大和コンピューターJP:3816

時価総額
¥45.6億
PER
13.9倍
ソフトウェア開発関連事業では受託開発、システム設計・開発・導入、保守、CMMI導入コンサルテーション、サービスインテグレーション事業ではSaaS型ソフトウェアサービス、システムコンサルティング、ハードウェア販売・導入、その他にシステム販売、農作物の生産・加工・販売を展開。

沿革

1977年6月

ソフトウェアの開発等を目的として㈱大和コンピューターを設立

1981年6月

東京都品川区に東京出張所開設

1988年1月

東京出張所を東京営業所へ改称

1991年7月

東京都港区に東京営業所移転

1997年6月

東京都港区に東京営業所高輪事務所を設置

1998年9月

東京営業所を東京本部へ改称

2000年6月

大阪市北区に大阪本部を設置

2000年6月

ソフトウェアの開発等を目的として大阪市北区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2000年6月

ソフトウェアの開発等を目的として東京都港区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2000年9月

東京本部新社屋完成(事務所移転)

2000年12月

ソフトウェアの開発等を目的として沖縄県那覇市にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立

2003年2月

CMM(注)コンサルティング事業開始

2006年4月

ソフトウェアの開発等を目的としてベトナムのホーチミン市にi and com. Co., Ltd.(100%子会社)を設立

2006年9月

㈱ジャスダック証券取引所に上場

2007年5月

アイ・アンド・コム㈱(大阪)及びアイ・アンド・コム㈱(東京)をアイ・アンド・コム㈱(沖縄)に合併

2009年1月

2010年4月

2010年8月

2011年1月

2011年2月

大阪市北区の大阪本部を閉鎖

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

SaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」の提供開始

i and com. Co., Ltd.の清算結了

フィットネス・コミュニケーションズ㈱の子会社化

2012年8月

子会社フィットネス・コミュニケーションズ㈱の商号を㈱フィット・コムに変更

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場

2015年4月

アイ・アンド・コム㈱(沖縄)を吸収合併

2017年2月

農作物の生産・加工・販売を目的として静岡県袋井市に㈱ルーツ(100%子会社)を設立

2018年8月

東京本部を東京本社に改称し、二本社制とする

2019年5月

CMMI V2.0 成熟度レベル5達成

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

2023年4月

浅小井農園㈱の子会社化

事業内容

大和コンピューター及びその連結子会社3社は、情報システムの構築から稼働までをカバーする「ソフトウェア開発関連事業」と、SaaS型ソフトウェアサービスなどを提供する「サービスインテグレーション事業」を主要な事業セグメントとしています。これらの事業を通じて、顧客の企業活動を幅広くサポートしています。

ソフトウェア開発関連事業では、顧客からの受託開発業務を中心に、システムやソフトウェアの設計、開発、導入、保守サービスを提供しています。また、ソフトウェア開発プロセスの改善やCMMI導入のコンサルテーションも行っており、顧客の企業活動を技術面から支援しています。

サービスインテグレーション事業では、SaaS型ソフトウェアサービスの提供に加え、関連するシステムやソフトウェアのコンサルティング、設計、開発、導入、保守、さらにはハードウェアの販売や導入、サプライの供給まで、導入システムや企業活動をトータルでサポートしています。この事業セグメントには、子会社の㈱フィット・コムが全面的に関与しています。

その他の事業として、システム販売では、顧客に迅速な提供を行うための最適なソフトウェアからハードウェアまでの構成を提供しています。また、農業に関する活動も行っており、静岡県袋井市と滋賀県近江八幡市で農作物の生産、加工、販売を実施しています。この分野では、子会社の㈱ルーツ及び浅小井農園㈱が活動を担っています。これらの事業を通じて、大和コンピューターは多岐にわたる分野で顧客のニーズに応えています。

経営方針

大和コンピューターは、ソフトウェア開発関連事業とサービスインテグレーション事業を主軸に、顧客の企業活動を幅広くサポートしています。同社は、高品質なシステム提供を通じて、顧客満足度の向上を目指しており、デジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウド、Webの高度利用を推進しています。また、農業分野においては、IT技術の活用を高め、i-農業の具現化に向けた研究にも注力しています。

同社の成長戦略は、品質向上と技術力の強化に重点を置いています。これにより、ソフトウェア開発技術をベースに、さらなる成長を目指しています。特に、DX関連への注力や、テレワーク制度の整備による生産性向上など、新しい働き方への対応も進めています。

サービスインテグレーション関連では、「健康」と「学び」をキーワードに、クラウドサービスの提供を強化しています。これにより、安定的かつ長期的な取引関係の構築と、ストックビジネスの成長を推進しています。また、RFID技術やCMMIを活用した新たなシステムの構築や、品質管理のプロセス改善活動も支援しています。

さらに、農業に関する活動では、ITを活用した農業支援システムの開発や、スマート農業への取り組みを進めています。これらの戦略を通じて、大和コンピューターは、顧客に感動を提供し、新たな価値の創造を目指しています。同時に、サスティナブルな企業を目指し、経営改善や人材育成、品質向上への再構築、営業活動の強化にも取り組んでいます。