- 日本企業
- ノムラシステムコーポレーション
ノムラシステムコーポレーションJP:3940
沿革
1986年2月 |
ソフトウェアの設計・制作請負を目的として、株式会社ノムラシステムコーポレーション(資本金1,500千円)を東京都世田谷区に設立 |
1988年6月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
1990年2月 |
本社を東京都港区芝大門に移転 |
1990年6月 |
大阪府大阪市淀川区に大阪支店(現西日本支社)を開設 |
2000年4月 |
本社を東京都渋谷区恵比寿に移転 |
2001年11月 |
ERP(※1)導入のコンサルティングを開始するためSAPジャパン株式会社(※2)とサービス・パートナー契約を締結 |
2002年3月 |
ERPソリューション事業を開始 |
2003年8月 |
SAPジャパン株式会社の主催する「SAP HR(※3)パートナーコンソーシアム(現名称HCM(※3)コンソーシアム)」設立メンバーに選定 |
2005年2月 |
SAP ERPの当社オリジナルソリューションテンプレート(※4)の提供開始 |
2009年12月 |
SAPライセンス販売を開始するためSAPジャパン株式会社とSAP PartnerEdgeチャネル契約VARを締結 |
2010年1月 |
ブライダルサイト「Relie」の運営開始(2018年2月28日サービス終了) |
2011年12月 |
人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の ALL in-Oneソリューションの認定取得 |
2012年2月 |
SAP保守サービスを開始するためSAPジャパン株式会社のPartner Center of Expertiseの認定取得 |
2013年1月 |
3ヶ月以内の短期間で安価な導入を可能にするソリューションテンプレートとして「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の Qualified Partner in Japan Rapid-Deployment Solution 2013の認定取得 |
2015年1月 |
ISMS情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC27001の認証を取得 |
2015年4月 |
プライバシーマーク認証を取得 |
2016年9月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場 |
2018年3月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2018年6月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2023年10月 |
東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ノムラシステムコーポレーションは、ドイツに本社を置くSAP SE社の製品を中心に、ERPソリューション事業を展開しています。2002年からERPソリューション事業を本格的に開始し、企業の財務会計、販売、物流、購買、生産、人事などの基幹業務機能を統合するパッケージソフトウェアの導入と運用支援を提供しています。同社はSAPジャパン株式会社とのサービス・パートナー契約を結び、SAP認定コンサルタント資格の取得を推進することで、高い付加価値を持つサービスを提供しています。
また、同社はオリジナルソリューションテンプレートの開発にも力を入れており、人事ソリューションテンプレート「Jet-One」や資産除去債務ソリューションテンプレート「Zex-One」などを開発。これらはSAPジャパン株式会社のALL in-Oneソリューションの認定を受けています。
サービス内容としては、プライムベンダーであるパートナー企業に対するコンサルティングサービス(FIS)や、エンドユーザーと直接取引を行うプライムサービス、さらにはパートナー企業が自社ではなくノムラシステムコーポレーションによるコンサルティングサービスが適切であると判断した場合に提供する準プライムサービスなどがあります。これらのサービスを通じて、同社は顧客の経営課題解決に貢献しています。
ノムラシステムコーポレーションは単一の事業セグメント、ERPソリューション事業のみを展開しており、ERPの導入・保守サービスだけでなく、ライセンス販売も手掛けています。同社は技術、品質、効率の全てにおいて顧客満足を目指し、継続的にサービスの提供を行っています。
経営方針
ノムラシステムコーポレーションは、経営理念に「社会の進歩発展に貢献」を掲げ、顧客企業の経営課題解決と競争力向上を支援するサービスを提供しています。同社は、SAP SE社の製品を中心にERPソリューション事業を展開し、企業の基幹業務機能を統合するソフトウェアの導入と運用支援を行っています。
中長期的な経営戦略として、ノムラシステムコーポレーションは、最新のIT知識と技術を活用したコンサルティングサービスの提供に注力しています。これには、SAPジャパン株式会社の新製品開発の動向を注視し、従業員が最新のIT技術を積極的に習得するための環境整備が含まれます。また、コンサルティングサービスの領域を広げ、受注規模の拡大と受注数の増加を目指しています。クラウドやPMO(Project Management Office)などの新たなサービス提供を通じて、顧客企業の企業価値向上を図ることも戦略の一環です。
特に重要な課題として、人材の確保と育成、収益基盤の拡充、供給力向上のためのテンプレート開発に取り組んでいます。これらの課題に対応することで、ノムラシステムコーポレーションは、高品質なサービスの提供を維持し、企業価値の向上を目指しています。経営指標としては、収益性を示す経常利益率と安全性を示す自己資本比率を重視しており、これらを通じて最終的な目的である企業価値の向上を追求しています。