- 日本企業
- ウェルス・マネジメント
ウェルス・マネジメントJP:3772
沿革
1999年12月 |
個人投資家向け金融証券市場関連の情報の提供を目的として、東京都港区赤坂一丁目9番2号に資本金35,000千円をもってドリームバイザー・ドット・コム株式会社を設立。 |
2000年4月 |
金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーションの提供事業の開始。 |
2000年10月 |
動画コンテンツの制作、提供事業の開始。 |
2000年12月 |
ASPサービスによる金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーションの提供事業の開始。 |
2001年6月 |
株式会社CSK(注1)に対して金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーションのライセンス供与を開始。 |
2001年8月 |
新事業創出促進法に基づく経済産業大臣の認可を取得。 |
2002年8月 |
社団法人投資信託協会より投資信託評価機関の認定を取得。投資信託評価事業の開始。 |
2005年6月 |
当社株式が東京証券取引所マザーズ市場に上場。 |
2005年11月 |
本店事務所を東京都港区から東京都千代田区に移転。 |
2007年1月 |
株式会社日本證券新聞社を連結子会社化。 |
2008年7月 |
当社の情報配信事業を会社分割により、連結子会社である株式会社日本證券新聞社に承継させ、当社は持株会社へ移行。当社商号をドリームバイザー・ホールディングス株式会社へ変更。 ドリームバイザー・ファイナンシャル株式会社(連結子会社)を設立。 |
2009年5月 |
連結子会社であるドリームバイザー・ファイナンシャル株式会社が、第一種金融商品取引業者として登録。 |
2009年7月 |
連結子会社であるドリームバイザー・ファイナンシャル株式会社が、FX(外国為替保証金取引)事業及びCFD(差金決済取引)事業を開始。 |
2011年1月 |
連結子会社であるドリームバイザー・ファイナンシャル株式会社が、FX事業及びCFD事業(金融商品取引業)を廃止。 |
2012年4月 |
あかつきフィナンシャルグループ株式会社(注2)による当社株式に対する公開買付が成立。当社は、同社のその他関係会社となる。 |
2012年5月 |
あかつきフィナンシャルグループ株式会社と業務提携契約を締結。 |
2012年6月 |
連結子会社であるドリームバイザー・ファイナンシャル株式会社が解散。 |
2012年9月 |
あかつきフィナンシャルグループ株式会社が、当社の親会社となる。 本店事務所を東京都千代田区から東京都中央区に移転。 |
2013年7月 |
リシェス・マネジメント株式会社(旧会社名 ウェルス・マネジメント株式会社)を株式交換により連結子会社化。当該株式交換に伴い、同社子会社であるグローバル インベストメント マネジメント株式会社が孫会社となる。 |
2014年3月 |
連結子会社である株式会社日本證券新聞社が、投資支援アプリケーションの提供事業を会社分割(吸収分割)により株式会社シーエムディーラボに承継。 |
2014年10月 |
当社商号をウェルス・マネジメント株式会社へ、連結子会社であるウェルス・マネジメント株式会社の商号をリシェス・マネジメント株式会社へ変更。連結子会社である株式会社日本證券新聞社がIR支援事業、広告代理事業、レポート事業を新設分割により設立した株式会社日本證券新聞リサーチに承継。当社は、株式会社日本證券新聞リサーチの株式を全て取得し、株式会社日本證券新聞リサーチを連結子会社化。 |
2015年1月 |
あかつきフィナンシャルグループ株式会社が同社子会社であるキャピタル・エンジン株式会社(注3)に当社株式を譲渡。当社親会社は、支配力基準により、あかつきフィナンシャルグループ株式会社、キャピタル・エンジン株式会社の計2社となる。 |
2015年3月 |
当社は連結子会社である株式会社日本證券新聞リサーチの株式49.0%を当社親会社であるあかつきフィナンシャルグループ株式会社へ譲渡。連結子会社であるリシェス・マネジメント株式会社が、同社子会社であったグローバル インベストメント マネジメント株式会社の株式をNKグローバル株式会社へ全て売却し、グローバル インベストメント マネジメント株式会社は連結除外となる。 |
2015年7月 |
本店事務所を東京都中央区から東京都港区に移転。 |
2015年9月 |
連結子会社である株式会社日本證券新聞社及び株式会社日本證券新聞リサーチの株式を株式会社ジャパンインベストメントアドバイザーに譲渡し、株式会社日本證券新聞社及び株式会社日本證券新聞リサーチは連結除外となり、新聞・出版事業及び広告・IR事業から撤退。 株式会社ホテルWマネジメント(旧会社名 株式会社ホテルWマネジメント大阪ミナミ)(連結子会社)を設立。 |
2016年7月 |
匿名組合メトロ(連結子会社)への匿名組合出資を実施。 |
2016年8月 |
東京証券取引所マザーズ上場後10年を経過した上場会社による上場市場の選択(有価証券上場規程第316条)に基づき、東京証券取引所市場第二部へ市場変更。 |
2016年10月 |
支配力基準により当社の親会社だった株式会社あかつき本社とキャピタル・エンジン株式会社が支配力基準を満たす当社親会社に該当しないこととなる。 |
2016年12月 |
株式会社あかつき本社及びキャピタル・エンジン株式会社が当社株式をASK HOLDINGS株式会社に譲渡。同社は当社の、その他関係会社となる。 |
2018年3月 2018年6月 2018年6月 2019年2月 |
合同会社二条(連結子会社)を設立。 株式会社キーストーン・パートナースとの間で、資本業務提携契約を締結。(注4) ASK HOLDINGS株式会社が当社株式を株式会社KAGITOMI HOLDINGSに譲渡。同社は当社の、その他関係会社となる。 株式会社美松の全株式を取得し、同社を連結子会社の範囲に含める。 |
2019年4月 2019年9月 2019年12月 2020年1月 2020年2月 2020年5月 2020年5月 2020年9月 |
山陽興業株式会社の全株式を取得し、同社を連結子会社の範囲に含める。 匿名組合悠洛(連結子会社)を設立。 株式会社堂島ホテルオペレーションズ(連結子会社)を設立。 株式会社KAGITOMI HOLDINGSが100%親会社である合同会社アクアマリーンに吸収合併され当社株式が継承される。同合同会社は当社のその他の関係会社となる。 パナソニック ホームズ株式会社との間で、上場リート組成に向けた基本合意書を締結。(注5) ウェルス・リアルティ・マネジメント株式会社(連結子会社)を設立。 匿名組合ニセコに出資し、同社を連結子会社の範囲に含める。 匿名組合ニセコに対する出資が償還され、同社が連結子会社の範囲から外れる。 |
2021年5月 2021年6月 2021年9月 2022年2月 2022年3月 2022年4月 2022年9月 2022年10月 2022年11月 2023年3月 |
サムティ株式会社との間で、資本業務提携契約を締結。 合同会社アクアマリーンが当社株式をサムティ株式会社に譲渡。同社は当社の、その他関係会社となる。 持分法適用会社であった匿名組合みょうほうの出資金を追加取得し同社を連結子会社の範囲に含める。 匿名組合みょうほうに対する出資が償還され、同社が連結子会社の範囲から外れる。 持分法適用会社であった匿名組合りょうぜんの出資金を追加取得し同社を連結子会社の範囲に含める。 匿名組合りょうぜんに対する出資が償還され、同社が連結子会社の範囲から外れる。 匿名組合五条の出資金を取得したことにより、同社を連結子会社の範囲に含める。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 匿名組合高瀬川に出資し、同社を連結子会社の範囲に含める。 連結子会社である株式会社ホテルWマネジメントの社名を「ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ株式会社」に変更。 山陽興業株式会社の清算結了に伴い、同社が連結子会社の範囲から外れる。 匿名組合五条に対する出資が償還され、同社が連結子会社の範囲から外れる。 匿名組合強羅開発に出資し、同社を連結子会社の範囲に含める。 |
事業内容
ウェルス・マネジメントは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業グループです。主要な事業セグメントには、アセットマネジメント事業、不動産事業、ホテル運営事業があります。
アセットマネジメント事業では、リシェス・マネジメント株式会社が投資案件の発掘から売却までのアドバイザリーサービスを提供しています。また、ウェルス・リアルティ・マネジメント株式会社は、宅地建物取引業と不動産業を手がけています。
不動産事業においては、合同会社二条がホテル開発用不動産の取得や開発を行い、匿名組合悠洛、匿名組合高瀬川、匿名組合強羅開発がホテル開発用不動産の信託受益権の取得や保有を担当しています。
ホテル運営事業では、ワールド・ブランズ・コレクションホテルズ&リゾーツ株式会社がホテル及び宿泊・飲料施設の経営や受託運営を行っています。株式会社美松と株式会社堂島ホテルオペレーションズは、ホテルの運営業務を提供しています。
これらの事業を通じて、ウェルス・マネジメントは不動産投資からホテル運営に至るまで、幅広いサービスを提供しており、各セグメントで専門的な事業を展開しています。
経営方針
ウェルス・マネジメントは、アセットマネジメント、不動産事業、ホテル運営事業を核とする多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、資産循環型ビジネスモデルの確立を重要な戦略として位置づけ、リート組成を通じた受託資産の増加とリートの成長を目指しています。また、ホテル事業では、運営ノウハウの獲得とコスト構造の見直しにより、安定した収益の獲得を目指しています。
具体的な成長戦略として、アセットマネジメント事業と不動産金融事業の進化・拡充、新規運営受託獲得活動の本格展開、ホテル以外のアセットタイプへの積極的な投資、コスト増加への対応、新規事業への取り組みなどが挙げられます。これらの施策を通じて、経営基盤の安定化とプライム市場を目指すことを明らかにしています。
財務戦略では、資金調達力の強化と流動資金の拡充、財務レバレッジの活用による不動産投資の実施を掲げています。また、資本戦略としては、戦略的資本提携先の開拓を通じた適正な株主構成の再構築、株式の流動性向上を目指しています。配当戦略では、利益水準に応じた安定的な配当の実施とトータル・シェアホルダーズリターンの検討を進めています。
人事戦略においては、「働き甲斐があり、働きやすい職場」と「成果に報いる人事制度」の構築、人材確保と人事制度の構築に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ウェルス・マネジメントは事業の成長と収益性の向上を目指しており、中期経営計画2024における具体的な目標達成に向けた取り組みを進めています。