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クリーマ (4017) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
クリーマは、個人のクリエイターが制作したハンドメイド作品をオンライン上で直接売買できるプラットフォーム「Creema」を運営している会社です。2010年の開始以来、日本最大のハンドメイド専門サイトとして成長し、現在では約31万人のクリエイターが出店し、約2,000万点の作品が登録されています。同社は単一事業として、クリエイターの活動を幅広く支援する「クリエイターエンパワーメント事業」を展開しています。
主要な顧客層は、プロやセミプロを目指すハンドメイド作家と、高品質な一点物を求める購入者です。収益モデルは、作品が売れた際に販売代金から一定の手数料を徴収する仕組みを採用しています。同社は2016年に台湾進出も果たし、日本と台湾・香港間でのクリエイター作品の越境取引も可能にしています。
事業は大きく4つのサービスで構成されています。中核となるのがハンドメイド作品の売買を仲介する「マーケットプレイス事業」で、ここに広告配信やクリエイター向け有料サービスを提供する「プラットフォーム事業」、東京ビッグサイトで年2回開催される大型クラフトフェスなどの「イベント事業」、クラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」や動画レッスンプラットフォーム「FANTIST」などの「新サービス群」が加わります。
経営方針
クリーマは「クリーマ経済圏」の拡大を核とした多角的な成長戦略を展開しています。2027年2月期は同社にとって重要な転換点となる予定で、マーケットプレイスサービスの売上高を前期比120%の約17億円に拡大することを目標に掲げています。同社は2026年2月期に整備したギフト機能や各種サービス基盤を活用し、本格的な成長軌道への回帰を目指しています。流通総額148億円を誇る日本最大のハンドメイドマーケットプレイスとしての地位をさらに強固にする方針です。
重点投資分野としては、プラットフォームの大規模リニューアルと顧客基盤の拡張に注力しています。具体的には「Creema」のリブランディングや出品制度の改編を通じてサービスの魅力を向上させるとともに、広告宣伝費を拡大して効率的な集客を推進します。また、クリエイター向けのサブスクリプションサービス「クリエイタープッシュ」の機能強化により、クリエイター自身が集客に参画できる仕組みを構築し、プラットフォーム全体の流入拡大を図っています。
新市場開拓では、イベント事業の地方展開と新サービス群の積極的な成長投資を計画しています。従来東京ビッグサイトのみで開催していた「HandMade In Japan Fes'」を地方にも展開し、新規顧客層の獲得を目指します。クラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」では企画力強化によるヒット創出力の向上に、動画レッスンプラットフォーム「FANTIST」では成長性の高い領域への集中投資に取り組み、新サービス群全体で前期比128%の成長を見込んでいます。
技術革新とM&A戦略にも積極的に取り組んでいます。検索機能やレコメンド機能の高度化、UI刷新による利便性向上など、プラットフォームの技術基盤強化を継続的に実施しています。さらに中長期的な非連続成長の実現に向けて、既存の経営資源を活用した新収益基盤の確立とともに、クリエイターエンパワーメント事業とシナジーが期待できる領域でのM&A活用も視野に入れており、持続可能な成長基盤の構築を目指しています。