テラスカイ (3915) 株価

時価総額
¥250億
PER
16.4倍
クラウドインテグレーションサービスの有力企業。Salesforce特化のシステム構築、SkyVisualEditor等の自社製品を展開。子会社BeeXは東証グロース上場。クラウド導入実績23,000件超。日本・タイに展開。

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事業内容

テラスカイは、「クラウド世代のリーディング・カンパニー」を目指し、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入支援や自社製品の開発・販売を手がける企業です。同社は国内屈指のSalesforce認定技術者を擁し、大手金融機関や自動車会社など様々な業界に対して、累計23,000件超のクラウド導入実績を誇っています。主力事業として、企業のクラウド移行を支援する「ソリューション事業」と、独自のクラウドサービスを提供する「製品事業」を展開しています。

収益構造は、顧客企業への導入支援サービスが中心となるソリューション事業が売上の大部分を占めています。第20期(直近期)のソリューション事業売上高は約260億円で、前期比113.4%の成長を示しています。同社は子会社のBeeX(東証グロース上場)がSAPのクラウド移行事業を、リベルスカイがGoogle関連サービスを担当するなど、グループ全体でマルチクラウド対応を実現し、企業の多様なニーズに応えています。

事業は主に「クラウドコンサルティング」「クラウドインテグレーション」「クラウドERP」の3つのソリューションサービスと、「SkyVisualEditor」「mitoco X」「mitoco」といった自社製品の開発・販売に分かれています。特にSkyVisualEditorはSalesforceの画面をプログラミング不要で自由にデザインできるツールとして人気を集め、mitocoシリーズはSalesforceベースのグループウェアとして5年連続でAppExchangeの人気アプリランキングに入賞するなど、高い市場評価を得ています。

経営方針

テラスカイは、「先進のテクノロジーを探求し、社会を次のステージへ」というミッションのもと、創業20周年を機に新たな成長戦略を推進しています。同社は「信頼されるパートナーへ」をスローガンに掲げ、「安定的な高成長」「品質の向上」「成長分野へのチャレンジ」の3つを柱とした経営方針を展開しています。セールスフォース導入支援で国内トップクラスの実績を持つ同社は、これまでに蓄積したクラウド技術の専門性を活かし、パブリッククラウド市場の継続的な成長を取り込んでいく戦略を描いています。

重点投資分野では、優秀な人材確保を最優先課題として位置づけています。クラウド市場の急拡大に対応するため、セールスフォース認定資格の上級取得者への報奨金支給など、技術力向上を積極的に支援する施策を実施しています。差別化戦略としては、長年にわたって培ったセールスフォース関連の深い専門知識と豊富な導入実績を強みに、顧客企業の期待を超える価値提供を目指しています。

新市場開拓では、セールスフォースへの依存度を下げるため、複数の新規事業領域に挑戦しています。同社は新たな成長の柱として、アマゾン・ウェブ・サービス事業、データ活用コンサルティング事業、企業資源管理システム事業、SAP関連事業、さらには量子コンピューティング事業まで幅広く展開しています。国際展開についても、アジア地域の成長性に注目し、タイに現地法人を設立するなど、グローバルな事業基盤の構築を進めています。

収益基盤の強化に向けては、これまで成長を牽引してきた受託開発案件に加えて、より安定した収益が見込める事業モデルへの転換を図っています。具体的には、クラウドライセンス販売、自社製品事業、保守サービスの拡充に注力し、継続的な収益源の確保を目指しています。また、市場変化への迅速な対応と企業価値向上のため、経営管理体制の強化と内部統制の更なる充実にも取り組んでいます。

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