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システムインテグレータJP:3826
沿革
1995年3月 |
Oracleを中心としたデータベース技術と基幹業務ノウハウに強みを持ったシステムインテグレーション事業及びパッケージソフトウエアの開発販売事業を目的として、埼玉県浦和市に資本金10,000千円で株式会社システムインテグレータを設立 |
1996年3月 |
ECサイト構築パッケージソフトウエア「SI Web Shopping Ver1.0」を発売 |
1997年2月 |
新郵便番号変換パッケージソフトウエア「FAQ里恵の新郵便番号変換ソフト」を発売 |
1997年8月 |
Oracleデータベース用開発支援ツール「SI Object Browser Ver3.0」を発売 |
2001年2月 |
本社を埼玉県さいたま市南区南浦和二丁目39番16号に移転 |
2001年3月 |
Web教材作成ツール「SI 作って教材 Ver1.0」を発売 |
2002年6月 |
データベース設計支援ツール「SI Object Browser ER Ver1.0」を発売 |
2002年11月 |
アンケート作成ソフト「SI 作ってアンケート Ver1.0」を発売 |
2004年5月 |
企画段階から参加してコンソーシアム方式で開発した次世代ERP「GRANDIT」を新規リリース |
2005年3月 |
本社を埼玉県さいたま市南区沼影一丁目10番1号に移転 |
2006年7月 |
大阪市中央区に大阪支社を設置 |
2006年12月 |
東京証券取引所マザーズに上場 |
2007年3月 |
Web-ERP「GRANDIT」コンソーシアムに参画 |
2008年2月 |
「SI Object Browser 中国語版」、「SI Object Browser ER 中国語版」を中国市場にて発売 |
2008年11月 |
プロジェクト管理パッケージ「SI Object Browser PM Ver1.0」を発売 |
2008年12月 |
Microsoftデータベース用開発支援ツール「SI Object Browser for SQL Server Ver1.0」を発売 |
2009年6月 |
「SI Object Browser PM」を中国市場にて発売 |
2009年9月 2010年4月 |
「SI Web Shopping BtoC 多言語版 Ver1.0」を発売 「SI Object Browser PM」のクラウド提供を開始 |
2010年12月 |
IBM社データベースDB2対応版開発支援ツール「SI Object Browser for DB2」を発売 |
2011年12月 |
Web-ERP「GRANDIT」生産管理アドオンモジュールを発売 |
2012年4月 |
日立製作所製データベースHiRDB対応版開発支援ツール「SI Object Browser for HiRDB」を発売 |
2012年7月 |
Web-ERP「GRANDIT」継続取引管理アドオンモジュールを発売 |
2012年8月 |
富士通製データベースSymfoware対応版開発支援ツール「SI Object Browser for Symfoware」を発売 |
2013年6月 |
アプリケーション設計支援ツール「SI Object Browser Designer」をクラウドサービスで提供を開始 |
2013年6月 |
東京都渋谷区に東京営業所を設置 |
2014年1月 |
東京証券取引所第一部に上場 |
2014年5月 |
本社を埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2に移転 |
2015年2月 |
IT企業向け統合システム「GRANDIT ITテンプレート」を発売 |
2016年4月 |
「SI Object Browser PM 中国語版」を発売 |
2016年6月 |
「SI Web Shopping CMS」を発売 |
2017年3月 |
「SI Object Browser PM ライト版」「SI Object Browser PM エンジニアリング版」を発売 |
2018年1月 |
プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」サービス開始 |
2018年3月 2018年10月 |
画面のデザインを認識するAIサービス「AISI∀ Design Recognition」を発売 ディープラーニングを使ったAI異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection」を発売 |
2019年3月 |
名古屋市中村区に名古屋営業所を設置 |
2020年3月 |
福岡市博多区に福岡支社準備室を設置 |
2021年2月 |
データベース言語SQLスキル判定サービス「TOPSIC-SQL」サービス開始 |
2021年3月 |
Web版プロジェクト管理システム「OBPM Neo」サービス開始 |
2021年10月 |
カスタマーサクセス支援サービス「VOICE TICKETS」サービス開始 |
2021年11月 |
アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」サービス開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所第一部からスタンダード市場に移行 |
2022年5月 |
福岡市博多区に福岡支社を設置 |
2022年10月 |
ベトナム・ダナン市に海外子会社「KEYSTONE SOLUTIONS COMPANY LIMITED」を設立 |
事業内容
システムインテグレータは、複数の事業セグメントを展開しており、主に「Object Browser事業」「E-Commerce事業」「ERP事業」「AI事業」の4つの領域で事業を行っています。これらの事業を通じて、データベース開発支援ツール、ECサイト構築パッケージ、ERPパッケージ、AI異常検知システムなど、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。
Object Browser事業では、「SI Object Browser」や「SI Object Browser ER」などのデータベース開発支援ツールを提供し、データベースの設計や管理を効率化します。また、「OBPM Neo」というプロジェクト管理ツールも提供しており、プロジェクトの品質、コスト、進捗の統合管理を可能にしています。
E-Commerce事業では、「SI Web Shopping」というECサイト構築パッケージを提供し、BtoCやBtoB向けのECサイト構築をサポートしています。この製品は、ECサイト運営に必要な機能をオールインワンで提供し、高パフォーマンスと堅牢なセキュリティを実現しています。
ERP事業では、「GRANDIT」というWeb-ERPパッケージを提供しており、販売、調達、在庫、生産、経理、人事などの基幹業務をサポートします。この製品は、ブラウザのみで利用可能な完全Web-ERPであり、多様な業務に対応するための豊富な機能を搭載しています。
AI事業では、「AISI∀ Anomaly Detection」というAI異常検知システムを提供し、工場内での人間による目視検査をAIにより自動検知するシステムを実現しています。
さらに、新規事業として「TOPSIC」と「IDEA GARDEN」を提供しており、プログラミングスキル判定サービスやアイデア創出プラットフォームを通じて、採用スクリーニングやプログラミング教育、アイデア発想・管理・蓄積をサポートしています。
経営方針
システムインテグレータは、独自の成長戦略「Catch and Grow」を推進しています。この戦略では、市場のニーズを迅速に捉え、新製品を次々に企画・開発することで、事業のリスク分散と収益の拡大を図っています。同社は、パッケージソフトウェアの販売、保守、カスタマイズを基幹事業としつつ、クラウドサービス事業の拡大やコンサルティング事業の強化にも注力しています。また、社員が働きやすい環境作りにも力を入れ、創造力や技術力の向上を目指しています。
経営指標としては、成長性と収益性に重点を置き、売上高成長率及び売上高経常利益率を重要視しています。さらに、事業分野別の売上高や売上総利益の推移、業態別の売上高や契約解約率の推移など、複数の指標を注視しています。
中長期的な経営戦略としては、AIやプログラミング教育などの新市場ニーズに対応した新製品の開発に力を入れています。特に、クラウドサービスの提供を基本ポリシーとし、既存製品のバージョンアップやラインナップ拡張を通じて、安定した収益基盤の構築を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、新規顧客開拓力の強化、開発エンジニアの確保と早期戦力化、インキュベーション事業の収益化、新規主力事業の創出など、複数の事業上及び財務上の課題に取り組んでいます。これらの戦略的取り組みを通じて、システムインテグレータは持続的な成長を目指しています。