PKSHA TechnologyJP:3993

時価総額
¥1405.7億
PER
123.8倍
AI技術を駆使し、自然言語処理、音声認識、画像認識、機械学習/深層学習のアルゴリズムモジュール開発に取り組む。AI Research & Solution事業では共同研究開発からソリューション提供まで、AI SaaS事業では「PKSHA Chatbot」や「PKSHA Voicebot」などのソフトウエアプロダクトを展開。

沿革

2012年10月

東京都新宿区に機械学習技術を用いたデータ解析事業を事業目的とした、株式会社AppResearch(資本金1,000千円)を設立

2013年2月

アルゴリズムモジュール(注1)「予測モジュール<Predictor>」を開発

2013年6月

本店所在地を東京都文京区本郷七丁目「東京大学産学連携プラザ」に移転

2013年11月

アルゴリズムモジュール「強化学習モジュール<Reinforcer>」を開発

2014年2月

本店所在地を東京都文京区本郷七丁目「東京大学アントレプレナープラザ」に移転

2014年3月

アルゴリズムモジュール「推薦モジュール<Recommender>」を開発

2014年8月

株式会社AppResearchから株式会社PKSHA Technologyに商号変更

2014年12月

アルゴリズムモジュール「異常検知モジュール<Detector>」を開発

2014年12月

アルゴリズムモジュール「テキスト理解モジュール<Dialogue_1>」を開発

2015年3月

アルゴリズムモジュール「画像/映像解析モジュール<Recognizer>」を開発

2015年10月

アルゴリズムモジュール「対話モジュール<Dialogue_2>」を開発

2015年10月

CRM領域のアルゴリズムソフトウエア(注2)「CELLOR(セラー)」をリリース

2016年10月

カスタマーサポート領域のアルゴリズムソフトウエア「BEDORE(ベドア)」をリリース

2016年10月

BERODE事業(自然言語処理技術を用いたカスタマーサポートソリューション)を会社分割により子会社化。東京都文京区本郷二丁目に株式会社BEDORE設立(現 連結子会社)

2016年12月

動画像認識領域のアルゴリズムソフトウエア「HRUS(ホルス)」(注3)をリリース

2016年12月

業務拡張のため、本社を東京都文京区本郷二丁目「本郷瀬川ビル」に移転

2017年9月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2018年7月

株式会社Sapeetの株式を取得し子会社化

2019年7月

株式会社アイテック(注4)の全株式を取得し子会社化

2021年5月

株式会社アシリレラの株式を取得し子会社化

2021年6月

株式会社PRAZNAの全株式を取得し子会社化

2022年4月

子会社である株式会社BEDORE、株式会社PRAZNAをそれぞれ株式会社PKSHA Workplace、株式会社PKSHA Communicationに商号変更

2022年9月

東京証券取引所スタンダード市場に上場市場を変更

2023年1月

子会社である株式会社アシリレラを株式会社PKSHA Associatesに商号変更

事業内容

PKSHA Technologyは、AI技術を駆使して社会課題の解決に取り組む企業です。同社は、自然言語処理、音声認識、画像認識、機械学習/深層学習などの分野で複数のアルゴリズムモジュールを開発し、これらをソフトウェアやハードウェアに組み込んでいます。事業は大きくAI Research & Solution事業とAI SaaS事業の2つに分かれており、前者ではパートナー企業との共同研究開発からソリューション提供までを行い、後者では開発したアルゴリズムを基にしたソフトウェアプロダクトを販売しています。

AI Research & Solution事業では、IoT機器からのデータ収集サービスの開発などを行っており、AI SaaS事業では、自動応答エンジン「PKSHA Chatbot」や「PKSHA Voicebot」、FAQシステム「PKSHA FAQ」、RPAソフトなどを提供しています。これらのサービスは、顧客接点の自動化や社内業務の効率化を目的としており、労働力不足の解消や業務の高度化に貢献しています。

また、同社はアルゴリズムモジュールの販売形態として、AI Research & Solution事業では顧客企業のソフトウェアやハードウェアに組み込む形態を、AI SaaS事業では自社のソフトウェアに組み込み販売する形態を取っています。収益構造は、初期設定時に受け取るイニシャルフィーと、設定後月額で受け取るライセンスフィーから成り立っています。

PKSHA Technologyは、技術開発と事業展開の両面で、AI技術を活用した社会課題の解決に貢献している企業です。

経営方針

PKSHA Technologyは、AI技術を活用して社会課題の解決に取り組む企業であり、その成長戦略は技術革新と社会実装の推進に重点を置いています。同社は、「未来のソフトウェアを形にする」というコーポレートミッションのもと、アルゴリズム技術を用いた各種ソフトウェア・ハードウェアの知能化を目指しています。特に、深層学習技術の進展や大規模言語モデルの性能向上を背景に、社会に普及する未来のソフトウェアの開発に注力しています。

成長戦略の具体的な取り組みとして、PKSHA Technologyは開発体制の強化、営業体制の強化、社内環境の整備、内部管理体制の強化、情報管理体制の強化、そしてシステムの安定性確保に努めています。これらの取り組みは、安定的かつ着実な事業拡大を図る上で不可欠であり、顧客サービスのパフォーマンス維持・向上、労働力減少や在宅勤務による労働環境の変化への対応、従業員が働きやすい環境の構築、企業規模の拡大に適した内部管理体制の構築などを目指しています。

また、同社はAI Research & Solution事業とAI SaaS事業を通じて、自然言語処理、音声認識、画像認識、機械学習/深層学習などの分野で開発したアルゴリズムモジュールをソフトウェアやハードウェアに組み込み、顧客接点の自動化や社内業務の効率化を目的としたサービスを提供しています。これにより、労働力不足の解消や業務の高度化に貢献しており、収益構造はイニシャルフィーとライセンスフィーから成り立っています。

PKSHA Technologyは、技術革新と社会実装を軸に、AI技術を活用した社会課題の解決に向けた事業展開を推進しています。