ビートレンド (4020) 株価

時価総額
¥15.2億
PER
-6.7倍
CRMソフトウエアの新興企業。顧客管理プラットフォーム「betrend」をSaaS型で提供。メール配信やアプリ通知、LINE連携など多様な機能を搭載。主に飲食・小売の多店舗展開企業向けにサブスクリプション型で展開。日本国内中心。

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事業内容

ビートレンドは、顧客管理システム「betrend」を提供するSaaS企業です。同社のサービスは、飲食店や小売店などの消費者向けビジネス企業が顧客との関係を管理・強化するためのプラットフォームとして機能しています。メール配信、スマートフォンアプリ通知、LINE連携など多様なコミュニケーション手段を統合し、顧客データの分析機能も備えています。

同社の主要顧客は多店舗展開する飲食店、小売店、サービス提供店が中心で、メール配信機能では金融機関や自治体なども利用しています。収益構造は月額定額料金に加えて会員数や通信量に応じた従量課金を組み合わせた年間契約が基本で、安定したリカーリング収益を確保するストック型ビジネスモデルを構築しています。

事業は「CRMサービス」「カスタマイズサービス」「その他サービス」の3つに区分されます。CRMサービスは包括的な「スマートCRMサービス」とメール配信に特化した「メールマーケティングサービス」で構成され、カスタマイズサービスでは顧客の既存システムとの連携や初期設定を行います。その他サービスでは印刷・配送業務や決済システムの紹介手数料なども手がけています。

経営方針

ビートレンドは2026年12月期のARR(年間経常収益)目標を11.0億円に設定し、持続的な成長を目指している。同社は主力のスマートCRMサービスにおいて、従来の大手企業向け市場に加えて、新たに投入した簡易型ソリューション「betrend Lite」によりミッド・スモール領域への展開を本格化している。この戦略により、ノーコード・ノンカスタマイズでの提供が可能となり、より幅広い顧客層への訴求を進めている。

重点投資分野では、店舗DX分野のトップランナー企業とのパートナーシップ強化を軸とした「betrend connect」の推進に注力している。POS連携やカード決済などの外部システムとの連携機能開発に積極投資し、アンケートサービス「betrendサーベイ」や生成AI活用による新機能実装でクロスセル強化を図る。また、Oracle Cloudへのデータベース移行など、将来の拡張性と安全性確保のためのインフラ投資も継続的に実施している。

新市場開拓では、今後の経済成長が期待されるベトナムを中心としたアジア地域への展開を本格化させている。「Zalo」や「LINEミニアプリ」での現地展開を進めるとともに、GX(脱炭素)領域への新規参入として企業間ESG連携クラウドサービス「wezero」の展開にも着手している。これらの取り組みにより、既存のCRM領域を超えた事業拡大を目指している。

技術革新への対応では、生成AIなどの新技術と同社が強みとする顧客データベースの組み合わせによる付加価値創出に取り組んでいる。ノーコードツールの活用により、大手企業の独自機能要望に対する迅速な対応と生産性改善を実現し、導入から売上計上までの期間短縮を図っている。同時に、エンジニア採用やアプリサポートチームの増員、AI活用による業務効率化など、将来の成長基盤となる組織体制強化にも積極的に投資している。

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