サイバーステップJP:3810

時価総額
¥32.9億
PER
オンラインゲーム事業では、自社開発のゲームを海外運営会社にライセンス供与、自社運営サービスとして『ゲットアンプド』等を提供。エンターテインメント事業では、映像作品の音響制作、声優タレント管理、VTuber動画制作支援を展開。

沿革

2001年 8月

有限会社から株式会社へ改組し、東京都調布市布田1丁目43番地3号に資本金1,000万円でサイバーステップ株式会社を設立

2001年 8月

ネットワーク対戦型3Dアクションゲーム『ゲットアンプド』(注1)を発表

2001年10月

本社を東京都多摩市に移転

2004年 4月

本社を東京都調布市に移転

2004年10月

米国市場参入準備のため米国カリフォルニア州に子会社CyberStep Communications, Inc.設立

2006年 3月

日本における『鋼鉄戦記C21』(注2)の自社運営サービスを開始

2006年 7月

東京証券取引所 マザーズ市場に上場(証券コード:3810)

2006年 8月

本社を東京都渋谷区に移転

2007年 2月

日本における『ゲットアンプド』の自社運営サービスを開始

2007年11月

韓国における『ゲットアンプド2』(注3)運営権ライセンス契約を締結

2008年 2月

中国における『ゲットアンプド2』運営権ライセンス契約を締結

2008年11月

日本における自社運営による『ゲットアンプド2』商用サービス開始

2008年12月

日本における自社運営による『コズミックブレイク』(注4)商用サービス開始

2010年 4月

韓国市場参入のため韓国に子会社CyberStep Entertainment, Inc.設立

2010年12月

北米における自社運営による『ゲットアンプド2』『コズミックブレイク』商用サービス開始

2011年 8月

韓国における自社運営による『コズミックブレイク』商用サービス開始

2011年12月

台湾における自社運営による『ゲットアンプド2』商用サービス開始

2012年 2月

台湾における自社運営による『コズミックブレイク』商用サービス開始

2012年 2月

本社を東京都杉並区に移転

2012年 8月

ブラジル市場参入のためブラジルに子会社CyberStep Brasil, Ltda.設立

2012年 9月

香港市場参入のため香港に子会社CyberStep HongKong Limited設立

2012年10月

ブラジルにおける自社運営による『ゲットアンプド』商用サービス開始

2012年11月

オランダにおける自社運営による『ゲットアンプド』商用サービス開始

2012年11月

台湾における自社運営による『C21』(注2)商用サービス開始

2012年12月

ブラジルにおける自社運営による『ゲットアンプド2』商用サービス開始

2012年12月

オランダにおける自社運営による『ゲットアンプド2』商用サービス開始

2012年12月

ブラジルにおける自社運営による『コズミックブレイク』商用サービス開始

2013年 6月

フィリピン市場参入のためフィリピンに子会社CyberStep Philippines Inc.設立

2013年 6月

インドネシア市場参入のためインドネシアに子会社PT. CyberStep Jakarta Games設立

2013年 7月

台湾における自社運営による『ゲットアンプド』商用サービス開始

2013年12月

日本における自社運営による『鬼斬』(注5)商用サービス開始

2014年 4月

インドネシアにおける自社運営による『ゲットアンプド』商用サービス開始

2014年 7月

北米における自社運営による『鬼斬』商用サービス開始

2014年 7月

台湾、香港、マカオにおける自社運営による『鬼斬』商用サービス開始

2015年 2月

韓国における自社運営による『鬼斬』商用サービス開始

2015年 4月

日本における自社運営による『コズミックブレイク2』(注6)商用サービス開始

2015年 8月

ブラジルにおける自社運営による『コズミックブレイク2』商用サービス開始

2015年12月

日本における自社運営による『鬼斬 百鬼夜行』商用サービス開始

2015年12月

北米における自社運営による『コズミックブレイク2』商用サービス開始

2015年12月

韓国における自社運営による『コズミックブレイク2』商用サービス開始

2015年12月

2015年12月

台湾における自社運営による『コズミックブレイク2』商用サービス開始

日本における自社運営による『Dash!!スシニンジャ』商用サービス開始

2016年 3月

日本における自社運営による『コズミックブレイク ソラの戦団』(注7)商用サービス開始

2016年 6月

日本における自社運営による『ハコネちゃんタイピング』商用サービス開始

2016年 7月

日本における自社運営による『鬼斬~日本を旅するRPG~』商用サービス開始

2017年 1月

日本における自社運営による『オンラインクレーンゲーム トレバ2D』(注8)商用サービス開始

2017年 4月

欧州における自社運営による『鬼斬』商用サービス開始

2017年 7月

日本における自社運営による『Q&Q アンサーズ』(注9)商用サービス開始

2017年 7月

台湾市場参入のため台湾に子会社CyberStep Digital, Inc. 設立

2017年10月

東京証券取引所 市場第二部に上場市場変更(証券コード:3810)

2018年 5月

日本における自社運営による『さわって!ぐでたま~3どめのしょうじき~』(注10)商用サービス開始

2018年 5月

日本における自社運営による『相剋のエルシオン 光と闇の輪廻』(注11)商用サービス開始

2018年 7月

日本における自社運営による『暁のブレイカーズ』(注12)商用サービス開始

2018年 7月

日本における自社運営による『Eコマースサービス ミレバ』(注13)商用サービス開始

2018年10月

日本における自社開発による『KDJ-ONE』(注14)を販売開始

2018年12月

香港、シンガポールにおける自社運営による『トモトル ~ハローキティとハピネスライフ~』(注15)商用サービス開始

2018年12月

日本における自社運営による『トモトル ~ハローキティとハピネスライフ~』商用サービス開始

2018年12月

北米における自社運営による『トモトル ~ハローキティとハピネスライフ~』商用サービス開始

2018年12月

日本における自社運営による『ゲットアンプドモバイル』(注16)商用サービス開始

2019年 1月

北米における自社運営による『ゲットアンプドモバイル』商用サービス開始

2019年 1月

欧州における自社運営による『ゲットアンプドモバイル』商用サービス開始

2021年 4月

日本における自社運営による『CosmicBreak Universal』(注17)商用サービス開始

2021年10月

日本における自社運営による『ハッピークズトピア』(注18)商用サービス開始

2021年11月

日本における自社運営による『鬼斬 HEROES』(注19)商用サービス開始

2021年12月

日本における自社運営による『CosmicBreak GUN & SLASH』(注20)商用サービス開始

2022年 4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

2023年 4月

日本における自社運営による『テラビット』(注21)商用サービス開始

事業内容

サイバーステップは、オンラインゲーム事業とエンターテインメント事業の2つの主要セグメントで事業を展開しています。

オンラインゲーム事業では、自社開発したオンラインゲームのライセンス供与と自社運営サービスの2つのアプローチを取っています。ライセンス供与では、海外の運営会社に対し、独占運営権とゲームの継続的なアップデート、テクニカルサポートを提供。これにより、運営会社からのライセンス料とオンラインゲーム内でのアイテム課金に基づくロイヤリティを収益としています。自社運営サービスでは、『ゲットアンプド』や『鋼鉄戦記C21』など、日本国内外で直接オンラインゲームサービスを提供し、アイテム課金制を採用しています。

エンターテインメント事業では、映像作品の音響制作や製作委員会への出資、声優タレントのプロダクション運営などを行っています。また、YouTubeを中心とした動画配信プラットフォームでのVTuberとしての活動支援やキャラクターIPを使用したコンテンツ制作にも注力。このセグメントでは、動画配信プラットフォーム上での広告収益が主な収入源となっています。

サイバーステップは、これらの事業を通じて、多角的なデジタルエンターテインメントの提供を目指しています。

経営方針

サイバーステップは、オンラインゲームとエンターテインメントの2つのセグメントを軸に、独自の成長戦略を推進しています。同社は、「世界中を楽しくするエンターテイメントを送り出す」という理念のもと、研究開発を核に据え、多国展開やマルチプラットフォーム対応を進めています。自社開発・自社サービスの強みを活かし、新規タイトルの迅速な提供を可能にする体制を確立しています。これにより、収益性の確保・向上とともに、企業価値の高め方を目指しています。

中長期的な経営戦略として、サイバーステップは、オンラインゲーム業界の厳しい競争環境の中で、3Dオンラインゲームに加え、新たなジャンルでのゲーム提案を行い、グローバル市場での競争力を高める方針です。また、オンラインクレーンゲーム「トレバ」を主力とした複数タイトルの運営による収益性の改善・強化、新規タイトルの開発体制の強化、自社でのオンラインゲームサービス提供の拡大を重点領域としています。

収益力の指標として、売上高経常利益率と1株当たり当期純利益(EPS)を重視し、株主価値の向上を目指しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、既存サービスの見直しや新たな付加サービスの開発、顧客層の開拓にも注力しています。さらに、新しいテクノロジーを有する企業との戦略的連携や、新規タイトルの開発による市場拡大も視野に入れています。

人的資源の確保にも力を入れており、ゲーム開発プランナー、プログラマー、デザイナーなどの優秀な人材の確保と育成を重要視しています。これらの戦略を通じて、サイバーステップは、オンラインゲーム市場でのさらなる成長と事業の多角化を目指しています。