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シャノンJP:3976
沿革
2000年8月 |
東京都世田谷区下馬にコンピューターソフトウェアの企画、制作等を目的として、有限会社シャノン(資本金3百万円)を設立 |
2002年3月 |
本社を東京都世田谷区下馬から東京都目黒区自由が丘に移転 |
2002年4月 |
更なる事業の拡大を目的として株式会社へと組織を変更 |
2003年12月 |
本社を東京都目黒区自由が丘から東京都港区赤坂七丁目に移転 |
2004年12月 |
ISO/IES27001認証取得(認証機関 BSIグループジャパン株式会社)(認証登録番号 IS89514) |
2006年1月 |
セミナー・イベント申込受付管理ASPサービス『スマートセミナー』クラウド版をリリース |
2006年8月 |
本社を東京都港区赤坂七丁目から東京都港区赤坂六丁目に移転 |
2008年5月 |
プライバシーマーク制度認定取得(登録番号 第10822938(04)号) |
2008年7月 |
本社を東京都港区赤坂六丁目から東京都港区虎ノ門に移転 |
2008年11月 |
ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定取得(認定 第0042-0811号) |
2011年2月 |
統合型マーケティング支援サービス『シャノンマーケティングプラットフォーム』をリリース |
2013年2月 |
中華人民共和国上海市に、開発拠点として、想能信息科技(上海)有限公司(連結子会社)を設立 |
2013年9月 |
宮崎県宮崎市に宮崎支社を設立 |
2016年2月 |
本社を東京都港区虎ノ門から東京都港区三田に移転 |
2016年4月 |
大阪府大阪市に関西オフィス(現 関西支社)を開設 |
2017年1月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年11月 |
愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設 |
2020年12月 2021年4月 2021年11月 2021年12月 2021年12月 2022年4月 2022年6月 |
バーチャルイベント専用の子会社として、株式会社ジクウ(連結子会社)を設立 株式会社TAGGYから事業譲受(広告事業) ヴィビットインタラクティヴ株式会社の株式取得(サブスクリプション事業(CMS)) 宮崎県宮崎市に宮崎第二支社を開設 ヴィビットインタラクティヴ株式会社を吸収合併 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場へ変更 後藤ブランド株式会社の株式取得(連結子会社)(広告事業) |
事業内容
シャノンは、マーケティングの再現性を高めることをミッションに掲げ、日本を代表するマーケティングクラウドを目指しています。同社グループは、シャノン本体と連結子会社である想能信息科技(上海)有限公司、株式会社ジクウ、後藤ブランド株式会社の4社で構成されています。主な事業内容として、統合型マーケティング支援サービス「SHANON MARKETING PLATFORM」の開発・販売、DSP広告配信サービス「SHANON Ad Cloud」、コンテンツマネジメントシステム「SHANON vibit CMS cloud」の提供を行っています。また、想能信息科技(上海)有限公司では「SHANON MARKETING PLATFORM」の開発の一部を、株式会社ジクウではメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」の開発・販売を、後藤ブランド株式会社ではWEB広告事業のサービス提供を行っています。
シャノンは、マーケティングオートメーションの重要性に着目し、2011年2月に「SHANON MARKETING PLATFORM」をリリースして以来、国内マーケティングオートメーション市場の創出に努めてきました。このプラットフォームは、顧客ごとに最適な情報を最適なタイミングで提供するニーズに応えるため、企業内に蓄積・散在している大量のデータやデジタルマーケティング活動を通じて取得したデータを効率的に活用することができます。
シャノンの事業セグメントは、サブスクリプション事業、イベントクラウド事業、メタバース事業、広告事業の4つに大別されます。サブスクリプション事業では、BtoB企業に対して「SHANON MARKETING PLATFORM」のクラウド提供を中心に、マーケティング業務の効率化・自動化支援やマーケティング戦略の立案・支援などのコンサルティングサービスを提供しています。イベントクラウド事業では、大規模なイベントや展示会、プライベートショーにおいて、申込受付管理や来場者認証、アフターフォローのメール運用などをワンストップで実現するクラウドサービスを提供しています。メタバース事業では、メタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」を通じて、採用イベントやマッチングイベント、社内イベントなどの開催・運営支援を行っています。広告事業では、「SHANON Ad Cloud」の提供やWEBマーケティングに関するコンサルティングや広告運用代行サービスを提供しています。
経営方針
シャノンは、マーケティングの再現性を高めることをミッションに掲げ、「日本を代表するマーケティングクラウド」を目指しています。同社は、顧客の立場に立ち、個人と会社の成長、チームファースト、創造思考、サイエンスの5つのバリューを行動指針としています。これらを基に、社会に早く付加価値を提供し、次世代に誇れる豊かな世界の実現を目指しています。
経営指標としては、売上高の継続的な拡大、特にサブスクリプション売上の拡大と営業利益率の向上を目標に掲げています。インターネット市場の拡大とクラウドサービス利用の増加、個人情報保護法の全面施行などの経営環境の変化に対応しながら、人材の確保・教育、製品開発投資、同社グループ及びサービスの認知度向上、既存事業の収益拡大など、複数の課題に取り組んでいます。
具体的には、人材育成と組織活性化を目的とした新卒採用や中途採用を積極的に行い、人材育成・開発に注力しています。また、主力製品「SHANON MARKETING PLATFORM」の高機能化や新機能追加など、製品開発投資を推進し、競争優位性の高めています。さらに、自社ブランドの確立と認知度向上のためのデジタルマーケティングやイベントマーケティングを継続し、サブスクリプション収入の増加や顧客満足度の向上を図っています。これらの取り組みを通じて、サブスクリプション事業の生産効率及び利益率の向上に努めています。