オロ (3983) 株価

時価総額
¥316.3億
PER
14.4倍
クラウドERPシステムの有力企業。プロジェクト型ビジネス向けクラウドERP「ZAC」とマーケティングソリューションを展開。26年ベトナムでZAC提供開始予定。日本・東南アジア・中国・台湾に子会社を構え、9社で構成。

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事業内容

オロは、企業のデジタル変革を支援する「テクノロジー×クリエイティビティ」を軸とした技術志向の企業です。同社は企業の内側を強くするクラウド型の業務システムと、外側を強くするデジタルマーケティングの両方のソリューションを提供しています。これにより、企業のデジタル化を総合的に支援できる点が強みとなっています。

同社の収益構造は2つの事業セグメントに分かれており、主要顧客層も異なります。クラウドソリューション事業では、広告業やIT企業、コンサルティング業などのプロジェクト型ビジネスを展開する企業が中心顧客です。一方、マーケティングソリューション事業では、全国に店舗網を持つ大企業が主要顧客となっており、直接販売と代理店経由の間接販売を組み合わせた販売体制を構築しています。

クラウドソリューション事業の主力製品は、企業向け統合基幹業務システム「ZAC」と、中小企業向けの「Reforma PSA」です。「ZAC」は独自の「パラメータ設計」により、個別開発なしで各企業の業務に適合できる仕組みを持っています。マーケティングソリューション事業では、全国展開企業向けのエリアマーケティングや大規模サイト運用支援を中核とし、東南アジア・中国の現地子会社を活用した海外進出支援やインバウンド集客支援も展開しています。

経営方針

オロは「テクノロジー×クリエイティビティ」をスローガンに掲げ、クラウドソリューション事業とマーケティングソリューション事業の二本柱で企業のデジタル変革を支援しています。同社は売上収益、営業利益、ROEを重要な経営指標として設定し、高収益事業の開発とビジネスモデルの確立により、これらの向上を目指しています。持続的成長の実現に向けて「事業」「人材」「環境」を重要課題として位置づけ、社会課題の解決と企業価値向上の両立を追求する方針です。

クラウドソリューション事業では、主力製品「ZAC」の販売形態を2023年1月からSaaS型契約に一本化することで、顧客生涯価値の向上と中長期での収益力強化を図っています。ZACの最大の特徴は、案件・プロジェクトを軸とした統合データ管理により、リアルタイムでの案件別損益管理を実現できる点にあります。同社は約44,000社とされる国内のIT・広告・コンサルティング業界の中堅・中小企業市場から、2026年には国内大企業と海外市場への展開を計画しており、特にベトナムでは既に受注実績を上げています。

技術革新への取り組みでは、ZACに蓄積される高品質な経営データを活用した生成AI機能の研究開発を推進しています。同社は、厳格な権限管理と承認フローを経た1次データの信頼性の高さを武器として、経営者の意思決定や現場マネジメントを支援する高付加価値機能の開発に注力しています。また、2026年1月に設立した開発本部に各事業の開発機能を統合し、開発品質とスケール力を向上させることで、AI技術を効果的に取り入れた新サービス開発を加速する体制を整えました。

マーケティングソリューション事業では、生成AIの普及による事業環境の変化に対応するため、主要クライアントとの関係強化と高付加価値提案に重点を置いています。同社の強みである統合的な提案力により、マーケティング戦略立案からデジタル広告運用、システム制作まで一貫したサービスを提供し、AI単体では代替困難な課題解決に取り組んでいます。また、海外連結子会社の営業体制強化とグローバルパートナー開拓により、リスクを抑制しながら海外市場での事業拡大を進める計画です。

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