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ジェイ・エスコムホールディングスJP:3779
沿革
1968年5月 |
東京都千代田区内に資本金1,000万円で、株式会社イングリッシュコンパニオンの商号をもって設立。英会話教材『ENGLISH FOR YOU』の販売を開始。 |
1977年2月 |
株式会社コンパニオンに商号変更。 |
1985年7月 |
株式会社エスコムに商号変更。 |
1988年11月 |
日本証券業協会に当社株式を店頭登録。 |
1996年4月 |
郵政省(現総務省)より委託放送事業の認定を得る。 |
1999年4月 |
子会社「株式会社インストラクティービー」(2014年3月20日特別清算終結)を設立し、委託放送事業を同社へ譲渡。 |
2001年4月 |
株式会社キーネットの株式を追加取得し52.89%を保有、同社を子会社化。 |
2003年3月 |
株式会社キーネットの株式を全株譲渡し、同社を子会社から除外。 |
2003年5月 |
株式会社大塚商会と包括業務提携契約を締結。 |
2003年10月 |
スペインサッカーチーム「レアル・マドリード」とマーチャンダイジング契約を締結。 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年10月 |
株式移転により完全親会社(持株会社)ジェイ・エスコムホールディングス株式会社を設立。 |
2006年7月 |
中国における合弁会社「達楽美爾(上海)商貿有限公司」の出資許可を中国行政当局より取得。 |
2006年9月 |
本店所在地を東京都千代田区から東京都港区西新橋に移転。 |
2007年7月 |
中国香港における事業持株会社「Escom China Limited」を設立。 |
2009年9月 |
本店所在地を東京都港区西新橋から東京都港区赤坂に移転。 |
2016年4月 |
株式会社ジェイ・インターナショナル(旧 株式会社モール・オブ・ティーヴィー)より、女性誌「Soup.」の出版事業を事業譲受。 |
2016年4月 |
株式会社ジャック・メディア・キャピタルより、女性誌「Soup.」に関連する商標「Soup.plus+」の使用権を付与して収益を得るライセンス事業を事業譲受。 |
2016年4月 2016年11月 |
株式会社スープに商号変更。 Escom China Limitedの株式を全株譲渡し、同社及び同社の子会社である達楽美爾(上海)商貿有限公司を子会社より除外。 |
2019年4月 |
株式会社ウエルネスを吸収合併。 |
2005年10月 |
株式会社エスコム(現 株式会社スープ)との株式移転により、ジェイ・エスコムホールディングス株式会社を設立。(本店所在地:東京都港区西新橋 資本金:5億円) |
2005年10月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年12月 |
第三者割当増資により、資本金が8億75百万円となる。 |
2008年5月 |
株式会社ウエルネスの全株式を取得し、同社を子会社とする。 |
2008年8月 |
株式会社ジェイ・インターナショナルとの業務資本提携契約を締結し、同社株式の22%を取得したことで同社が持分法適用関連会社となる。 |
2009年9月 |
本店所在地を東京都港区西新橋から東京都港区赤坂に移転。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2013年9月 |
株式会社インストラクティービーを解散。(2014年3月20日特別清算終結) |
2014年5月 |
衛星放送事業を廃止。 |
2015年10月 |
株式会社ジェイ・インターナショナルの株式を一部を譲渡し、持分法適用関連会社の範囲から除外。 |
2016年3月 2017年3月 2017年3月 |
第三者割当増資により、資本金が10億25百万円となる。 第7回新株予約権の行使により資本金が10億60百万円となる。 連結子会社株式会社東京テレビランドを設立。 |
2019年6月 |
中国法人江蘇掌門人綱絡科技有限公司と業務提携契約を締結。 |
2020年10月 |
学校法人鶴岡学園北海道文教大学と包括連携協定を締結。 |
2020年10月 |
中企連控股集団有限公司と業務提携契約を締結。 |
2021年10月 |
株式会社ショーエイコーポレーションと業務提携契約を締結。 |
2022年3月 |
連結子会社株式会社マフィンホールディングスを設立。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
2022年6月 |
Mafin inc.の全株式を取得し、同社及び子会社であるSmartcon inc.及び株式会社マフィンを子会社とする。 |
2022年12月 |
BSPアセットマネジメント株式会社及びBSPコンサルティング株式会社と業務提携契約を締結。 |
2022年12月 |
連結子会社株式会社JEインベストメントを設立。 |
2022年12月 |
第三者割当増資により、資本金が11億16百万円となる。 |
2023年1月 |
連結子会社である株式会社JEインベストメントが投資事業有限責任組合契約を締結することにより、JE・BSP第1号投資事業有限責任組合に参画 |
事業内容
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社とそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社グループは、ジェイ・エスコムホールディングスを中心に、連結子会社8社と持分法非適用関連会社1社から構成されています。主要な事業内容としては、理美容消耗品の販売、企業向けコンサルティング、テレビ通販及びインターネットを通じた通信販売、デジタルギフトやリワード広告の提供などが挙げられます。
具体的には、株式会社スープが理美容事業とコンサルティング事業を担当し、理美容消耗品関連商材の販売や企業向けのコンサルティングサービスを提供しています。一方、株式会社東京テレビランドは通信販売事業を手掛け、テレビ通販とインターネット販売を通じて商品を消費者に届けています。デジタルマーケティング事業は、Mafin inc.、Smartcon inc.、株式会社マフィンが担当し、デジタルギフトやリワード広告の提供を通じて、新しい形のマーケティングソリューションを提供しています。
これらの事業を通じて、ジェイ・エスコムホールディングスグループは、多様なニーズに応える幅広いサービスを展開しており、各セグメントが相互に連携しながら、事業の拡大と発展を目指しています。
経営方針
ジェイ・エスコムホールディングスは、社会的責任を重視し、信頼を獲得する企業を目指す経営方針のもと、徹底したマーケティング活動と効率的な組織作りに取り組んでいます。同社は、長期的な視野に立ち、従業員の能力開発やコンプライアンス体制の強化にも注力しています。また、社会の変化に対応しながら、ステークホルダーに高い満足を提供することを目的として、事業の再構築を積極的に行っています。
中期経営戦略として、同社は既存事業の安定した黒字化と、M&Aや新規事業の発掘・運営を通じた利益確保を目指しています。2022年6月には、デジタルギフト事業に進出し、韓国のノウハウを活用して日本市場での事業展開を進めています。通信販売事業では、TV媒体を活用した販売や番組制作、アウトバウンドによる商品紹介など、業務の拡大を図っています。
同社は、各事業の選択と集中を通じて、グループ全体の企業価値の向上を目指しています。経営指標としては、売上高営業利益率、1株当たり当期純利益、ROICの拡大を目標に掲げています。経営環境の変化に対応するため、デジタルマーケティング事業の強化や通信販売事業の競争力向上に努めています。
優先的に対処すべき課題として、収益体制の拡大、人材の増員及び職場環境の充実、経営環境の充実が挙げられています。これらの課題に対して、新規顧客開拓や取引継続による営業体制の強化、人材採用と社内環境整備、コーポレートガバナンスの充実など、具体的な施策を実行しています。ジェイ・エスコムホールディングスは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。