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カヤックJP:3904
沿革
年 月 |
事 項 |
1998年8月 |
様々なインターネットサービスを提供することを目的として、(資)カヤックを東京都新宿区に設立 |
2001年10月 |
(資)カヤックを自社サービスの開発・運営に特化させるため、クライアントワークに特化した会社として、㈱クーピーを東京都目黒区に設立 |
2002年9月 |
本社を神奈川県鎌倉市に移転 |
2005年1月 |
㈱カヤックを神奈川県鎌倉市に設立 |
2005年5月 |
(資)カヤックを解散 |
2007年9月 |
静岡県静岡市葵区に静岡支社を設置 |
2008年9月 |
業務効率化を目的として、㈱クーピーを合併し、㈱クーピーの本社を、自由が丘支社として運用開始 |
2009年7月 |
子ども服専門のアパレル事業を営む㈱グッドイブニングを子会社として設立 |
2009年9月 |
静岡支社を鎌倉本社に統合し閉鎖 |
2010年1月 |
㈱ディー・エヌ・エーのモバゲープラットフォームのオープン化と同時に、当社として初となるソーシャルゲームをリリース、ソーシャルゲームサービスの展開を開始 |
2010年12月 |
㈱グッドイブニングを合併 |
同上 |
グループチャットアプリ「ナカマップ」をリリース |
2011年2月 |
自由が丘支社を東京都渋谷区に移転、恵比寿支社に名称変更 |
2011年4月 |
京都府京都市下京区に京都支社を設置 |
2011年5月 |
東日本大震災復興支援のため期間限定で宮城県仙台市宮城野区に仙台支社を設置 |
2011年8月 |
仙台支社を閉鎖 |
2012年9月 |
神奈川県横浜市西区に横浜支社を設置し、恵比寿支社及び京都支社を集約 |
2013年5月 |
グループチャットアプリ「ナカマップ」を「Lobi」へ名称変更し、スマートフォンゲームに特化したゲームコミュニティサービスを提供 |
2014年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2015年11月 |
ブライダル事業を営む㈱プラコレ(現 連結子会社)を子会社として設立 |
2016年2月 |
ゲーム事業を営む㈱ガルチ(現 ㈱カヤックアキバスタジオ 連結子会社)の株式取得 |
2016年2月 |
D HEARTS VIETNAM CO.,LTD.(KAYAC HANOI CO.,LTD.へ商号変更)の持分取得 |
2016年8月 |
自宅葬に特化した葬祭事業を営む㈱鎌倉自宅葬儀社(現 連結子会社)を子会社として設立 |
2017年4月 |
稲村ガ崎三丁目不動産㈱(現 鎌倉R不動産㈱ 連結子会社)の株式取得 |
2017年6月 |
ウェルプレイド㈱(現 GLOE㈱ 連結子会社)の株式取得 |
2017年9月 |
カヤックLIVING㈱を子会社として設立 |
2018年2月 |
サンネット㈱(現 連結子会社)の株式取得 |
2018年8月 |
㈱QWANを子会社として設立 |
同上 |
KAYAC HANOI CO.,LTD. の持分譲渡 |
2018年10月 |
㈱Helteの株式取得 |
2018年11月 |
本店の所在地を神奈川県鎌倉市御成町11番8号に移転 |
2019年6月 |
八女・流域資本㈱(現 ㈱八女流 連結子会社)の株式取得 |
2020年9月 |
㈱カヤックLIVING及び㈱QWANを吸収合併 |
2020年11月 |
㈱SANKO(現 連結子会社)の株式を取得し、同社の子会社である㈱RIZeST及びマンガデザイナーズラボ㈱を連結子会社化 |
2021年2月 |
ウェルプレイド㈱が㈱RIZeSTを吸収合併し、商号をウェルプレイド・ライゼスト㈱(現 連結子会社)へ変更 |
2021年5月 |
㈱カヤックゼロ(現 連結子会社)を子会社として設立 |
2021年9月 |
㈱ゲムトレ(現 連結子会社)及び㈱アドア(現 ㈱カヤックボンド 連結子会社)の株式取得 |
年 月 |
事 項 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の再編に伴い、マザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年5月 |
㈱カインズと資本業務提携、同社に対して第三者割当による新株式発行 |
2022年5月 |
大和証券㈱に対して第三者割当による新株予約権発行 |
2022年7月 |
㈱カヤックポラリス(現 連結子会社)を設立 |
2022年8月 |
㈱eSP(現 連結子会社)の株式取得 |
2022年9月 |
ネイティブ㈱の株式取得 |
2022年11月 |
㈱Papillonの株式取得 |
2022年11月 |
ウェルプレイド・ライゼスト㈱が東京証券取引所グロース市場に上場 |
2023年5月 |
ネイティブ㈱及び㈱Papillonを吸収合併 |
2023年8月 |
ウェルプレイド・ライゼスト㈱が㈱en-zin(現 連結子会社)を設立 |
事業内容
カヤック及びそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、「面白プロデュース」、「ゲームエンタメ」、「eスポーツ」、「ちいき資本主義」、そして「その他サービス」が挙げられます。
「面白プロデュース」セグメントでは、新しい技術やアイデアを駆使したインターネット広告の制作を行い、クライアントのマーケティングやブランディングを支援しています。特に、SNS上で話題を呼ぶユニークなWEBキャンペーンの制作が得意分野です。
「ゲームエンタメ」セグメントでは、スマートフォン向けのソーシャルゲームやハイパーカジュアルゲームの提供、及びゲームの受託開発を行っています。代表的なゲームには、シリーズ累計1,000万ダウンロードを超える「ぼくらの甲子園!」があります。
「eスポーツ」セグメントでは、eスポーツ大会の企画・運営やプロ選手のマネジメント、ゲーム大会管理システム「Tonamel」の提供など、ゲームコミュニティの活性化に貢献しています。
「ちいき資本主義」セグメントでは、地方創生に向けた様々な取り組みを行っており、移住プラットフォーム「SMOUT」やコミュニティ通貨「まちのコイン」など、地域資本の増大に資するサービスを提供しています。
最後に、「その他サービス」として、ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」や不動産セレクトショップ「鎌倉R不動産」など、オリジナリティあふれるインターネットサービスの開発・運営を行っています。
これらの事業を通じて、カヤックグループは、相互のシナジー効果を生み出しながら、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
カヤック及びそのグループ企業は、「つくる人を増やす」という経営理念のもと、インターネットサービスの提供を通じて、受け止めた人の心に驚きや感動をもたらすクリエイティブな企業を目指しています。同社は、売上高、売上高営業利益率、クリエイター数を重視する経営指標とし、収益力の向上と規模の拡大を目指しています。
中長期的な経営戦略として、日本的面白コンテンツ事業を中心に、クリエイターを軸に既存事業の拡大と新規サービスの立ち上げ、収益化手段の多様化、既存事業とのシナジー創出に取り組んでいます。これにより、中長期にわたって持続的に成長する事業ポートフォリオの構築を目指しています。また、「面白法人」というブランドコンセプトを活かしたビジネス領域の拡大、優秀な人材確保・育成、経営理念の浸透、内部統制やコンプライアンス体制の強化にも積極的に取り組んでいます。
カヤックは、コーポレートブランド価値の向上、新技術への対応、環境に合わせたリソース配分の最適化、健全性・安全性の維持、内部管理体制の充実といった課題に対処しています。これらの取り組みを通じて、同社は「面白法人」としての知名度向上とコーポレートブランド価値の向上を図り、組織の成長に努めています。また、新技術への対応やリソース配分の最適化を進めることで、市場環境の変化に適切に対応し、持続可能な成長を目指しています。