サインポストJP:3996

時価総額
¥35.9億
PER
14.4倍
コンサルティング事業、イノベーション事業、DX・地方共創事業を展開し、金融業界向けコンサルティングやAI搭載レジ「ワンダーレジ」、無人決済システム「TTG-SENSE」などを提供。

事業内容

サインポストは、コンサルティング事業、イノベーション事業、DX・地方共創事業の三つの事業セグメントを持っています。これらの事業は、各々の強みや営業基盤を共有し、補完し合いながら運営されています。サインポストは、業界と業務内容を熟知し、顧客の立場に立って具体的な経営・業務課題の解決策を立案し、自ら実行することで、付加価値の高いサービスや製品を提供しています。

コンサルティング事業では、金融業界の企業を中心に、経営・業務課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。準委任契約や派遣契約を通じて、顧客の一員としてプロジェクトマネジメント支援やIT部門のプロジェクト推進をサポートし、課題の特定から解決策の立案、実行までを一貫して行います。

イノベーション事業では、独自開発の人工知能「SPAI」や設置型AI搭載レジ「ワンダーレジ」など、社会問題の解決に資する製品・サービスを開発、販売しています。また、JR東日本スタートアップ株式会社と合弁で株式会社TOUCH TO GOを設立し、無人決済システム「TTG-SENSE」などを開発、販売しています。

DX・地方共創事業では、デジタルトランスフォーメーション(DX)技術やオープンイノベーションを活用した製品・ソリューションを提供しています。顧客の経営課題・業務課題に対して、ITやDXの専門的見地からアドバイスを行い、最適なソリューションの提供と解決策の実行まで一貫したコンサルティングサービスを提供しています。

経営方針

サインポストは、2030年に日本を代表する企業となることを目指し、成長戦略を推進しています。2025~2026年度の経営方針として「安心と挑戦、そして飛躍へ」を掲げ、事業と組織の両面から成長を加速させる基盤づくりに注力しています。特に、人的資本の強化、事業領域の拡大、生成AIの時代への対応を施策の中核に据えています。

人的資本の強化では、社員の採用育成とエンゲージメント向上を重視しています。中途採用活動を強化し、社員が長期間にわたって能力を発揮できる環境を整えることで、企業価値の向上を図ります。これにより、事業の拡大を支える基盤を築くことを目指しています。

事業領域の拡大においては、コンサルティング事業でのITやDXプロジェクト支援の強化を図ります。銀行間の連携やアライアンス強化を支援し、地域金融の機能向上に貢献します。イノベーション事業では、EC事業者向けのソリューション開発を進め、小売・流通業界の生産性向上を目指します。

AI時代への対応として、AIの活用とロボットによる自動化を推進します。人口減少や高齢化による労働力不足を補うため、AI技術の進化に追随し、業務への積極的な活用と普及促進を図ります。これにより、成長機会の獲得と生産性向上を実現します。