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ニーズウェルJP:3992
沿革
1986年10月 |
東京都北区西ヶ原に株式会社ニーズウェルを設立。 経営コンサルティングを主要な業務とし、経営計画の策定・改善業務・システム設計等の事業開発を実施する。 |
1992年8月 |
システム部を創設。 経営コンサルティングからシステム開発まで業容を拡大する。 |
1998年1月 |
東京都新宿区富久町に本社を移転。 システムコンサルティング・システム開発事業の拡大を目指して社員の定期採用を開始。 |
2003年10月 2003年11月 |
中期経営計画においてシステム開発事業の拡大を決定。 システム技術者の大幅増員を実現するため、キャリア採用を強化する。 第三者割当増資を実施。資本金49百万円とする。 |
2004年11月 |
第三者割当増資を実施。資本金2億円とする。 |
2008年11月 |
プライバシーマークを取得。 |
2010年5月 |
ISO27001(ISMS)認証を取得。 |
2012年5月 2012年10月 |
ISO9001(QMS)認証を取得。 基盤構築サービスを開始。 |
2013年4月 |
コネクテッド開発(旧 組込系開発)サービスを開始。 |
2017年9月 2017年10月 |
東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。資本金4億7百万円、資本準備金2億64百万円とする。 ソリューション(旧 ソリューション・商品等売上)サービスを開始。 |
2018年4月 2018年6月 |
普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。 東京証券取引所市場第二部へ市場変更。 |
2019年1月 2019年6月 2019年8月 2019年10月 |
普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。 東京証券取引所市場第一部に指定。 AIビジネスを開始。 ニアショア(遠隔地)開発拠点として、長崎開発センターを開設。 東京都千代田区紀尾井町に本店事務所を移転。 |
2020年10月 |
物流、コネクテッド・ビジネスを開始。 |
2021年9月 2021年10月 |
新株発行を完了。資本金9億7百万円、資本準備金7億63百万円とする。 設立35周年。 零壱製作株式会社の総発行済株式数の70%を取得し子会社化。 |
2022年4月 2022年10月 |
東京証券取引所プライム市場に移行。 株式会社ビー・オー・スタジオの全株式を取得し子会社化。 株式会社コムソフトの全株式を取得し子会社化。 |
2023年6月 |
普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。 |
事業内容
ニーズウェルは、零壱製作株式会社、株式会社ビー・オー・スタジオ、株式会社コムソフトを子会社に持つ独立系情報サービス企業です。技術革新が激しい情報サービス産業において、技術向上に努め、顧客満足を実現することを目指しています。同社グループは、情報サービス事業を主軸に展開しており、その事業内容は大きく四つのサービスラインに分けられます。
第一に「業務系システム開発」では、金融、物流、通信、流通、サービスなど多岐にわたる分野でシステム開発を手がけています。この分野では、システムの企画立案から保守・運用に至るまで、システム開発のライフサイクル全般に関与しています。
第二の「基盤構築」では、ITシステムの基盤となるサーバやネットワーク環境の設計、構築、導入を行っています。クラウド構築にも本格的に参入し、仮想デスクトップ構築に強みを持っています。
第三に「コネクテッド開発」は、IoTや自動車自律走行など技術革新が進む分野でのサービス提供を行っており、インターネットで接続された機器から収集したデータを業務系システムに連動させるサービスなどを手がけています。
最後に「ソリューション」では、情報セキュリティ対策、業務効率化、AI技術を活用したDX推進など、顧客のビジネス目的に合わせた最適なソリューションサービスの提供を行っています。また、顧客からの依頼に応じてコンピュータや周辺機器、ソフトウェアの販売も手がけています。
ニーズウェルは、これらのサービスラインを通じて、顧客のニーズに応じた技術・ノウハウの組み合わせによるサービス提供を可能としており、広く経済社会に貢献し続けることを経営理念としています。
経営方針
ニーズウェルは、顧客満足を最優先に掲げ、広く経済社会に貢献することを経営理念としています。同社は、技術革新の激しい情報サービス産業において、業務系システム開発、基盤構築、コネクテッド開発、ソリューションの4つのサービスラインを展開し、技術向上に努めています。
中期経営計画では、事業基盤の確立を最優先課題として位置づけ、特に金融系分野での業務知識の蓄積と技術者の育成に注力しています。また、グループシナジーや資本業務提携を通じた受注拡大も目指しています。さらに、AIとIoTを活用したデータ集積・活用、ローコード開発プラットフォームの活用による生産性向上と競争力強化にも取り組んでいます。
重点施策としては、マイグレーション開発ビジネスの拡大、ITアウトソーシングビジネスの拡大、物流ビジネスの拡大、AIビジネスの拡大、ソリューションビジネスの拡大、ニアショア開発の拡大を挙げています。これらの施策を通じて、安定的な収益確保と競争力の強化を目指しています。
ニーズウェルは、技術革新に対応し、社員の育成にも力を入れることで、社会に貢献する人材を育成し、持続可能な成長を目指しています。同社の取り組みは、情報サービス産業の発展に貢献し、顧客にとって価値あるサービスを提供することで、経済社会全体の発展に寄与しています。