フリービットJP:3843

時価総額
¥372.8億
PER
9.9倍
5Gインフラ支援事業、5G生活様式支援事業、企業・クリエイター5G DX支援事業を展開し、ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービスなどを提供。

事業内容

フリービットは、「Being The NET Frontier!(Internetをひろげ、社会に貢献する)」という企業理念のもと、インターネット関連のコアテクノロジー開発や大規模システム運用を強みとしています。法人および個人向けに多様なインターネット関連サービスを提供しています。

フリービットの事業セグメントは主に三つに分かれています。まず、「5Gインフラ支援事業」では、ISP向け事業支援サービスやMVNO向けのMVNEサービス、法人向けクラウドサービスを提供しています。これにより、通信インフラの整備を支援しています。

次に、「5G生活様式支援事業」では、個人向けのモバイル通信やインターネット接続サービス、集合住宅向けのインターネット接続サービスを展開しています。また、不動産関連サービスやweb3関連プラットフォームも提供し、生活の利便性を向上させています。

最後に、「企業・クリエイター5G DX支援事業」では、インターネットマーケティングやアドテクノロジー関連サービスを提供しています。さらに、クリエイター向けの支援プラットフォームを通じて、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。

経営方針

フリービットは、2030年を見据えた10ヵ年計画の一環として、2027年を最終年度とする中期経営計画『SiLK VISION 2027』を推進しています。この計画では、世界的な社会課題の解決に向けて「信用の所在地」を追求し、web3技術や特許技術を活用して信頼性の高い環境を構築することを目指しています。

同社は、ソフトバンクとの資本業務提携を通じて、web3やAIの社会実装を加速させるとともに、モバイル事業の充実やIoTの拡大を図っています。また、集合住宅向けインターネットサービスの成長を目指し、ギガプライズの全株式を取得し、競争力の強化を進めています。

フリービットは、通信サービスを超えた「通信生まれのweb3実装企業」への転換を図り、2027年には売上高630億円~700億円、営業利益80億円を目標としています。これにより、事業領域の拡大と中期経営計画の達成を目指しています。

同社は、5Gやweb3、AI技術の普及を背景に、インターネット接続サービスの需要増加に対応し、信頼性の高いネットワークの運用を重視しています。また、インターネットマーケティング市場での差別化を図り、持続的な成長を目指しています。

フリービットは、IoTやAI市場での技術開発を進め、国内外のパートナー企業との連携を強化しています。これにより、新技術の営業力を高め、最先端のサービスを提供し続けることを目指しています。