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アバントグループJP:3836
沿革
1997年5月 |
連結会計パッケージ・ソフトウエア(商品名:DivaSystem)の開発・販売・サポート及び連結会計業務支援を目的として、東京都大田区に株式会社ディーバ(資本金11百万円)を設立 |
1997年10月 |
DivaSystemの販売を開始 |
1998年12月 |
会計制度の変更に対応し、DivaSystemにキャッシュ・フロー計算書自動作成機能を追加 |
1999年6月 |
本社を東京都大田区大森北から東京都品川区南大井に移転 |
1999年8月 |
大阪市北区西天満に大阪支社を開設 |
2001年9月 |
本社を東京都品川区南大井から東京都大田区蒲田に移転 |
2002年6月 |
連結会計業務支援の一環として連結会計実務講座を開始 |
2004年1月 |
連結決算業務のアウトソーシング・サービスを開始 |
2005年11月 |
大阪支社を大阪市北区西天満から大阪市北区堂島に移転 |
2007年2月 |
大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場(現 東京証券取引所JASDAQ(グロース)) |
2007年8月 |
管理連結機能を強化したDivaSystem Version9の販売を開始 |
2008年10月 |
DIVA CORPORATION OF AMERICA(現 連結子会社)を米国カリフォルニア州に設立 |
2009年11月 |
株式会社インターネットディスクロージャー(現 連結子会社)の全株式を取得 |
2010年11月 2011年8月 |
本社を東京都大田区蒲田から東京都港区港南(現 所在地)に移転 株式会社ディーバ・ビジネス・イノベーションを設立 |
2012年7月 |
ジール分割準備株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2012年10月 |
ジール分割準備株式会社を株式会社ジールに商号変更し、株式会社DHIより情報システム事業を承継 |
2013年10月 |
株式会社ディーバから、株式会社アバントに商号を変更し、持株会社制へ移行 |
2014年11月 |
株式会社ディーバが新宿区西新宿に新宿オフィスを開設 |
2016年6月 |
株式会社ディーバが株式会社ディーバ・ビジネス・イノベーションを吸収合併 |
2017年8月 |
株式会社フィエルテを設立 |
2017年9月 |
東京証券取引所JASDAQ(グロース)から同取引所市場第二部へ市場変更 |
2017年10月 |
株式会社ディーバのアウトソーシング関連事業を株式会社フィエルテに承継 |
2018年3月 |
東京証券取引所市場第二部から同市場第一部銘柄に指定 |
2018年12月 |
DivaSystemご利用お客様数1,000社を達成 |
2021年3月 |
英国Metapraxis Limitedと資本・業務提携 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年10月 |
株式会社アバントは、株式会社アバントグループに商号変更 株式会社ディーバは、株式会社ジールの企業パフォーマンス管理ユニット管轄事業を分割承継し、株式会社アバント(現 連結子会社)に商号変更 株式会社フィエルテは、株式会社ディーバの連結決算支援システムの開発事業を分割承継し、株式会社ディーバ(現 連結子会社)に商号変更 |
事業内容
アバントグループは、自社および子会社5社、関連会社1社で構成されており、企業価値向上を目指す顧客に対して、財務・非財務情報を基にした適時・適切な経営判断の支援、経営改革推進のためのソフトウェア・システムの開発・販売・保守、そしてソフトウェアベースのコンサルティング・BPOサービスを提供しています。これにより、経営のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。
同社の事業は大きく3つのセグメントに分かれています。第一に、グループ・ガバナンス事業では、連結経営及び連結会計向けの自社開発パッケージ・ソフトウェア「DivaSystem」のライセンス販売と導入コンサルティング・サービスを提供しています。また、稼働開始後の持続的なメンテナンス・サービス、IFRS対応、経営管理の高度化、予算管理・管理会計に関するコンサルティング・サービスも手がけています。さらに、株式会社インターネットディスクロージャーによる開示書類の情報検索サービスもこのセグメントに含まれます。
第二に、デジタルトランスフォーメーション推進事業では、BI(ビジネス・インテリジェンス)システムのインテグレーション・サービスやクラウド・データ・プラットフォームの導入支援を展開しています。これにより、企業内の膨大なデータを統合・整理し、レポートやグラフで分析することで、企業の意思決定を支援しています。
第三に、アウトソーシング事業では、連結決算及び連結納税などの業務を受託しています。このサービスにより、顧客の業務の属人化やボトルネックを解消し、管理部門の人材がより経営や事業に価値を提供できる業務に注力できる環境を提供しています。
これらの事業を通じて、アバントグループは顧客の経営改革とデジタルトランスフォーメーションを支援し、企業価値の向上に貢献しています。
経営方針
アバントグループは、組織の自己実現を支援し、変化の激しい市場環境に適応する能力を持つ自立した組織を通じて、継続的な事業成長を目指しています。同社は「100年企業の創造」を最大の経営目標とし、グループ経営に特化した業務領域で、ソフトウェア製品やシステム、プロフェッショナルサービスの開発と提供に専心しています。経営の原則として、信用第一、赤字は悪、創意工夫で高価値化を追求する、人の成長のための事業成長を創る、一芸を極めて社会に役立つ、という5つの原則を掲げています。
新中期経営計画「BE GLOBAL 2028」では、売上高、純利益、1人当たりの営業利益、ソフトウエア粗利益、ROE、DOEの6項目を主要な経営指標と位置付け、ソフトウェア中心の戦略を通じて価値創造生産性の向上を目指しています。この計画は、人材の価値と企業価値の向上を目的とした「価値創造スパイラル」を実現することを目標としています。
中長期的な経営戦略として、持続的な収益成長と事業拡大、ソフトウェアドリブン戦略、価値創造生産性の向上を掲げています。特に、デジタルトランスフォーメーション市場での需要の顕在化、ソフトウェアドリブン戦略の推進、価値創造生産性の向上が優先的に対処すべき課題として挙げられています。また、人財価値向上環境整備や従業員の働きがいの向上、コンプライアンス、サステナビリティにも注力しています。
これらの戦略を通じて、アバントグループは「世界に通用するソフトウェア企業」となることを目標に、企業価値の向上に役立つソフトウェア会社としての地位を確立し、持続可能な成長を目指しています。