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光ビジネスフォーム (3948) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
光ビジネスフォームは、企業向けの帳票類の製造販売とデータプリントサービスを主力とする印刷会社です。同社は連続フォームやシートフォーム、統一伝票、封筒などの各種ビジネス用印刷物を手がけており、顧客企業の業務効率化を支える縁の下の力持ちとして事業を展開しています。
同社の主要顧客は、大量の帳票類を必要とする企業や官公庁などの法人です。特にデータプリントサービスでは、顧客から提供されるデータを基に請求書や明細書などを印刷・加工して納品することで、安定的な収益を確保しています。このサービス型の事業は顧客との長期的な関係構築につながり、継続的な売上基盤となっています。
同社の事業は大きく印刷事業とその他の事業に分かれており、印刷事業が収益の柱となっています。印刷事業では連続フォームやシートフォームなどの標準的な帳票類に加え、応用用紙やパンフレットなど幅広い印刷物を提供しており、その他の事業では関連するサプライ品の販売や情報処理システムの開発も手がけています。
経営方針
光ビジネスフォームは、デジタル化の波に対応した事業変革を加速させています。同社は2024年から2026年の3年間を「飛躍するための基礎固めの時期」と位置付け、ROE7%以上、ROS10%以上、そして2026年度までにPBR1倍の達成を目標に掲げています。この期間中は蓄積した資本を活用して、人的資本への投資と設備投資を積極的に実施し、持続的な成長基盤の構築を目指しています。
同社の重点投資分野は「WEB」と「BPO」の2領域です。WEB分野では単純な電子化にとどまらず、製品提供後も継続的なサービスを展開するリカーリングビジネスモデルの確立に注力しています。ITを中心とした組織体制を構築し、WEBシステムの開発から運用・保守、データベース及びサーバ構築まで一貫して手がける体制を整備しています。BPO分野では、パートナー企業との関係強化を通じて総合的なソリューション型ビジネスモデルを展開し、電子帳簿保存法対応や過去資料の電子化サービスも提供しています。
新市場開拓の柱として、同社は従来の印刷中心の事業から脱却を図っています。高尾工場の機能を他拠点に分散移転し、現有建物を修繕・改修して新機能を備えた拠点として整備する大規模な生産体制再編を進めています。この再編により、従来の印刷機による製造からデジタルプリンターへの移行を推進し、環境配慮型製品の提供を強化しています。また、顧客のDX推進に合わせたハイブリッド型情報提供サービスの展開により、新たな収益源の創出を図っています。
技術革新への取り組みでは、AI機能の充実による業務効率化と、人材のリスキリングを重視しています。従来の印刷オペレーターにはデジタルプリンター技術の習得機会を提供し、変化する事業環境に対応できる人材育成を推進しています。また、近年のサイバー攻撃増加に対応したセキュリティ体制の強化や、異常気象・災害を考慮したBCP・BCMの一層の強化にも取り組んでおり、顧客の信頼性確保と事業継続性の向上を図っています。