トーモクJP:3946

時価総額
¥651.8億
PER
7.9倍
段ボールの製造販売、住宅の設計施工、運輸倉庫事業を展開し、仙台紙器工業やスウェーデンハウス、トーウンなどが関連企業。

事業内容

トーモクは、段ボール、住宅、運輸倉庫の3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、トーモクとその子会社33社、関連会社6社によって構成されています。

段ボール事業では、トーモクは段ボールシート、段ボールケース、印刷紙器の製造販売を行っています。仙台紙器工業などの子会社に段ボールシートを供給し、段ボールケースを外注で仕入れています。また、トーシンパッケージや大一コンテナーなどの子会社も段ボール製品を製造しています。

住宅事業では、スウェーデンハウスがスウェーデンから輸入した住宅部材を用いて、戸建て住宅の設計、施工、監理、販売を行っています。スウェーデンハウスリフォームは住宅のリフォームを手がけ、プライムトラスはギャングネイルトラスの製造を行っています。

運輸倉庫事業は、トーウン、関東トーウン、トーウンロジテム、宝樹運輸などの子会社が貨物運送事業や倉庫事業を展開しています。これにより、物流の効率化とサービスの向上を図っています。

経営方針

トーモクは、段ボール、住宅、運輸倉庫の3つの主要事業を展開し、持続可能な成長を目指しています。段ボール事業では、リサイクル性の高さを活かし、環境に優しい製品を提供しています。住宅事業では、高気密・高断熱のスウェーデンハウスを中心に、快適な住環境を提供しています。運輸倉庫事業では、物流の効率化を図り、顧客基盤の強化を進めています。

トーモクは、2026年3月期を目標とする中期経営計画を策定し、成長戦略を推進しています。段ボール事業では、国内外での生産能力の増強と新市場への進出を図り、売上高132,000百万円、営業利益率6.8%を目指しています。住宅事業では、商品ラインナップの拡充とビジネスモデルの融合により、売上高73,000百万円、営業利益率4.5%を目指しています。

運輸倉庫事業では、段ボール運搬を活用した顧客拡充とコスト削減を進め、売上高45,000百万円、営業利益率5.0%を目指しています。トーモクは、これらの事業を通じて、売上高250,000百万円、営業利益率5.8%、ROE10%を達成することを目標としています。高い倫理観と責任感を持ち、環境に配慮した事業活動を通じて、社会の持続的発展に貢献することを目指しています。