アクシス (4012) 株価

時価総額
¥67.1億
PER
10.1倍
企業向けシステム開発の有力企業。金融機関向け業務アプリケーション開発とインフラシステム構築が主力。25年12月期の金融向け売上比率は50.7%を占める。Fintech、RPA、クラウド化等の成長領域が43.9%。フリートマネジメントサービス「KITARO」も展開。

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事業内容

アクシスは、金融機関や官公庁を主要顧客とするシステム開発・構築会社です。同社は業務アプリケーション開発とインフラシステム構築を中心としたシステムサービス事業と、フリートマネジメントサービス「KITARO」などを提供するITサービス事業を展開しています。デリバティブ取引や債権管理などの金融系システム開発で培った専門性を強みに、官公庁や航空関連分野にも事業領域を拡大しています。

同社の顧客構成は金融機関が売上の50.7%を占め、公共機関が20.6%、情報通信業が16.1%となっています。メガバンクを含む大手銀行グループや、NTTデータ・富士通・BIPROGYといった大手システムインテグレーターとの継続取引が収益基盤を支えており、10年以上の長期取引先が売上の64.7%を占める安定的な事業構造を構築しています。収益は主に技術者の稼働に基づく請負型モデルですが、KITAROサービスでは月額課金のサブスクリプション収益も獲得しています。

システムサービス事業では、従来型のプログラミング開発から、Salesforceやintra-mart、RPA、クラウドサービスを活用した開発手法への転換を積極的に進めています。ITサービス事業では、商用車両の運行管理を効率化する「KITARO」サービスを自社開発し、位置情報管理や安全運転支援機能を提供しています。また、企業のDX推進を支援するデジタルコンサルティングサービスも展開し、中小企業向けには「まるっとアクシス」という定額相談サービスも提供しています。

経営方針

アクシスは中期経営計画「Go Beyond」の下で、急速に変化するデジタル環境への対応を軸とした成長戦略を展開しています。同社は売上高営業利益率10%以上を目標に掲げ、事業規模の拡大と収益性向上による企業価値向上を目指しています。生成AIやローコード開発プラットフォームの普及により、顧客ニーズが拡大・高度化する中で、同社は確かな技術力でこれらの変化に対応し、顧客価値の向上を図る方針を打ち出しています。

重点投資分野では、収益性の高い高付加価値サービスへの転換を加速させています。システムサービス事業においては、従来の下流工程から収益性の高いSI上流工程、デジタル基盤やネットワーク構築などの技術領域にビジネスをシフトしています。ITサービス事業では、モビリティ中心のクラウドサービスやIT部門のBPO事業を強化し、「あったら便利・助かる」ニーズに応える差別化されたサービス提供を推進しています。また、生成AIをベースとした独自のAIプラットフォームサービスも拡大する計画です。

新市場開拓では、主力の金融分野での深耕と未開拓産業への展開を同時に進めています。金融分野では、フィンテックの進展や総合金融サービスの拡大に対応した新しいシステム需要を取り込んでいます。一方で、これまで培った技術力を活用し、公共機関や航空関連など新たな産業領域への事業拡大も図っています。顧客との直接取引を拡大することで、収益性向上と業務ノウハウの獲得を同時に実現し、安定的な取引関係の構築を目指しています。

技術革新への取り組みでは、AI活用による事業の高度化を重要戦略に位置づけています。プログラムレス開発やプラットフォーム活用開発への転換を進め、変化する技術環境に柔軟に対応できる組織体制を構築しています。同時に、M&Aや人材投資、サービス開発・設備投資を通じて、持続的競争優位の源泉となる人材の確保・育成とビジネスパートナーとの連携強化にも注力し、デジタル技術を通じた社会課題解決と社会貢献を通じて存在価値の高い企業を目指しています。

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