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ベイシスJP:4068
沿革
年 月 |
沿 革 |
2000年7月 |
資本金3,000千円にて広島県広島市安佐南区に有限会社サイバーコネクションを設立 |
インフラエンジニアリング事業モバイルエンジニアリングサービスを開始 |
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2002年1月 |
本社を広島県広島市中区に移転 |
2005年9月 |
資本金を10,000千円に増資し、株式会社サイバーコネクションに組織変更 |
2006年1月 |
一般労働者派遣事業認可を取得 |
2006年4月 |
本社を東京都品川区に移転し、広島本社を支店に変更 |
2006年10月 |
有料職業紹介事業認可を取得 |
2006年10月 |
宮城県仙台市に仙台支店を設立 |
2006年11月 |
福岡県福岡市に福岡支店を設立 |
2007年3月 |
大阪府大阪市に大阪支店を設立 |
2007年7月 |
北海道札幌市に札幌支店を設立 |
2009年1月 |
登録点検事業者登録 |
2009年2月 |
一般建設業許可(電気通信工事業)を取得 |
2009年7月 |
資本金を15,000千円に増資 |
2009年12月 |
ISMS認証取得 |
2011年11月 |
株式会社サイバーコネクションエンジニアリングを設立 |
2012年3月 |
資本金を50,000千円に増資 |
2012年8月 |
株式会社CCソリューションを設立 |
2012年8月 |
株式会社CCアドバンスを設立 |
2013年7月 |
ベイシスエナジーシステム株式会社を設立 |
2014年2月 |
株式会社サイバーコネクションをベイシスホールディングス株式会社に商号変更 |
株式会社サイバーコネクションエンジニアリングをベイシスエンジニアリング株式会社へ商号変更 株式会社CCソリューションをベイシスソリューション株式会社へ商号変更 株式会社CCアドバンスをベイシスアドバンス株式会社へ商号変更 ベイシスエナジーシステム株式会社をベイシスイノベーション株式会社へ商号変更 |
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2014年5月 |
資本金を88,500千円に増資 |
2014年6月 |
資本金を93,470千円に増資 |
2015年4月 |
インフラエンジニアリング事業をインフラテック事業へ拡大 IoTインフラ・ネットワーク構築・運用保守などIoTエンジニアリングサービスを開始 |
2017年6月 |
ベイシスアドバンス株式会社をベイシスエンジニアリング株式会社へ吸収合併 ベイシスイノベーション株式会社をベイシスソリューション株式会社へ吸収合併 |
2017年10月 |
ベイシスエンジニアリング株式会社とベイシスソリューション株式会社をベイシスホールディングス株式会社へ吸収合併し、同日にベイシス株式会社に商号変更 |
2018年7月 |
RPAツール販売を開始 |
2021年6月 |
東京証券取引所マザーズ(現グロース)に株式を上場 |
2023年3月 |
本社を東京都港区に移転 |
2023年6月 |
札幌支店を閉鎖 |
事業内容
ベイシスは、インフラテック事業を展開している企業であり、通信、電力、ガスなどのインフラ事業者に対して、通信インフラの設計、施工、運用、保守サービス、および各種プロジェクト支援などのサービスを提供しています。同社のサービスは、自社システムであるBLASに加え、RPA、AIなどのテクノロジーを活用し、現場管理やプロジェクト管理のIT化を推進している点に特徴があります。
ベイシスは、モバイルエンジニアリングサービスとIoTエンジニアリングサービスの2つの主要なサービスを提供しています。モバイルエンジニアリングサービスでは、携帯電話基地局の施工案件や通信インフラの構築、運用、監視などを行っており、エリア設計、置局、施工、インテグレーション、運用監視、保守などの業務を担っています。一方、IoTエンジニアリングサービスでは、電力、ガスなどの生活インフラ提供事業者や鉄道、駐車場、小売などに対して、IoT機器の設置、交換、運用・監視、ネットワーク構築などのサービスを提供しています。
また、ベイシスは全国の主要都市に事業拠点を設置し、全国各地の協力会社ネットワーク「ベイシスパートナーズ」を構築しており、日本全国にサービス提供が可能な基盤を有しています。これにより、全国型の大規模案件にも対応可能です。さらに、同社はRPAツールの販売やRPA導入支援のサービスも提供しており、現場業務で培ったノウハウを活用しています。
経営方針
ベイシスは、ICTを活用して社会をより便利にすることをミッションに掲げ、インフラテック事業を通じてインフラ業界のデジタル化を推進しています。同社は、非効率な現場作業や高コスト構造の解決に取り組み、快適な社会実現に貢献しています。また、従業員の成長支援や多様な働き方の推進にも注力しています。
経営環境の変化に対応し、モバイルエンジニアリングサービスのシェア維持とIoT社会の実現を目指しています。具体的には、5Gから将来の6Gエリア構築への対応、IoTシフトによる事業拡大、およびITインフラ領域への事業拡大を中長期的な経営戦略としています。IoTエンジニアリングサービスでは、機器設置から監視・保守への事業拡大を図り、BLASをSaaSとして提供することで新規顧客開拓と既存顧客深耕を進めます。また、M&Aを通じて関連商材・サービスの提供も検討しています。
さらに、ITインフラ領域への事業拡大を計画しており、RPAエンジニアリングなどの経験を活かし、サーバーやネットワーク関連のITインフラ領域にも参入します。これにより、保守領域から上流工程への事業拡大を目指しています。
ベイシスは、これらの戦略を通じて、インフラテック事業のさらなる成長を目指し、ICTを駆使した社会の変革に貢献していく方針です。