テラスカイJP:3915

時価総額
¥261.8億
PER
75.9倍
クラウドサービスの導入支援、カスタマイズ、インテグレーションを手掛けるソリューション事業と、自社開発のクラウドサービス(SkyVisualEditor、DataSpider Cloudなど)の開発、販売を行う製品事業を展開。

沿革

2006年3月

東京都台東区において株式会社ヘッド・ソリューションズを設立

2007年2月

株式会社テラスカイに社名変更

2008年7月

Salesforce(注2)の画面制作ツール「SkyEditor」(現「SkyVisualEditor」)を提供開始

2008年10月

クラウド連携ツール「SkyOnDemand」を提供開始

2009年4月

本社を東京都千代田区へ移転

2010年8月

「ISO27001」認証を取得

2010年9月

NTTテクノクロス株式会社(旧エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社)と資本・業務提携

2012年1月

本社を東京都中央区へ移転

2012年8月

米国カリフォルニア州にTerraSky Inc.(現連結子会社)を設立

2012年10月

NTTテクノクロス株式会社(旧エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社)を引受先とする第三者割当増資を実施

2013年3月

大阪府大阪市港区に大阪事業所、愛知県名古屋市中区に名古屋事業所を開設

2013年9月

株式会社サーバーワークスと資本・業務提携

2014年5月

北海道札幌市中央区に株式会社スカイ365(株式会社サーバーワークスとの合弁会社、現連結子会社)を設立

2014年10月

米国salesforce.com社(注3)と資本提携

2015年4月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2016年1月

エコモット株式会社と資本・業務提携

2016年3月

SAP(注4)ソフトウェア基盤クラウドインテグレーションの株式会社BeeXを設立

2016年4月

クラウディアジャパン株式会社と資本・業務提携

2016年7月

ソーシャルウェア「mitoco」提供開始

2016年8月

「TerraSky Lab」開設

北海道札幌市中央区に株式会社キットアライブ(現連結子会社)を設立

2017年3月

2017年4月

株式会社Phone Appliと資本・業務提携

福岡県福岡市に福岡事業所を開設

新潟県上越市に上越サテライトオフィスを開設

2017年5月

株式会社イグアスと資本・業務提携

2018年3月

西日本支社 開設

2018年5月

本社を東京都中央区(現所在地)へ移転

2018年9月

クラウディアジャパン株式会社を吸収合併

2018年11月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2019年3月

当社AWS事業部を吸収分割により株式会社BeeXへ承継

コーポレートベンチャーキャピタルの株式会社テラスカイベンチャーズを設立

2019年5月

株式会社Cuonの株式を取得、完全子会社化

2019年6月

株式会社Quemixを設立

2019年12月

2021年1月

2021年2月

TerraSky (Thailand) Co., Ltd.を設立

株式会社リベルスカイを設立

株式会社テラスカイ・テクノロジーズを設立

株式会社エノキ(旧アイフォーカス・ネットワーク株式会社)に出資・子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

テラスカイ株式会社は、クラウドコンピューティング技術を核として、ソリューション事業と製品事業の二つのセグメントで事業を展開しています。同社は、SalesforceやAWSなどのクラウドサービスの導入支援からカスタマイズ、インテグレーション、保守に至るまでの一連のサービスを提供しており、国内外で16,000件を超える導入実績を持ちます。特にSalesforceに関しては、国内トップレベルの認定技術者を有しており、その専門性が高く評価されています。

製品事業では、「SkyVisualEditor」や「DataSpider Cloud」など、自社開発のクラウドサービスを提供しています。「SkyVisualEditor」は、Salesforceのユーザーインターフェースをドラッグ&ドロップでカスタマイズできるツールであり、Salesforceの利便性を高める製品として注目されています。「DataSpider Cloud」は、異なるクラウドサービスやオンプレミスシステム間のデータ連携を容易にするサービスで、複数のクラウドプラットフォームとの連携をサポートしています。

また、同社はSalesforceのライセンス販売も手掛けており、Salesforceと連携する様々なアプリケーションの開発・提供にも力を入れています。例えば、「mitoco」はSalesforceを基盤としたグループウェアで、生産性向上を目指す企業に向けたサービスです。

テラスカイは、クラウド技術を駆使したソリューション提供により、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。その技術力と豊富な実績により、クラウド市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

経営方針

テラスカイ株式会社は、クラウドコンピューティング技術を核に、ソリューション事業と製品事業を展開している企業です。同社は「先進のテクノロジーと最適な選択で成功を共有する」という経営理念のもと、信頼されるパートナーを目指し、安定的な高成長、品質の向上、成長分野へのチャレンジを推進しています。特に、クラウド関連市場の可能性に早くから注目し、セールスフォースの導入やAWSの活用において国内トップクラスの実績を有しています。

同社は、クラウド市場の急拡大に伴う優秀な人材の確保、Salesforce市場への依存度の高さ、グローバルな事業展開、安定した収益基盤の強化、経営管理体制の強化を重要課題と捉えています。これらの課題に対応するため、Salesforce認定資格の取得推進、Salesforce以外のクラウドサービス関連売上の拡大、海外市場への進出、製品事業や保守サービスの強化、経営管理体制の更なる強化に取り組んでいます。

テラスカイは、SalesforceやAWSなどのクラウドサービスの導入支援からカスタマイズ、インテグレーション、保守までの一連のサービスを提供し、自社開発のクラウドサービス「SkyVisualEditor」や「DataSpider Cloud」を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。これらの取り組みにより、クラウド市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し、さらなる成長を目指しています。