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オロJP:3983
沿革
2000年9月 |
「有限会社オロ」を株式会社に改組し、「株式会社オロ」を設立 |
2004年8月 |
ウェブサイト構築、運用保守業務を開始 |
2005年12月 |
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得 |
2006年6月 |
SaaS対応型 ERPパッケージ「ZAC Enterprise」を開発、販売開始 |
2006年9月 |
本店を東京都目黒区(現本店所在地)に移転 |
2007年7月 |
プライバシーマーク付与認定取得 |
大阪支社(現:西日本支社)開設 |
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2008年3月 |
北海道支社開設 |
2010年1月 |
中国現地法人 欧楽科技(大連)有限公司 設立(現:連結子会社) |
2010年2月 |
環境マネジメントシステム(EMS)認証取得 |
2012年3月 |
宮崎サポートセンター開設 |
2012年9月 |
中部支社開設 |
2012年12月 |
マレーシア現地法人 oRo Malaysia Sdn. Bhd. 設立(現:連結子会社) |
2013年1月 |
ベトナム現地法人 oRo Vietnam Co., Ltd. 設立(現:連結子会社) |
2013年5月 |
シンガポール現地法人 oRo Technology Singapore Pte. Ltd. 設立 |
2014年7月 |
タイ現地法人 oRo (Thailand) Co., Ltd. 設立(現:連結子会社) |
2016年1月 |
台湾現地法人 台灣奧樂股分有限公司 設立(現:連結子会社) |
2016年5月 |
中国現地法人 大連奥楽広告有限公司 設立(現:連結子会社) |
2016年9月 |
株式会社オロ宮崎 設立(現:連結子会社) |
2017年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2018年3月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2018年7月 |
Crossfinity Digital Asia Pte. Ltd.(現:oRo Digital Asia Pte. Ltd.)の全株式を取得し子会社化(現:連結子会社) |
2018年11月 |
福岡支社開設 |
2019年4月 |
株式会社oRo code MOC設立(現:連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行 |
事業内容
オログループは、10社から構成される企業群で、その事業は主に「クラウドソリューション事業」と「デジタルトランスフォーメーション事業」の二つに分類されます。クラウドソリューション事業では、ERPパッケージ「ZAC」及び「Reforma PSA」の開発・販売を中心に、企業や組織の効率化や生産性向上を支援しています。「ZAC」は、販売・購買・勤怠・経費などの業務処理を効率化する統合基幹業務システムで、パラメータ設計により多様な業種や商習慣に対応可能です。「Reforma PSA」は、従業員50名未満の企業向けに提供されるサービスで、標準的なパラメータ設定により導入が容易です。
一方、デジタルトランスフォーメーション事業では、デジタルマーケティング支援、CI開発、ウェブサイトの戦略策定からUX設計・UIデザイン、サイト運用までを一気通貫で行うソリューションを提供しています。この事業は、企業のデジタルシフトをトータルに支援し、企業と顧客の新しい関係性を生み出すことを目指しています。また、オログループは、日本国内だけでなく、東南アジアや中国においてもデジタルマーケティングやシステム設計・開発、インバウンド業務支援などを行っており、グローバルな視点での事業展開を進めています。
オログループは、企業の内側を強化するソリューションと外側を強化するソリューションの両方を提供することで、企業のデジタルトランスフォーメーションを全面的に支援しています。デジタル技術の急速な進化に伴い、企業のブランディングやマーケティングの推進、業務処理の効率化など、多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開している点が特長です。
経営方針
オログループは、クラウドソリューション事業とデジタルトランスフォーメーション事業を二つの柱として、中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、技術志向の企業として「Technology×Creative」をスローガンに掲げ、最新の技術分野への挑戦を通じて、世界企業を目指しています。特に、クラウドERP「ZAC」のSaaS型契約への一本化や、大企業および海外中堅中小企業への提案活動強化を通じて、中長期での収益力強化を目指しています。
また、デジタルトランスフォーメーション事業では、トップマネジメント層の採用や営業職の採用を進め、組織体制を強化しています。同社は、クライアントのマーケティング戦略を具体的な施策に落とし込み、着実に実行する体制を構築することで、業界内での認知を目指しています。さらに、海外市場における機会を取り込むため、海外連結子会社の営業体制及びガバナンスの強化、グローバルパートナーの開拓を進めています。
オログループは、事業を通じた社会課題の解決、人材の採用・育成・定着および多様性の確保、事業活動における温室効果ガス排出量の削減など、持続可能な社会の実現にも貢献していくことを目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。