アイリッジJP:3917

時価総額
¥35.7億
PER
4.5倍
アプリビジネス事業、ビジネスプロデュース事業、フィンテック事業を展開し、「FANSHIP」や「APPBOX」、「MoneyEasy」などのサービスを提供する企業。

事業内容

アイリッジは、テクノロジーを活用して生活を便利にすることをミッションに掲げ、アプリビジネス事業、ビジネスプロデュース事業、フィンテック事業の3つのセグメントで事業を展開しています。これにより、開発力とビジネス創出力を活かした多様なサービスを提供しています。

アプリビジネス事業では、主に小売、金融、モビリティ業界の企業に対して、スマートフォンアプリの企画、開発、運用支援を行っています。また、アプリマーケティングツール「FANSHIP」やアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」をSaaS型で提供し、顧客企業のアプリビジネスの成長を支援しています。

ビジネスプロデュース事業では、企業のパートナーとして事業戦略やDX戦略の立案からサービス開発、グロースハックまでを一貫して支援しています。これにより、顧客企業の新規事業開発やマーケティングに関する課題をワンストップで解決しています。

フィンテック事業では、地方自治体や金融機関に対して、地域で発行・利用可能な通貨や商品券を電子化するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を提供しています。これにより、地域経済の活性化を図り、地域金融機関や自治体と連携して普及を促進しています。

経営方針

アイリッジは、テクノロジーを活用して生活を便利にすることをミッションに掲げています。このミッションのもと、同社はアプリビジネス事業、ビジネスプロデュース事業、フィンテック事業の3つのセグメントで事業を展開しています。これにより、開発力とビジネス創出力を活かした多様なサービスを提供し、社会課題の解決に寄与しています。

同社は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、売上高82億円、調整後営業利益5億円以上を目指しています。この計画では、顧客企業のTech & Innovation Partnerとして成長することをテーマに掲げ、5つの成長戦略を推進しています。これにより、オーガニック成長とM&Aを通じた売上高・利益の拡大を図ります。

成長戦略の一つとして、アプリビジネス事業の継続成長を挙げています。スマートフォンアプリ開発やアプリマーケティングを中核とし、アプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」の機能拡張を進めています。また、顧客企業のアプリ事業プロデュース支援を強化し、事業領域を拡張しています。

さらに、既存の顧客基盤を活かし、アプリ関連領域以外のデジタル領域への展開や生成AIを活用した新たなDXサービスの提供を進めています。これにより、業務効率化や新規サービスの創出を図り、事業成長を促進しています。

ビジネスプロデュース事業領域への進出も重要な戦略です。統合マーケティング支援やビジネスコンサルティングを通じて、顧客企業に対する一貫した支援を実現し、顧客提供価値を拡大しています。これにより、グループ全体での案件創出を図っています。

新規事業の創出・成長加速も重視しています。人材リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」の導入拡大やリテールメディアへの取り組みを推進し、技術力やノウハウを活かした新規事業の創出を継続しています。

顧客企業とのパートナーシップの強化も基盤戦略として位置付けています。戦略的パートナーシップを通じた収益機会の創出や成長加速を図り、資本面での提携を含めた強いパートナーシップの実現を目指しています。