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トーモクJP:3946
沿革
1940年12月 |
北海製函乾燥株式会社として創業 |
1949年5月 |
商号を東洋木材企業株式会社と改称 空缶用外装木箱製造販売の事業開始(設立) |
1956年1月 |
小樽紙器工場開設 段ボール箱製造販売を開始 |
1959年5月 |
横浜工場開設 |
1961年8月 |
札幌工場を開設 小樽紙器工場を閉鎖 |
1962年2月 |
大阪工場開設 |
1963年8月 |
本社業務を東京に移転 |
1965年3月 |
小牧工場開設 |
1970年11月 |
九州工場開設 |
1971年1月 |
商号を株式会社トーモクと改称 |
1971年1月 |
岩槻工場及び中央研究所開設 |
1974年4月 |
株式上場(東京証券取引所第二部、札幌証券取引所) |
1981年2月 |
東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定 |
1981年2月 |
館林工場開設 |
1984年2月 |
スウェーデンハウス株式会社(現連結子会社、現「株式会社スウェーデンハウス」)を設立 |
1985年9月 |
青森段ボール株式会社を吸収合併し、同所に青森工場開設 |
1986年2月 |
北洋交易株式会社の株式を追加取得し子会社化 |
1987年11月 |
本店を東京に移転、決算期を3月に変更 |
1990年1月 |
新潟工場移転 |
1990年10月 |
米国にサウスランドボックス社(現連結子会社)を設立 |
1991年5月 |
スウェーデン国にトーモクヒュースAB(現連結子会社)を設立 |
1995年2月 |
札幌工場移転 |
1995年4月 |
東洋運輸倉庫株式会社、東洋運輸株式会社岩槻、東洋運輸株式会社横浜、基山運輸株式会社が合併しトーウンサービス株式会社(現連結子会社、現「株式会社トーウン」)と商号変更 |
1998年4月 |
株式会社協進社より紙器事業を譲受け、千葉紙器工場開設 |
2000年5月 |
仙台紙器工業株式会社の株式を追加取得し連結子会社化 |
2000年6月 |
執行役員制度を導入 |
2003年1月 |
日榮紙工株式会社に資本参加 |
2004年3月 |
日清紙工株式会社(現連結子会社、現「株式会社トーシンパッケージ」)を買収 |
2006年1月 |
横浜工場閉鎖、厚木工場開設 |
2006年1月 |
株式会社太田ダンボールを設立 |
2006年2月 |
北洋交易株式会社より商事部門を株式会社ホクヨー(現連結子会社)に営業譲渡 |
2008年6月 |
役員退職慰労金制度を廃止 |
2009年1月 |
北洋交易株式会社は新設分割により新北洋交易株式会社(現連結子会社、現「株式会社北洋交易」)を設立後、スウェーデンハウス株式会社を存続会社として合併し、消滅 |
2011年3月 |
東日本大震災により仙台工場と仙台紙器工業株式会社が被災 |
2011年3月 |
館林工場のコルゲータを当社独自技術による世界最速マシンに入替 |
2011年4月 |
新潟工場に新たに加工場を建設 |
2011年9月 |
スウェーデンハウスサービス株式会社(スウェーデンハウス株式会社の完全子会社、現「株式会社スウェーデンハウスリフォーム」)とヤマゼントラフィック株式会社(トーウンサービス株式会社の完全子会社、現「株式会社関東トーウン」)を連結子会社化 |
2012年3月 |
大一コンテナー株式会社を買収し連結子会社化 |
2012年12月 |
プライムトラス株式会社の株式を追加取得し連結子会社化 |
2013年3月 |
スウェーデンハウス株式会社を完全子会社化 |
2013年4月 |
ベトナム国にトーモクベトナム社(現連結子会社)を設立 |
2014年3月 |
株式会社十勝パッケージを連結子会社化 |
2015年3月 |
神戸工場開設、館林工場加工場更新 |
2015年10月 |
トーウンロジテム株式会社(現連結子会社)を設立 |
2015年12月 |
コーポレートガバナンス・ガイドラインを制定 |
2016年3月 |
長野工場開設 |
2016年8月 |
トーウンサービス株式会社を完全子会社化 |
2017年7月 |
トーモクヒュースABを完全子会社化 |
2018年10月 |
遠州紙工業株式会社を完全子会社化 |
2019年1月 |
タイヨー株式会社(現連結子会社)を完全子会社化 |
2021年1月 |
株式会社トーシンパッケージ本社工場を新設移転 |
2021年3月 |
株式会社玉善の戸建住宅分譲事業を会社分割により継承する株式会社タマゼン(現連結子会社、現「株式会社玉善」)の株式を取得し完全子会社化 |
2021年5月 |
TLP(Tohun Logistics Provider)群馬開設 |
2021年7月 |
宝樹運輸株式会社(現連結子会社)を完全子会社化 |
2021年9月 |
サウスランドボックス社を大幅増設し当社独自技術による世界最速コルゲータに入替 |
2021年11月 |
TLP札幌開設 |
2022年3月 |
株式会社プライムトラスを完全子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年10月 |
関東宝樹運輸株式会社を吸収合併し連結子会社化 |
事業内容
トーモクは、自社および子会社31社、関連会社6社で構成される企業グループであり、主に段ボール、住宅、運輸倉庫の3つの事業セグメントに注力しています。
段ボール事業では、トーモクは段ボールシートや段ボールケース、印刷紙器の製造販売を行っています。また、仙台紙器工業株式会社をはじめとする子会社に対して段ボールシートを有償支給し、外注仕入れを行っています。さらに、トーシンパッケージ株式会社や大一コンテナー株式会社などの子会社を含む15社との間で、段ボールシートや段ボールケースの販売及び仕入取引を展開しています。海外では、サウスランドボックス社が米国で、トーモクベトナム社がベトナムで段ボールの製造販売を手掛けています。
住宅事業においては、スウェーデン国内の子会社トーモクヒュースABが生産した住宅部材をスウェーデンハウス株式会社に販売し、同社はこれらの部材を使用して戸建て住宅の設計、施工、監理及び販売を行っています。また、スウェーデンハウスリフォーム株式会社は住宅のリフォーム事業を、プライムトラス株式会社はギャングネイルトラスの製造などを手掛けています。
運輸倉庫事業では、トーウン株式会社や関東トーウン株式会社、トーウンロジテム株式会社、宝樹運輸株式会社を含む複数の企業が貨物運送事業や倉庫事業を展開しています。
これらの事業を通じて、トーモクグループは多岐にわたるサービスを提供し、各セグメントでの事業展開を図っています。
経営方針
トーモクは、段ボール、住宅、運輸倉庫の3つの主要事業を軸に、2025年までの中期経営計画を推進しています。この計画は、お客様の大切な商品や価値、人々の豊かな暮らしを「包む」という企業理念の下、イノベーションを通じて事業展開を進めることを目指しています。同社は、高品質な製品供給と働く人々の環境に配慮した労働環境の提供、さらには高齢者や障害者にもやさしい住宅の提供を通じて、新しい時代のニーズに応えることを目標としています。
経営指標としては、売上高営業利益率5.8%以上、ROE10%以上を設定しており、これらの目標達成に向けて、グループ一丸となって取り組んでいます。具体的な事業戦略としては、段ボール事業では生活必需品の加工食品を中心に堅調な需要を見込み、高品質・高生産性を武器に市場の需要増加に対応していきます。また、国内外での生産能力増強や海外市場への進出を積極的に行い、業容の拡大を目指します。
住宅事業では、ライフスタイルの変化に対応した商品拡充や、異なるビジネスモデルの融合を通じて、グループの企業価値の向上を図ります。運輸倉庫事業では、段ボールの運搬を活用した顧客拡充やコスト削減、さらには買収による顧客基盤の強化を進めています。
トーモクグループは、これらの戦略を基に、2025年3月期において3事業で売上高250,000百万円、営業利益率5.8%、ROE10%を目標としています。同社は、環境に配慮した事業活動を通じて社会の持続的発展に貢献し、新たな事業の構築に取り組みながら、企業価値のさらなる向上を目指しています。