プラスアルファ・コンサルティングJP:4071株価

時価総額
¥1000.8億
PER
19倍
テキストマイニングとSaaS型マーケティング・HRソリューションの大手。自然言語処理エンジン「Waters」や「見える化エンジン」「タレントパレット」「カスタマーリングス」を展開。2016年9月の「タレントパレット」リリースや2008年5月・2011年7月のサービス開始実績。日本国内中心で展開。

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事業内容

プラスアルファ・コンサルティングは、テキストマイニングを軸に膨大な文章データを「見える化」するSaaS型のプラットフォームを提供しています。主力サービスとして、顧客の声を分析するマーケティング領域の「見える化エンジン」やEC・小売向けの統合マーケティング基盤「カスタマーリングス」、人事向けの「タレントパレット」などを展開しており、サブスクリプションモデルで安定した収益基盤を構築しています。

同社の主要顧客は消費財メーカーやEC事業者、コンタクトセンター、企業の人事部門などで、導入実績は見える化エンジン約2,100社、カスタマーリングス約800社、タレントパレット約2,300社(いずれも2025年9月30日時点)にのぼります。収益は月額課金が中心で、契約件数は全社で約2,776件、平均月額は422千円、解約率は0.6%程度と低水準を維持しており、継続課金による高いLTVとARPUの改善を目指しています。

同社は事業を「マーケティングソリューション」と「HRソリューション」の二つに分けており、前者では顧客声の自動収集・ダッシュボード化・リスク通知やニーズ発見に役立つ分析機能を提供しています。後者では人材の見える化、配置シミュレーション、モチベーションや離職予兆の分析、採用支援や教育機関向けのデータ管理まで幅広い機能を備え、コンサルティングチームと連携する独自のPACサイクルで機能を高速に改善し続けています。

経営方針

同社は「見える化プラットフォーム企業を目指します」というビジョンの下、持続的な成長と企業価値向上を最重要課題に据えています。国内ソフトウェア市場が約2兆7,366億円、うちSaaSが約1兆9,641億円(2024年度)と成長している中で、同社はサブスクリプションモデルを軸に安定収益の拡大を図っています。具体的には、見える化エンジン約2,100社、カスタマーリングス約800社、タレントパレット約2,300社(いずれも2025年9月30日時点)、全社契約件数約2,776件、平均月額課金422千円、解約率0.6%といった既存の強みをベースに、売上高・営業利益・営業利益率を主要な経営指標として改善することを目指しています。

同社は重点投資分野としてタレントマネジメント領域とデータ分析基盤を掲げ、ここに人的・資金的リソースを集中させています。具体施策としては、人材情報プラットフォームを核に「科学的人事」を実現する機能強化や、採用精度や社員教育効率を高めるアルゴリズム開発に投資するとともに、HR向けサービス導入に向けた先行的なマーケティング投資を行っています。また、複数のデータソースと分析機能をワンストップで提供することで差別化を図り、単なるツール提供にとどまらないコンサルティングを組み合わせて大型案件の創出を狙っています。

新市場開拓では既存顧客の業種横展開とサービスの隣接領域への進出を計画しています。消費財メーカーやEC事業者、コンタクトセンター、人事部門といった既存顧客基盤を活用し、人材紹介・採用、研修・育成、福利厚生・ヘルスケアなど人事周辺サービスへの拡張を進める方針です。マーケティング面では、デジタル広告や展示会に加えマスメディアも活用して認知度を高め、既存顧客へのプランアップやクロスセルによるARPU向上とLTV拡大を具体的な成長戦略としています。

技術革新については、テキストマイニングをコアに機械学習やAIを積極的に取り入れ、製品の機能差別化と新市場の創出につなげています。併せてシステムの安定稼働と情報管理体制の強化に投資し、プライバシーマークやISO27001/ISO27017、ISMAP-LIUといった認証を活用して信頼性を担保します。API連携の整備や運用・保守への投資を継続することで利用者増加やデータ増大に対応しつつ、分析精度の向上とサービスの迅速な改善サイクルを両立させる方針です。