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エア・ウォーターJP:4088
沿革
1929年9月 |
酸素の製造・販売を目的として、北海道札幌市白石区菊水5条2丁目17号に資本金15万円をもって北海酸素株式会社を設立 |
1952年12月 |
溶解アセチレンの製造・販売を開始 |
1955年12月 |
LPガスの販売を開始 |
1966年8月 |
商号を「株式会社ほくさん」に変更 |
1967年4月 |
北海道札幌市中央区北3条西1丁目2番地に本店を移転 |
1967年5月 |
北海道室蘭市に酸素オンサイトプラントを建設 |
1979年9月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
1981年3月 |
冷凍食品の製造・販売を開始 |
1993年4月 |
大同酸素株式会社〔同社の沿革は下記に表記〕と合併し、商号を「大同ほくさん株式会社」に変更 |
1993年9月 |
北海道千歳市に窒素製造工場を建設 |
1995年12月 |
栃木県宇都宮市に酸素・窒素等の製造工場を建設 |
1998年9月 |
タテホ化学工業株式会社(現 連結子会社)の第三者割当増資を引受け |
2000年4月 |
共同酸素株式会社〔同社の沿革は下記に表記〕と合併し、商号を「エア・ウォーター株式会社」に変更 |
2002年9月 |
住金ケミカル株式会社に資本参加 |
2003年10月 2004年4月 |
川重防災工業株式会社(現 エア・ウォーター防災株式会社)(現 連結子会社)に資本参加 小型液化ガスプラント「VSU」の1号機が新潟県阿賀野市で操業を開始 |
2006年2月 |
タテホ化学工業株式会社(現 連結子会社)を株式交換により完全子会社化 |
2007年8月 |
エア・ウォーター防災株式会社(現 連結子会社)を株式交換により完全子会社化 |
2007年9月 |
株式会社日本海水(現 連結子会社)に資本参加 |
2007年10月 |
長野県松本市に総合開発研究所を開設 |
2009年5月 2010年4月 2012年3月 |
相模ハム株式会社に資本参加 支社機能を会社分割により各地域事業会社に移管し、全国の地域事業を再編 相模ハム株式会社(春雪さぶーる株式会社(現 エア・ウォーターアグリ&フーズ株式会社)(現 連結子会社)を存続会社として合併し、消滅)を株式交換により完全子会社化 |
2012年9月 |
ゴールドパック株式会社(現 連結子会社)を株式取得により完全子会社化 |
2015年6月 |
川崎化成工業株式会社(現 エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社)(現 連結子会社)を株式取得により子会社化 |
2015年9月 |
株式会社九州屋(現 連結子会社)を株式取得により子会社化 |
2016年2月 |
TAYLOR-WHARTON MALAYSIA SDN.BHD.(現 連結子会社)を株式取得により子会社化 |
2016年9月 |
大山ハム株式会社(春雪さぶーる株式会社(現 エア・ウォーターアグリ&フーズ株式会社)(現 連結子会社)を存続会社として合併し、消滅)を株式取得により子会社化 |
2016年12月 |
川本産業株式会社(現 連結子会社)を株式取得により子会社化 |
2018年5月 |
川崎化成工業株式会社(現 エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社)(現 連結子会社)を株式取得により完全子会社化 |
2019年4月 |
コールケミカル事業を新日鐵住金株式会社(現 日本製鉄株式会社)及び新日鉄住金化学株式会社(現 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社)へ事業譲渡 |
2019年6月 |
大阪府大阪市中央区南船場2丁目12番8号に本店を移転 |
2019年7月 |
インド PRAXAIR INDIA PRIVATE LIMITEDの産業ガス事業を一部譲受 |
2019年7月 |
HITEC HOLDING B.V.(現 連結子会社)を株式取得により完全子会社化 |
2019年12月 |
インド LINDE INDIA LIMITEDの産業ガス事業を一部譲受 |
2020年10月 |
各地域事業会社を8社から3社に統合し、全国の地域事業を再編 |
2021年3月 |
株式会社日本海水(現 連結子会社)を株式交換により完全子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
1933年3月 |
酸素の製造・販売を目的として、大阪府大阪市西成区津守町67番地に資本金30万円をもって大同酸素株式会社を設立 |
1944年6月 |
大阪府堺市に堺工場を建設 |
1961年9月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
1983年10月 |
米国エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ・インコーポレーテッドと資本提携並びに技術援助契約を締結 |
1991年4月 |
近畿冷熱株式会社(現 大阪ガスリキッド株式会社)との共同出資により株式会社クリオ・エアー(現 持分法適用関連会社)を設立 |
1993年4月 |
株式会社ほくさんを存続会社として合併 |
1962年2月 |
酸素・窒素の製造販売を目的として、資本金1億円をもって共同酸素株式会社を設立(本店の所在地和歌山市) |
1962年3月 |
和歌山工場を和歌山県和歌山市(住友金属工業株式会社(現 日本製鉄株式会社)和歌山製鉄所内)に、小倉工場を福岡県小倉市(現 北九州市小倉北区)(住友金属工業株式会社(現 日本製鉄株式会社)小倉製鉄所内)にそれぞれ開設 |
1962年9月 |
酸素・窒素の製造販売を開始 |
1968年1月 |
鹿島工場を茨城県鹿島郡鹿島町(現 茨城県鹿嶋市)(住友金属工業株式会社(現 日本製鉄株式会社)鹿島製鉄所内)に開設 |
1991年7月 |
本店の所在地を大阪市中央区に変更 |
1996年1月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1996年5月 |
大同ほくさん株式会社と業務提携 |
2000年4月 |
大同ほくさん株式会社を存続会社として合併 |
事業内容
エア・ウォーターは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。具体的には、デジタル&インダストリー、エネルギーソリューション、ヘルス&セーフティー、アグリ&フーズ、その他の事業を手がけています。
デジタル&インダストリー部門では、酸素や窒素、アルゴンなどの産業ガスの製造・販売や、高圧ガス関連機器の製作、機能材料や電子材料の製造・販売を行っています。このセグメントには、エア・ウォーター北海道株式会社やエア・ウォーター東日本株式会社などが含まれます。
エネルギーソリューション部門では、LPガスや灯油の販売、炭酸ガスや水素ガスの製造・販売を主な事業としています。このセグメントには、エア・ウォーター北海道株式会社やエア・ウォーター炭酸株式会社などが含まれます。
ヘルス&セーフティー部門では、医療用ガスや衛生材料の製造・販売、病院設備工事、在宅医療、エアゾール製品のOEM受託などを行っています。このセグメントには、エア・ウォーター防災株式会社や川本産業株式会社などが含まれます。
アグリ&フーズ部門では、青果物の卸売・加工や冷凍食品・食肉加工品の製造・販売、清涼飲料水の製造受託などを手がけています。このセグメントには、ゴールドパック株式会社や株式会社九州屋などが含まれます。
その他の事業としては、業務用塩の製造・販売、物流サービス、北米での産業ガス関連機器・エンジニアリング事業、高出力UPS事業、木質バイオマス発電事業などがあります。このセグメントには、エア・ウォーター小名浜バイオマス電力株式会社や株式会社日本海水などが含まれます。
エア・ウォーターは、これらの事業を通じて、幅広い分野でのニーズに応える製品やサービスを提供しています。
経営方針
エア・ウォーターは、2030年を目指す中期経営計画「terrAWell 30 1st stage」を策定し、地球環境とウェルネスを重点領域としています。同社は、地球の恵みを社会の望みに変えることをパーパスとし、環境価値の創出と社会課題解決に貢献する製品・サービスの提供を目指しています。具体的には、脱炭素社会、資源循環型社会、人と自然の共存社会の実現に向けた取り組みを進め、2030年度までにGHG排出量30%削減、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目標としています。
また、同社は新規事業や海外展開への投資を積極的に行いながら、国内の既存事業を中心とした収益構造の強化を図ります。これにより、成長と投資の好循環を生み出し、経済価値と社会価値の両面から企業価値を高めることを目指しています。さらに、多様な事業、人材、技術と地域密着の事業基盤を活かしたシナジー創出により、グループ経営資源の最適化を進めています。
エア・ウォーターは、海外事業の拡大にも注力しており、特にインドと北米を重点地域としています。産業ガス事業の海外展開や、優れた機器・エンジニアリング技術を活用した事業拡大を加速しています。また、環境変化に柔軟に対応し、持続的な成長を実現するために、人的資本や知的財産、ブランド力などの無形資本への投資も戦略的に実施しています。
これらの戦略を通じて、エア・ウォーターは、経済的な成功と社会的責任の両立を目指し、持続可能な成長を追求しています。