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ビーグリーJP:3981
沿革
2004年10月 |
東京都渋谷区に「株式会社ビービーエムエフ(旧ビービーエムエフ)」を設立。 |
2005年3月 |
本社を東京都港区に移転。 |
2005年8月 |
ジェイディスク株式会社を子会社化(同社は2015年4月解散、同年7月清算結了)。 |
2006年4月 |
フィーチャーフォン向けコミック配信サービス「ケータイ★まんが王国」を開始。 |
2008年7月 |
iPhone3Gの日本発売と同時にコミックアプリを配信開始。 |
2008年8月 |
南京波波魔火信息技木`有限公司を子会社化。(同社は2016年2月解散決議、2018年11月清算結了)。 |
2008年9月 |
株式会社ニューを存続会社として吸収合併、商号を「株式会社ビービーエムエフ」に変更。 |
2008年12月 |
本社を東京都千代田区に移転。 |
2010年7月 |
まんが王国累計1億冊ダウンロード突破。 |
2010年8月 |
商号を「menue株式会社(旧menue)」に変更。 |
2011年5月 |
Androidアプリのリリースを開始。 |
2011年11月 |
スマートフォン向けコミック配信サービス「まんが王国」を開始。 |
2014年2月 |
株式会社MNHが当社株式を全部取得し、当社は株式会社MNHの完全子会社となる。 |
2014年5月 |
株式会社MNHが当社を吸収合併し、消滅会社となる。 |
2013年11月 |
「株式会社MNH」を設立。 |
2014年2月 |
menue株式会社(旧menue)の全株式を取得し、同社を完全子会社とする。 |
2014年5月 |
株式会社MNHを存続会社としてmenue株式会社(旧menue)を吸収合併、商号を「menue株式会社」に変更。 |
2014年9月 |
商号を「株式会社ビーグリー」に変更、本社を東京都港区に移転。 |
2016年4月 |
まんが王国サービス開始から10周年を迎える。 |
2016年9月 |
まんが王国累計5億冊ダウンロード突破。 |
2017年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2017年5月 |
漫画家・イラストレーターファンのための通販サイト「FUNDIY STORE」を開始。 |
2018年3月 |
東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更。 |
2018年4月 |
まんが王国会員数100万人突破。 |
2018年11月 |
株式会社ノベルバを完全子会社化。 |
2019年1月 |
まんが王国会員数200万人突破。 |
2019年4月 |
まんが王国累計10億冊ダウンロード突破。 |
2019年8月 |
完全子会社の株式会社ノベルバを吸収合併。 |
2019年10月 |
まんが王国会員数300万人突破。 |
2020年7月 |
まんが王国会員数400万人突破。 |
2020年10月 |
株式会社ぶんか社ホールディングスを完全子会社化。 |
2021年1月 |
株式会社ぶんか社ホールディングスを存続会社として株式会社ぶんか社グループを吸収合併、商号を「株式会社ぶんか社グループ」に変更。 |
2021年5月 |
まんが王国累計15億冊ダウンロード突破。 |
2021年6月 |
まんが王国会員数500万人突破。 |
2021年11月 |
日本テレビ放送網株式会社との資本業務提携契約締結。 |
2021年12月 |
日本テレビ放送網株式会社の持分法適用会社となる。 |
2022年2月 |
まんが王国会員数600万人突破。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年7月 |
まんが王国累計18億冊ダウンロード突破。 |
2022年11月 |
まんが王国会員数700万人突破。 |
事業内容
ビーグリー株式会社とその連結子会社5社は、プラットフォームセグメントとコンテンツセグメントの2つの主要事業を展開しています。プラットフォームセグメントでは、インターネットを活用したユーザー課金サービスとその付帯サービスを提供しており、代表的なサービスには16周年を迎えた老舗コミック配信サービス「まんが王国」や小説投稿サービス「ノベルバ」があります。これらのサービスは、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、消費者行動に大きな影響を与えています。
コンテンツセグメントでは、特に女性向けの漫画ジャンルに強みを持ち、デジタルとの親和性の高い作品制作を通じて新たな感動を提供することを目指しています。中核会社である株式会社ぶんか社は、連続ドラマ化された「義母と娘のブルース」をはじめ、多くの優良作品を保有しており、デジタル出版を積極的に推進しています。
ビーグリーは、直接契約によるライセンス獲得や自社開発のビューアやレコメンド機能、データを用いたプロモーションなど、独自の強みを活かして市場での差別化を図っています。また、日本テレビ放送網株式会社との資本業務提携を通じて、IP創出や利活用の拡大など、コンテンツプロデュース機能の強化を図っています。これらの取り組みにより、ビーグリーはファンとコンテンツを感動とともにつなげる企業を目指しています。
経営方針
ビーグリー株式会社は、ファンとコンテンツを感動とともにつなげることを目指すコンテンツプロデュースカンパニーとして、独自の成長戦略を推進しています。同社は、プラットフォームセグメントとコンテンツセグメントの2つの主要事業を通じて、デジタルコンテンツの強化と紙出版の最適化を図り、グループ全体の利益増加を目指しています。特に、16周年を迎えたコミック配信サービス「まんが王国」を中心に、ユーザーが興味を持つコンテンツと出会えるようなサービスの提供に力を入れています。
ビーグリーは、電子書籍市場の拡大とともに競合他社との競争が激化する中、独自の強みを活かした市場での差別化を図っています。これには、自社開発のビューアやAIレコメンド機能を活用したユーザー体験の向上、お得なポイントプログラムやキャンペーンの実施、優良タイトルの掘り起こしや決済手段の多様化などが含まれます。また、日本テレビ放送網株式会社との資本業務提携を通じて、IP創出や利活用の拡大によるコンテンツプロデュース機能の強化も進めています。
さらに、ビーグリーは、優良・独自コンテンツの制作、サービス・企業認知度の向上、有能な人材の育成と確保といった施策にも注力しています。これらの取り組みを通じて、同社はグローバルで通用するコンテンツプロデュースカンパニーへの成長を目指しており、経営上の目標達成に向けた客観的な指標として、売上高、当期純利益、ROEの増加を重要視しています。これらの戦略的取り組みは、ビーグリーが直面する経営環境の変化や市場競争の激化に対応し、持続的な成長を実現するためのものです。