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カナミックネットワークJP:3939
沿革
2000年10月 |
東京都品川区に介護・医療分野におけるアプリケーションサービスプロバイダのサービス提供業務、介護・医療分野における情報提供サービス業務を主たる目的とした、株式会社カナミックネットワーク(資本金10百万円)を設立。 |
2001年2月 |
ケア情報共有システム(CICシステム)のサービスを開始。 |
2002年11月 |
在宅ケア活動管理システム(HAMシステム)のサービスを開始。 |
2003年8月 |
本社を東京都品川区西五反田に移転。 |
2006年4月 |
地域包括支援センター向けシステムサービス開始。 |
2006年5月 |
プライバシーマーク取得。 |
2008年9月 |
介護労働安定センターHPサービス受託。 |
2010年7月 |
大阪府吹田市に大阪営業所を開設。 |
2010年8月 |
福岡県飯塚市に福岡営業所を開設。 |
2010年11月 |
医療・介護情報共有プラットフォーム(TRITRUSシステム)のサービスを開始。 |
2011年1月 |
特許「介護支援システム及び介護支援プログラム」取得。特許第4658225号。 |
2012年6月 |
福岡営業所を福岡市博多区に移転。 |
2012年9月 |
本社を現在の東京都渋谷区に移転。 |
2013年2月 |
ユーザー会(カナミックユーザーズネットワーク)を発足。 |
2013年7月 |
大阪営業所を現在の大阪市淀川区に移転。 |
2014年5月 |
名古屋市中区に名古屋営業所を開設。 |
2014年10月 |
福岡事務所を現在の福岡市博多区に移転。 |
2016年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2017年5月 |
千葉市中央区に千葉営業所を開設。 |
2018年7月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更。 |
2018年12月 |
中華人民共和国遼寧省大連市に子会社である康納美克(大連)科技有限公司を設立。 |
2019年6月 |
広島市中区に広島営業所を開設。 |
2019年6月 |
沖縄県那覇市に沖縄営業所を開設。 |
2020年10月 |
千葉営業所を東京営業所に統合し、東京営業所の名称を東日本営業所に変更。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年5月 |
株式会社アーバンフィット(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2023年8月 |
株式会社Ruby開発(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
事業内容
カナミックネットワークとそのグループ企業は、超高齢社会における地域包括ケアを支援するICTプラットフォーム事業を中心に展開しています。同社は、医療・介護・健康情報をリアルタイムで共有し、利活用することで、質の高い医療・介護サービスの提供を目指しています。また、全国民の健康寿命延伸を図るヘルスケアプラットフォームの構築も進めており、付加価値の高いサービス提供に努めています。
カナミックネットワークの主要サービスである「カナミッククラウドサービス」は、医療・介護連携、介護業務の効率化、ビッグデータのナレッジ共有を目的としたクラウドサービスです。このサービスは、自治体、医師会、介護サービス事業者などを対象に、地域全体での医療・介護連携を支援しています。また、介護業務管理システムや子育て支援システムなど、幅広いラインナップを提供しています。
さらに、同社グループはインターネット広告配信やホームページ作成サービスなどのプラットフォームサービスも手がけており、医療介護従事者に有益な情報提供を行っています。また、健康寿命延伸サービスとして、24時間営業のフィットネスジム運営やフランチャイズ展開も行っており、健康寿命延伸に資するサービス提供を目指しています。
カナミックネットワークは、医療・介護・健康分野に特化した情報共有プラットフォームの構築を目的とするクラウドプラットフォーム事業、ソリューション開発事業などを展開しており、これらの事業を通じて、超高齢社会における地域包括ケアの実現に貢献しています。
経営方針
カナミックネットワークは、医療・介護ネットワーク業界における先駆者として、高齢化社会に対応するための包括的な成長戦略を推進しています。同社の基本方針は、お客様と共に発展し続けることであり、医療・介護業界におけるICTを活用したサービス提供を通じて、社会保障給付費の効率的な活用に貢献しています。
中長期的な経営戦略として、同社は地域包括ケアの実現に寄与する多職種間連携を可能とするシステムの提供を強化しています。これにより、医療・介護分野における地域連携を推進し、患者や要介護者、医療・介護事業者に有益なソリューションの提供に取り組んでいます。また、ICTを通じたサービスだけでなく、リアル店舗を活用したデータビジネスの展開も進めており、健康寿命延伸サービスや医療・介護・薬局関連サービスなど、ITサービスとリアル店舗ビジネスを包括したヘルスケアプラットフォームの構築を推進しています。
さらに、同社は新規事業領域の拡大にも注力しており、コンテンツ事業、ビッグデータ解析事業、シェアリングエコノミー関連事業、フィンテック関連事業など、多角的な事業展開を行っています。これらの事業を通じて、医療・介護業界全体のユーザーの利便性向上と情報共有プラットフォームの構築に貢献しています。
カナミックネットワークは、これらの成長戦略を基に、超高齢社会における地域包括ケアの実現に向けて、医療・介護・健康分野に特化した情報共有プラットフォームの構築とソリューション開発事業を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。