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AimingJP:3911
沿革
2011年5月 |
東京都港区においてオンラインゲーム開発及び運営を事業目的とした株式会社Aimingを設立 |
2011年6月 |
新たなゲーム事業の拠点として、株式会社ONEーUPから事業所を譲り受け大阪スタジオを設立(2020年株式会社ドキドキグルーヴワークスへ会社分割により事業譲渡) |
2011年8月 |
本社を港区から新宿区へ移転 |
2012年2月 |
ゲーム事業におけるデザイン制作の強化を目的に台湾スタジオを設立 |
2012年3月 |
ゲーム事業のグローバル化(韓国市場)を目的に韓国に子会社Aiming Korea, Inc.を設立(2014年清算) |
2012年4月 |
ゲーム事業のグローバル化(英語圏市場)を目的にフィリピンに子会社Aiming global service, Inc.を設立(現在清算中) |
2013年2月 |
TimesLark社との共同開発により『ロードオブウォー』をリリース |
2013年6月 |
株式会社セガネットワークスとの共同開発により『幻塔戦記 グリフォン』をリリース |
2013年9月 |
本社を新宿区から渋谷区へ移転 |
2013年12月 |
株式会社マーベラスとの共同事業により 『剣と魔法のログレス いにしえの女神』を同社よりリリース |
2014年9月 |
ゲーム事業のグローバル化(韓国市場)の継続を目的に、Aiming Korea, Inc.事業の継承子会社Aiming High,Inc.を設立(2015年清算) |
2014年11月 |
Tencentグループ(※1)のSHENZHEN TENCENT COMPUTER SYSTEMS COMPANY LIMITED(中国深圳)と資本業務提携を締結 |
2015年3月 |
東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場へ上場 |
2015年5月 |
e-sportsプロチーム「DeToNator」のスポンサーに就任(現在は終了) |
2015年6月 |
株式会社FUNYOURSから許諾を受け、『ひめがみ絵巻』をリリース |
2015年9月 |
アクセルマーク社が出資するGame Creator Incubation 有限責任事業組合へ出資(2017年脱退) |
2015年10月 |
株式会社Perfect Worldから許諾を受け、『ロストレガリア』をリリース |
2015年6月 |
株式会社Tencentから許諾を受け、『空と大地のクロスノア』をリリース |
2016年8月 |
Game Creator Incubation 有限責任事業組合における第 1 号案件として『彗星のアルナディア』をリリース |
2016年8月 |
グランディング株式会社、株式会社電通とともに街コロマッチ!製作委員会を組成(2017年解散)し、『街コロマッチ!』をリリース |
2017年3月 |
株式会社FUNYOURSから許諾を受け、『ラピクロ』をリリース |
2017年5月 |
auer Media & Entertainment Corpから許諾を受け『ルナプリ from 天使帝國』をリリース |
2018年10月 |
株式会社スクウェア・エニックスとの共同事業により 『ゲシュタルト・オーディン』をリリース |
2018年11月 |
Aimingが製作を担当した『戦国大河』が株式会社バンダイナムコオンラインからリリース(2019年当社に移管) |
2019年1月 |
ディライトワークス株式会社と資本業務提携契約を締結(2020年解消) |
2019年9月 |
本社を渋谷区千駄ヶ谷へ移転 |
2019年9月 |
株式会社マーベラスと共同開発との共同事業により『ログレス物語(ストーリーズ)』をリリース |
2020年7月 |
株式会社スクウェア・エニックスとの共同事業により『ドラゴンクエストタクト』を同社よりリリース |
2021年3月 |
Aimingが製作を担当した『無職転生~ゲームになっても本気だす~』が株式会社ビーグリーからリリース |
2021年3月 |
本社を渋谷区千駄ヶ谷(同ビル内)へ移転 |
2021年1月 |
株式会社GOTと共同事業により『恋するコーデ ペアリウム』をリリース |
2021年12月 |
UUUM株式会社の子会社LiTMUS株式会社と共同事業契約を締結 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い、グロース市場に移行 |
2022年8月 |
台湾における制作拠点の拡充のため、台中スタジオを設立 |
2022年11月 |
LiTMUS株式会社と共同事業第1弾として『脱獄ごっこPRO』をリリース |
2022年12月 |
株式会社KADOKAWA等とともに製作委員会を組成し、『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』をリリース |
事業内容
Aimingグループは、スマートフォン向けを中心としたオンラインゲーム事業を展開しています。同社の事業は大きく分けて、オンラインゲーム配信サービスとオンラインゲーム制作/運営受託サービスの2つに分類されます。
オンラインゲーム配信サービスでは、基本無料のゲームを提供し、アイテム課金や有料機能の利用を通じて収入を得ています。また、同社が保有するゲームライセンスを他の配信事業者に提供することで、利用料収入も得ています。配信プラットフォームとしては、Google PlayやApp Storeなどがあり、一部のタイトルでは共同事業として他社との協業も行っています。
オンラインゲーム制作/運営受託サービスでは、他の配信事業者からゲームの企画・開発・運営を受託し、受託料のほか、売上が一定額を超えた場合には成功報酬を得ることがあります。
同社が開発・運営するオンラインゲームの特徴として、ネットワークを通じて多人数で遊ぶことができる点が挙げられます。特に、MMOジャンルのゲーム開発に強みを持ち、ゲーム内でのコミュニティ形成を通じて、長期間にわたるプレイヤーの関与を促しています。
代表的なゲームタイトルには、「剣と魔法のログレス いにしえの女神」、「CARAVAN STORIES」、「ドラゴンクエストタクト」、「陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン」などがあり、これらはiOS、Androidのほか、PCやゲームコンソールにも対応しています。これらのゲームは、App Store、Google Play、PlayStation Store、ニンテンドーeショップなど、複数のプラットフォームで配信されています。
経営方針
Aimingグループは、オンラインゲームの提供を核とした成長戦略を推進しています。同社は、売上高と営業利益の向上を重要な経営指標と位置づけ、国内外の市場シェア拡大を目指しています。具体的には、開発中のタイトルへの注力と、ライセンスインタイトルの配信を国内戦略の柱とし、海外では現地企業との提携や海外拠点の活用を通じて市場参入を図っています。
経営基盤の安定化と事業拡大のため、組織体制の最適化や従業員能力の強化にも力を入れています。プロジェクト制を採用し、事業部制を導入することで、迅速な意思決定と多様なゲーム開発への対応を可能にしています。また、ゲーム品質の向上や大型IPの活用を通じて、新規ユーザーの獲得にも注力しています。
さらに、サービスの安全性や健全性の強化、システムの強化、内部管理体制の強化にも取り組んでおり、これらはユーザーの信頼性向上と事業発展に寄与すると認識しています。グローバル市場への対応としては、特にアジア市場の成長余地に注目し、台湾に支店を設立するなど、海外展開の加速を図っています。
Aimingグループは、これらの戦略を通じて、オンラインゲーム事業の拡大と企業価値の向上を目指しています。同社の取り組みは、オンラインゲーム配信サービスとオンラインゲーム制作/運営受託サービスの2つの事業を軸に、国内外での市場シェア拡大を目指すものです。