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セグエグループJP:3968
沿革
1995年4月 |
ネットワーク・システムインテグレーション(注1)を事業目的として、ジェイズ・コミュニケーション株式会社を大阪市淀川区に資本金1,000万円で設立 |
1999年10月 |
Firewall/VPNアプライアンス(注2)を提供するNetScreen Technologies, Inc.(米国)(注3)のセキュリティ製品の輸入販売を開始 |
2001年4月 |
東京営業所を東京都中央区茅場町に開設 |
2001年5月 |
ネットワーク及びセキュリティシステムのサポート会社として、株式会社イーサポート(現 当社連結子会社)を設立 |
2002年4月 |
本社を現在地の大阪市淀川区西中島に移転 |
2002年10月 |
NetScreen Technologies, Inc.(米国)と代理店契約を締結 |
2003年11月 |
東京営業所を東京本社に名称変更するとともに東京都中央区新川に移転 |
2004年10月 |
一般労働者派遣事業許可を取得 |
2004年12月 |
一般建設業許可(電気通信工事業)を取得 |
2005年3月 |
名古屋営業所を名古屋市中区錦に開設 |
2009年1月 |
大阪センターを大阪市淀川区西中島に開設 |
エンジニア派遣サービスを開始 |
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2010年2月 |
大阪本社の技術力強化を目的として、株式会社芝通より大阪事業所を事業譲受 |
2010年6月 |
東京本社を現在地の東京都中央区新川に移転 |
2012年7月 |
Wi-Fiソリューションを提供するRuckus Wireless, Inc.(米国)(注4)と代理店契約を締結 |
2012年11月 |
エンジニア派遣サービスの提供を目的として、ジェイシーテクノロジー株式会社(現 当社連結子会社)を設立 |
2012年12月 |
ITシステム(主に音声系)の構築サービスの提供等を目的として、ジェイズ・テレコムシステム株式会社(現 当社連結子会社)を設立 |
2013年6月 |
販売パートナーの増加等を目的として、エムワイ・ワークステーション株式会社を完全子会社化 |
2014年12月 |
単独株式移転により、セグエグループ株式会社を東京都中央区新川に設立 |
現物分配により、ジェイズ・テレコムシステム株式会社、株式会社イーサポート、ジェイシーテクノロジー株式会社を子会社化 |
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ジェイズ・コミュニケーション株式会社の福岡営業所を福岡市博多区下川端町に開設 |
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2015年1月 |
ジェイズ・コミュニケーション株式会社がエムワイ・ワークステーション株式会社を吸収合併 |
2015年5月 |
株式会社イーサポートをジェイズ・ソリューション株式会社に社名変更 |
2016年1月 |
ジェイズ・コミュニケーション株式会社が自社開発インターネット分離ソリューション「SCVX」の販売を開始 |
2016年12月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2017年9月 |
ジェイズ・コミュニケーション株式会社が「SCVX」に関連する「アプリケーション利用システム」の特許を取得 |
2018年4月 |
開発力強化を目的に、ファルコンシステムコンサルティング株式会社を子会社化 |
2018年12月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2019年3月 |
九州地区を中心に営業力・技術サポートを強化するため、ジェイズ・コミュニケーション株式会社が株式会社アステムを子会社化 |
2019年6月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2020年3月 |
ジェイズ・コミュニケーション株式会社が自社開発情報漏えい対策ソリューション「RevoWorks Desktop」の販売を開始 |
2020年8月 |
「SCVX」を「RevoWorks」ブランドへ統合 |
2022年1月 |
ジェイズ・コミュニケーション株式会社がファルコンシステムコンサルティング株式会社及び株式会社アステムを吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分再編に伴い、市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年11月 |
株式会社レオンテクノロジー同社代表の守井浩司氏らとの共同出資により、セキュリティサービス提供に特化したセグエセキュリティ株式会社を設立 |
2022年12月 |
ASEANでの事業展開のため、タイ王国のISS Resolution Limitedを子会社化 |
2023年1月 |
グループ組織再編として、吸収分割によりジェイズ・コミュニケーション株式会社のシステムインテグレーション事業の一部をジェイシーテクノロジー株式会社に承継 |
ジェイシーテクノロジー株式会社をジェイズ・テクノロジー株式会社に社名変更 |
事業内容
セグエグループは、純粋持株会社であるセグエグループ株式会社とその連結子会社7社で構成されています。同社グループは「ITソリューション事業」を展開し、ITインフラ及びネットワークセキュリティ製品に関する設計、販売、構築、運用、保守サービスを一貫して提供しています。この事業は「ソリューションプロダクト事業」と「ソリューションサービス事業」に区分されます。
ソリューションプロダクト事業では、セキュリティ製品及びITインフラ製品の輸入・販売を行っています。これには、米国をはじめとする海外メーカーからの輸入や国内代理店からの調達が含まれ、販売パートナーを通じて国内の顧客に提供されます。主要製品には、Firewall/VPN、UTM、次世代Firewall、WAF、マルウェア対策製品などがあります。また、自社開発製品として、テレワークソリューション「RevoWorks」シリーズや認証ソリューション「WisePoint」シリーズを開発・販売しています。
ソリューションサービス事業では、ITシステムの設計・構築サービス、保守・メンテナンスサービス、ヘルプデスクサービスを提供しています。これらのサービスは、販売パートナーを通じてエンドユーザーに提供され、安定した運用や障害の早期解決を支援します。さらに、セキュリティリスクのアセスメントやセキュリティ診断、従業員教育、インシデント発生時の対応など、セキュリティに関するワンストップサービスも展開しています。
また、情報システム業務のトータル支援サービス「Kaetec」を提供し、ITシステム全般のコンサルティングからノンコア業務のアウトソーシングまで幅広く対応しています。その他、ITインフラ分野の技術者派遣やシステムの運用・監視サービスも行っており、提供した製品の利用などに付随するストック型ビジネスを展開しています。
経営方針
セグエグループは、IT技術を駆使して価値を創造し、お客様と共に成長を続けることを理念に掲げています。同社は、ITインフラ及びネットワークセキュリティ製品の設計、販売、構築、運用、保守サービスを一貫して提供するITソリューション事業を展開しており、ソリューションプロダクト事業とソリューションサービス事業に区分されます。
経営指標として、売上高、営業利益、当期純利益を重視し、2024年12月期には売上高170億円、営業利益12億円、親会社株主に帰属する当期純利益8億円を目標としています。これを達成するため、技術者の採用数を倍増させるなどの人材確保・育成、新規商材の検討、自社製品の開発、新規サービスの提供、ストック収入の積上げ、海外進出の検討など、多角的な取り組みを強化しています。
また、IT業界の技術進歩やトレンドの変化、新型コロナウイルスの感染拡大によるデジタルトランスフォーメーションの加速、サイバー攻撃の高度化・複雑化など、経営環境の変化に対応するため、セキュリティ分野にフォーカスし、最新の技術トレンドや顧客ニーズを捉えた新規商材の取扱いやセキュリティ製品及びサービスの開発を進めています。
さらに、事業の拡大を加速させるために、独自の技術を有する企業やビジネスの発展加速が図れる企業とのM&Aや業務・資本提携を進め、グループ各社の事業の整理、リソースの再配置を実行し、グループ全体の最適化とシナジー効果の獲得を目指しています。また、コンプライアンスの徹底及び内部統制の継続的な強化にも取り組んでいます。