- 日本企業
- ヘッドウォータース
ヘッドウォータースJP:4011
沿革
2005年11月 |
東京都新宿区西新宿にソフトウエア開発を目的とした、株式会社スマートビジョンテクノロジー(資本金10百万円)を設立 |
2007年8月 |
株式移動によりバリストライド株式会社の子会社となる |
2007年10月 |
本社を東京都新宿区新宿一丁目に移転 |
2007年10月 |
商号を「株式会社ヘッドウォータース」に変更 |
2008年3月 |
当社代表取締役である篠田庸介への第三者割当増資に伴いバリストライド株式会社から独立 |
2008年11月 |
東京都新宿区新宿に合弁企業として株式会社東忠ヘッドウォータースを設立(持株比率50%) |
2009年11月 |
ISMS情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC27001の認証を取得 |
2010年1月 |
本社を東京都新宿区新宿二丁目に移転 |
2010年3月 |
Life Time Technologies Co.,Ltd. (ベトナム)の株式を一部取得(持株比率16.1%) |
2011年10月 |
カンボジアに合弁企業としてJCIT Co.,Ltd.を設立(持株比率60.0%) |
2014年6月 |
ロボットアプリ制作サービスを開始 |
2014年10月 |
ベトナムに合弁企業としてIELOVE Vietnam Co.,Ltd.を設立(持株比率49.0%) |
2014年12月 |
ベトナムに合弁企業としてSPORTSONE VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立(持株比率34.0%) |
2015年1月 |
「Pepperサービス」「Pocket Work Mateサービス」を開始 |
2015年4月 |
株式会社東忠ヘッドウォータースを閉鎖 |
2015年7月 |
JCIT Co.,Ltd.の全株式を譲渡 |
2016年3月 |
クラウドロボティクスサービス「SynApps」をリリース |
2016年5月 |
SPORTSONE VIETNAM COMPANY LIMITEDの全株式を譲渡 |
2016年8月 |
IELOVE Vietnam Co., Ltd.を譲渡 |
2016年9月 |
Life Time Technologies Co.,Ltd.の全株式を譲渡 |
2018年1月 |
マルチAIプラットフォーム「SyncLect」をリリース |
2020年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2022年2月 |
子会社として株式会社ヘッドウォータースコンサルティングを設立(持株比率100.0%) |
2022年2月 |
子会社として株式会社ヘッドウォータースプロフェッショナルズを設立(持株比率100.0%) |
2022年3月 |
本社を東京都新宿区西新宿六丁目に移転 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行 |
事業内容
ヘッドウォータースグループは、ヘッドウォータースとその連結子会社であるヘッドウォータースコンサルティング、ヘッドウォータースプロフェッショナルズの3社で構成されています。同社グループは、「エンジニアからビジネスパーソンへ」という理念のもと、AIを活用した経営課題の解決を提案、開発し、企業の発展に貢献しています。創業時からシステム開発や業務コンサルティングのノウハウを蓄積し、特に2014年からは人型ロボット向けアプリケーション開発やAIソリューション開発に注力してきました。
同社グループが提供するAIソリューション事業は、インテグレーションサービスとOPSサービスで構成されています。インテグレーションサービスでは、業務分析から実証実験、開発、運用までの一連のプロセスをワンストップで提供し、AI導入の際に生じる顧客との認識齟齬を防ぎます。また、DXサービスでは、顧客企業のデジタル化を支援し、デジタルトランスフォーメーションを計画的に進めることで、業務の効率化を図ります。
プロダクトサービスとしては、「SyncLect」や「Pocket Work Mate」などのAIプロダクトを提供またはカスタマイズし、顧客の経営課題を解決します。「SyncLect」はAIソリューション開発を短納期、低コストで行うためのAIプラットフォームであり、「Pocket Work Mate」は業務マニュアルのデジタル化や業務ノウハウの共有を行うサービスです。
OPSサービスでは、開発したシステムの改善や保守、AIの機械学習サポートを行い、システムの有効活用を支援します。これにより、同社グループは顧客のデジタルトランスフォーメーションとAI導入をトータルでサポートし、企業の成長を促進しています。
経営方針
ヘッドウォータースグループは、エンジニアの職能をクリエイティブな存在へと再定義し、テクノロジーの深い理解を基に新たな事業を創出することをミッションとしています。同社は、エンジニアが最新テクノロジーを駆使して社会課題を解決し、より良い未来へと導くことを目指しています。経営上の目標達成においては、売上総利益率を重要な指標と位置付け、生産性の向上やコスト削減を通じて売上高を増加させる戦略を採用しています。
情報通信産業、特にAI分野の加速度的な進化に伴い、同社グループはAIビジネスの成長機会を捉え、新たなビジネス創出に注力しています。AI市場の拡大とともに、AIソリューション事業を中心に、インテグレーションサービスやOPSサービスを提供し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
対処すべき主要課題として、AIの実用化における費用対効果の最適化、AI導入顧客数の拡大、優秀な人材の確保・育成、そしてコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化が挙げられます。これらの課題に対応するため、同社グループは最新のAI技術の検証、AI導入事例の創出、人材育成と福利厚生の充実、内部統制の強化に努めています。
ヘッドウォータースグループは、AIを活用したソリューション提供により、企業のデジタル化と成長を促進することを目指しており、その成長戦略は、技術革新と社会課題解決の両輪で推進されています。