エコミックJP:3802

時価総額
¥33.9億
PER
18.1倍
給与計算アウトソーシング、年末調整、住民税徴収額更新、マイナンバー収集、勤怠・人事システム提供、ふるさと納税書類処理、飲食店割引券管理、ウェブソリューション、ソフトウエア・ハードウエア開発を展開。

沿革

1997年4月

札幌市中央区にペイロール事業を目的として当社(資本金10,000千円)を設立

2000年5月

キャリアバンク株式会社が当社株式を70%取得したことにより、同社の子会社となる

2002年9月

東京都新宿区に東京カスタマーセンター(現 東京本部)を開設

2003年11月

本社を札幌市東区北6条東2丁目に移転

2006年1月

プライバシーマーク取得

2006年4月

証券会員制法人札幌証券取引所アンビシャスへ上場

2006年6月

東京カスタマーセンター(現 東京本部)を東京都文京区に移転

2007年7月

大阪カスタマーセンター(現 大阪営業所)を大阪市淀川区に開設

2010年5月

東京カスタマーセンター(現 東京本部)を東京都中央区に移転

2011年2月

本社を札幌市東区北6条東4丁目に移転

2013年5月

中華人民共和国山東省青島市に100%子会社として栄光信息技術(青島)有限公司を設立

2013年11月

東京本部を東京都新宿区に移転

2015年8月

本社を札幌市中央区大通西8丁目に移転

2016年1月

大阪営業所を大阪市北区に移転

2017年10月

クラウド年末調整システム「簡単年調」をリリース

2020年4月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2022年4月

東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に移行

株式会社ビズライト・テクノロジーの株式取得(2022年4月30日より連結子会社)

事業内容

エコミック株式会社とその連結子会社2社は、給与計算や年末調整のアウトソーシング、ソフトウエアおよびハードウエアの開発を主軸に事業を展開しています。同社グループは、BPO事業とソフトウエア・ハードウエア開発事業の2つのセグメントに分かれており、2022年4月に株式会社ビズライト・テクノロジーを連結子会社として迎え入れたことにより、これらのセグメントに区分されました。

BPO事業では、給与計算関連サービスとして、給与(賞与)計算アウトソーシング、年末調整アウトソーシング、住民税徴収額更新アウトソーシング、マイナンバー収集サービスを提供しています。また、システム開発や勤怠・人事システムの提供も行っており、顧客企業の特定の要望に応えるためのカスタマイズされたシステム開発にも対応しています。さらに、BPOその他のサービスとして、ふるさと納税のワンストップ特例申請や飲食店の割引券発行・確認事務のアウトソーシングも手がけています。

ソフトウエア・ハードウエア開発事業では、連結子会社の株式会社ビズライト・テクノロジーが主力として活動しており、ウェブソリューションの提供、組織内業務管理用ソフトウエアの開発、ボードコンピュータの開発などを行っています。また、HRテックの「簡単年調」の開発も同セグメントの一環としています。

エコミック株式会社グループは、これらの事業を通じて、顧客企業の多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

経営方針

エコミック株式会社は、顧客企業に合わせた人事ソリューションを提供し、BPO事業を中心に事業活動を展開しています。同社は、経営理念として「お客様への価値あるサービスの提供」を掲げ、給与計算や年末調整などのアウトソーシングサービスを提供しています。また、ソフトウエアおよびハードウエアの開発も手掛け、顧客企業の生産性向上に寄与するソリューションを提案しています。

経営環境においては、経済の正常化や景気回復が期待される一方で、物価上昇や供給面での制約などのリスクに注意が必要とされています。これらの環境下で、エコミックはアウトソーシングのニーズが高まると見込み、BPO業界をリードすることを経営戦略としています。具体的には、業務のスピードアップや品質向上、情報管理体制の強化などを優先的に対処する課題として挙げています。

さらに、優秀な人材の確保と育成、災害や感染症等に備えたリスクの分散、営業体制の強化などにも注力しています。経営上の目標としては、持続的な成長と安定的な収益確保を掲げ、売上高営業利益率10%を目標指標としています。

エコミック株式会社グループは、これらの成長戦略を推進することで、顧客企業の成長を支え、BPO業界におけるリーダーとしての地位を確立しようとしています。同社は、顧客企業の特定の要望に応えるカスタマイズされたシステム開発にも対応し、幅広いサービスを提供しています。