シェアリングテクノロジーJP:3989

時価総額
¥123.9億
PER
9.6倍
ポータルサイト「生活110番」とバーティカルメディアサイト運営、24時間コールセンター対応、加盟店マッチングサービス提供。

沿革

2006年11月

京都府京都市山科区において株式会社リッツを設立

2007年5月

愛知県名古屋市中区(あいちベンチャーハウス)へ本社移転

2009年5月

インターネット回線の取次サービスを提供する「ネット110番事業」を開始

2010年7月

愛知県名古屋市中区新栄へ本社移転

2012年4月

『暮らしのお困りごと』に関する「バーティカルメディアサイト」の運営等を目的とし、「WEB事業」を開始

2012年6月

愛知県名古屋市中区丸の内へ本社移転

2013年12月

会社分割によりネット110番株式会社を新設し、株式譲渡により非子会社化

2015年6月

『暮らしのお困りごと』に関する総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営を開始

2015年9月

商号をシェアリングテクノロジー株式会社に変更

2017年8月

東京証券取引所のマザーズ市場へ株式を上場

2017年12月

愛知県名古屋市中村区へ本社移転

2017年12月

フランチャイズの窓口株式会社の子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2023年4月

アズサポート株式会社(旧・藤澤不動産株式会社)の子会社化

事業内容

シェアリングテクノロジーは、日常生活における様々な困りごとに対応するサービスを提供している企業です。同社の主要事業は、「暮らしのお困りごと」事業であり、ポータルサイト「生活110番」や専門性の高いバーティカルメディアサイトを運営しています。これらのサイトを通じて、ユーザーからの問い合わせに基づき、全国各地の加盟店とマッチングするサービスを展開しています。

同社は、24時間365日稼働するコールセンターを自社で運営し、専任スタッフがユーザーのニーズをヒアリング。その情報に基づき、適切なサービス提供が可能な加盟店を選定し、マッチングを行います。サービス提供形態は、「成果報酬型」と「紹介報酬型」があります。

取り扱うサービスジャンルは約150ジャンルに及び、日常生活で発生する様々なトラブルや季節に応じた問題に対応しています。これにより、景気変動の影響を受けにくい安定した事業基盤を持っています。また、少子高齢化の進行と高齢者のインターネット利用の普及が、ビジネスの拡大に寄与していると考えています。

さらに、シェアリングテクノロジーは自社開発システム「Mover」を導入しており、これにより加盟店との一括管理が可能となり、サービスの質の向上につながっています。「Mover」を通じて加盟店の情報管理を行い、データの蓄積から質の高いサービス提供を実現しています。また、ビッグデータの活用によるサービス向上も視野に入れています。

経営方針

シェアリングテクノロジーは、日常生活における様々な困りごとに迅速かつ適切に対応するサービスを提供する企業です。同社は、そのミッション「新たな仕組みで、安心な暮らしを、」のもと、WEBを中心とした集客力の向上、優良な加盟店ネットワークの拡充、基幹システムの強化、お客様満足度の向上、内部管理体制の強化、優秀な人材の確保と組織体制の強化、システムの安定的な稼働、自社施工の取り組みという8つの重点領域に注力しています。

同社は、ポータルサイト「生活110番」や専門性の高いバーティカルメディアサイトの運営を通じて、集客力の向上を図っています。リスティング広告やオーガニック検索経由の流入強化に加え、サイトの再構築やUIの強化、コンテンツの拡充を進めています。また、全国に広がる加盟店ネットワークをさらに充実させ、お客様満足度の高いサービス提供を目指しています。

基幹システム「Mover」の運用により、加盟店との案件管理を一括で行い、サービスの質の向上に努めています。さらに、お客様満足度の向上を目指し、現場からのニーズをサービスプラットフォームとシステムに反映し、加盟店のサービス水準の向上に取り組んでいます。

内部管理体制の強化、優秀な人材の確保と組織体制の強化にも注力し、事業拡大に向けた基盤を固めています。システムの安定稼働を目指し、人員の確保・拡充に努めるとともに、自社施工の取り組みを進め、業界理解の深化と高品質なサービス提供を追求しています。

これらの取り組みを通じて、シェアリングテクノロジーは、安心できる暮らしを支えるサービスの提供を目指し、継続的な成長と経営基盤の安定を図っています。