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パスJP:3840
沿革
2000年12月 |
商号を「イー・キャッシュ株式会社」に変更 |
2001年11月 |
電子認証・認識技術を軸としたサービスとして、電子商取引における決済代行サービス「イー・キャッシュ オールマイティ」を開始 |
2002年10月 |
東京都港区虎ノ門に本店移転 |
トッパン・フォームズ株式会社と携帯電話での電子商取引事業に関し業務提携 |
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2003年2月 |
「イー・キャッシュ オールマイティ」をWebサービスに対応 |
2003年3月 |
携帯電話での電子商取引システム「ゆびコマ」のサービスを開始。トッパン・フォームズ株式会社にOEM提供 |
2003年7月 |
電子認証・認識技術を軸とした次なるサービスとしてRFID事業を開始し、トッパン・フォームズ株式会社に同分野におけるコンサルティングサービスを提供 |
2004年6月 |
プライバシーマーク使用許諾を取得 |
2004年11月 |
マイクロソフト株式会社より同社のSQL Serverを中心としたマーケティングに関わる業務を受託 |
2005年7月 |
電通グループ(株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社電通ドットコム)及びトッパン・フォームズ株式会社と資本・業務提携。電子商取引分野及びRFID分野における事業推進体制を強化 |
2006年2月 |
英国バークシャー州に100%出資子会社Global Business Design(UK)Ltd.を設立 |
2006年3月 |
東京都港区三田に本店移転 |
2007年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2007年10月 |
東京都港区海岸に本店移転 |
2009年4月 |
子会社Global Business Design(UK)Ltd.を清算 |
2009年6月 |
東京都港区新橋に本店移転 |
2009年9月 |
イー・キャッシュライフウェア株式会社(連結子会社)を設立 |
2009年9月 |
ロハスカーボンCO2研究所株式会社(持分法適用関連会社)と資本・業務提携 |
2009年11月 |
株式会社ロハス・インスティチュート(連結子会社)が新たに発行した株式を取得 |
2010年2月 |
株式会社ディー・ワークス(連結子会社)と株式を交換 |
2010年6月 |
ロハスカーボンCO2研究所株式会社からイー・キャッシュライフウェア株式会社(連結子会社)へ医療施設・設備貸与事業の事業譲渡を実施したことにより、医療クリニック向けの新たなサービス事業を開始 |
2011年5月 |
東京都渋谷区南平台町に本店移転 |
2012年3月 2012年3月 |
子会社イー・キャッシュライフウェア株式会社の全株式を譲渡 子会社株式会社ロハス・インスティチュートの全株式を譲渡 |
2013年1月 |
子会社株式会社ディー・ワークスの全株式を譲渡 |
2013年2月 |
パス・トラベル株式会社(旧社名:株式会社アトラス)(連結子会社)の全株式を取得 |
2014年7月 |
商号を「パス株式会社」に変更 |
2014年7月 |
東京都港区虎ノ門に本店移転 |
2014年12月 |
東京都港区虎ノ門に80%出資子会社株式会社PATHマーケットを設立 |
2014年12月 |
株式会社gift(連結子会社)の株式81.5%を取得 |
2015年8月 |
株式会社マードゥレクス(現・連結子会社)の株式51%を取得 |
2015年8月 |
株式会社ジヴァスタジオ(現・連結子会社)の株式51%を取得 |
2015年10月 |
株式会社新東通信との業務提携、株式会社PATHマーケットに対する第三者割当増資 |
2015年12月 |
株式会社giftの全株式を取得、東京都港区虎ノ門に本店移転 |
2016年3月 |
東京都港区虎ノ門に株式会社コミュニタス(連結子会社)を設立、子会社株式会社giftよりコミュニティサービス事業を譲受 |
2016年9月 |
パス・トラベル株式会社、第1種旅行業登録 |
2016年9月 |
株式会社PATHマーケット、株式会社コミュニタスの全株式を譲渡 |
2016年12月 |
株式会社giftを清算 |
2017年1月 |
決済代行事業の譲渡及び同事業の廃止 |
2017年7月 |
東京都渋谷区神宮前に本店移転 |
2017年8月 |
東京証券取引所市場第二部へ市場変更 |
2018年3月 |
パス・トラベル株式会社の全株式を譲渡し、旅行事業を廃止 |
2018年8月 |
Blockshine Japan株式会社を設立 |
2018年9月 |
Blockshine Singapore Pte.Ltd.を設立 |
2019年2月 |
株式会社マードゥレクスと株式会社ジヴァスタジオの株式を追加取得し完全子会社化 |
2019年4月 |
仮想通貨交換業者向けカストディ業務用管理システム等の使用許諾権等を取得 |
2019年4月 |
ブロックチェーン技術利用キャッシュレス推進システムBastionPayのサービス提供開始 |
2020年2月 |
Blockshine Japan株式会社の全株式を譲渡し、ブロックチェーン事業を廃止 |
2020年11月 |
株式会社アルヌールを設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2023年1月 |
株式会社RMDCの株式100%を取得し、完全子会社化 |
事業内容
同社グループは、主にコスメ・ビューティ&ウエルネス事業とサスティナブル・再生医療関連事業の二つのセグメントで構成されています。これらの事業は、同社およびその子会社4社によって展開されています。
コスメ・ビューティ&ウエルネス事業では、連結子会社の株式会社マードゥレクスが「エクスボーテ Ex:BEAUTE」というブランドで化粧品を提供しています。このブランドは、「光を、わたしの味方に。」というコンセプトのもと、美容と健康をキーワードに商品を展開しています。また、株式会社ジヴァスタジオでは、TVショッピングを中心に、カタログやWeb、店頭販売を通じて幅広いチャネルでの事業を行っています。
一方、サスティナブル・再生医療関連事業では、連結子会社の株式会社アルヌールが微細藻類の培養や研究開発、販売を手掛けています。さらに、株式会社RMDCでは、ヒト由来化粧品原料の製造販売や研究開発を行っており、再生医療関連事業を展開しています。
これらの事業変更は、新中期経営計画の策定に伴い、従来の「通信販売事業」及び「その他事業」から「コスメ・ビューティ&ウエルネス事業」、「サスティナブル・再生医療関連事業」へとセグメント名称が変更されましたが、セグメント情報に与える影響はありません。同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断しています。
経営方針
パスグループは、社会に有益な価値を提供し、社会から信頼される企業を目指すという基本理念のもと、新中期経営計画を策定し、その成長戦略を推進しています。この計画では、「本来の姿に」をテーマに掲げ、競争優位性のあるプロダクトの開発、事業と人材の創造、安定的収益の確保を目指しています。また、売上至上主義から利益至上主義への転換を目標としています。
同社グループは、コスメ事業とビューティ&ウェルネス事業、さらにはサスティナブル事業と再生医療関連事業を重点領域としています。これらの事業を通じて、チャネル開発、新規商品開発、著名人との共同開発、ブランド開発などを行い、グループシナジーによるクロスチャネル効果を目指しています。特に、サスティナブル事業では、CO2削減装置の販売や微細藻類の培養コンサルティング、再生医療関連事業では、ヒト由来化粧品原料の研究・販売や自動細胞培養ロボットの開発に力を入れています。
経済環境の不透明さの中、同社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ侵攻による原材料価格の高騰、為替相場の変動などの外部環境に対応しながら、販売チャネル別の新商品開発、グループシナジーの創出、新事業の開発に取り組んでいます。これらの取り組みは、同社グループが新たな製品開発や新事業への投資を通じて、長期的な事業成長を図るための基盤づくりに寄与するものと考えられます。