グループは産業界の重要なニーズに応えることを目指しています。