グローバルウェイJP:3936

時価総額
¥47.7億
PER
88.5倍
技術領域でのプラットフォーム構築支援やSalesforceソリューション提供、人材領域でのキャリコネ運営やTimeTicketによるシェアリングサービス。

事業内容

株式会社グローバルウェイは、技術領域と人材領域の二つの主要な事業セグメントを持っています。技術領域では「プラットフォーム事業」と「セールスフォース事業」を展開し、人材領域では「メディア事業」「リクルーティング事業」「シェアリング事業」を手がけています。

プラットフォーム事業では、企業の基幹業務システムを活用し、最適なクラウドソリューションを組み合わせたデジタルプラットフォームを構築します。これにより、企業に「プラットフォーム構築支援サービス」や「運用サポートサービス」を提供しています。

セールスフォース事業では、Salesforce.comのソリューションを活用し、顧客接点の強化や業務効率化を支援します。要件定義から設計、開発、運用・保守、定着化支援まで一貫したサービスを提供し、企業の課題解決をサポートしています。

メディア事業では、企業の口コミ情報やニュース記事、求人情報を掲載する情報プラットフォーム「キャリコネ」を運営しています。これにより、働く人々に向けた多様なメディアサービスを展開しています。

リクルーティング事業では、外資系やコンサルティング、IT業界を中心に、有料職業紹介サービスを提供しています。特にハイクラス人材をターゲットとした転職サービスを展開し、求人企業と求職者をつなげています。

シェアリング事業では、株式会社タイムチケットが「TimeTicket」や「TimeTicket Pro」を運営し、個人の時間を売買できるサービスを提供しています。また、TikTok Live代理店や経営課題の解決を行う「CRiPTコンサルティング」も展開しています。

経営方針

株式会社グローバルウェイは、「“人”と“技術”を新しい時代のために」を経営理念に掲げ、技術と人材の両面から企業の成長を支援しています。特に、クラウドやビッグデータ、IoT、AIなどの新技術を活用したデジタル化を推進し、2030年までに国内市場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を大幅に拡大することを目指しています。

同社の中期経営計画「GW-VISION 2026」では、各事業の安定成長と急拡大を図ることを基本方針としています。プラットフォーム事業では、開発受託案件の拡大とリカーリングサービスの立ち上げを進め、セールスフォース事業では新規領域への取り組みを強化しています。これにより、事業のシナジーを最大化し、収益の向上を目指しています。

メディア事業では、自社メディアの強みを活かし、新しいビジネスモデルの創出を進めています。リクルーティング事業では、DX推進企業向けの人材紹介サービスを強化し、シェアリング事業では新規サービスの立ち上げに注力しています。これらの事業を通じて、2026年3月期には連結売上高47億円、営業利益率17%を目指しています。

グローバルウェイは、持続的な成長のために人材の確保とエンゲージメントの向上を重視しています。特に、技術領域ではエンジニアの確保が重要であり、人材領域ではコンサルタントの確保が鍵となります。また、マネージャー層の育成とスキルアップを通じて、組織の拡大を支える体制を整えています。

さらに、事業基盤の確立と情報管理体制の強化を進めています。特に、技術領域では受託開発のデリバリー強化が重要であり、グループ会社の株式会社タイムチケットでは黒字化を目指しています。情報管理体制の強化により、クライアントからの信頼を築くことを目指しています。

最後に、コーポレートガバナンスと内部管理体制の強化を通じて、経営の公正性・透明性を確保し、持続的な事業発展を実現することを目指しています。これにより、グローバルウェイは新しい時代において最も信頼される存在を目指しています。