ガンホー・オンライン・エンターテイメントJP:3765

時価総額
¥2011.2億
PER
9.1倍
スマートフォンゲームの企画・開発・運営(「パズル&ドラゴンズ」等)、コンシューマゲームソフトの販売、PCオンラインゲームの配信・運営(「ラグナロクオンライン」等)を手掛ける。

沿革

1998年7月

ネットオークションサービスの提供を目的として、東京都中央区日本橋箱崎24番1号にオンセール株式会社(資本金650百万円)を設立

2000年6月

本社を東京都渋谷区初台一丁目53番6号に移転

2000年10月

オークションシステム等をASP方式にて提供する事業へ事業方針を変更

2002年8月

商号をガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社に変更

主な事業内容をオンラインゲームサービスへ変更

2003年4月

本社を東京都千代田区神田錦町一丁目16番に移転

2004年4月

株式会社ゲームアーツとオンラインゲーム共同開発に係る業務提携

2004年5月

株式会社ゲームアーツに対して資本参加

2005年3月

大阪証券取引所ヘラクレス(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))市場へ上場

2005年5月

本社を東京都千代田区有楽町一丁目2番2号に移転

2005年10月

ポータルサイト運営配信を目的とする子会社ガンホー・モード株式会社を東京都千代田区に設立

2005年11月

オンラインゲーム共同開発を目的とする株式会社ゲームアーツの株式を追加取得し、子会社化

2006年8月

オンラインテーマパーク「ガンホーゲームズ」正式サービス開始

2007年10月

コンシューマゲーム事業を目的とするガンホー・ワークス株式会社を東京都千代田区に設立

2008年4月

現物出資による第三者割当増資によりGravity Co.,Ltd.株式を取得し、子会社化

2008年5月

子会社ガンホー・モード株式会社を吸収合併

2009年11月

本社を東京都千代田区三番町3番地10に移転

2009年12月

子会社ガンホー・ワークス株式会社のコンシューマ事業を譲受

2011年10月

株式会社アクワイアの株式を取得し、子会社化

2012年5月

本社を東京都千代田区丸の内三丁目8番1号に移転

2013年2月

コンシューマゲーム事業を目的とする株式会社グラスホッパー・マニファクチュア(現スーパートリック・ゲームズ株式会社)を東京都千代田区に設立

2013年4月

ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)が当社の親会社となる

2013年10月

ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)と共同でSupercell Oyの株式の51%を取得

2014年8月

GGF B.V.を通じて間接的に所有していたSupercell Oyの持分をソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)に売却

2014年9月

シンガポールにGungHo Online Entertainment Asia Pacific Pte.Ltd.を設立

2015年6月

ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)が当社の親会社からその他の関係会社に変更

2015年9月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第一部へ市場を変更

2015年12月

香港にGungHo Gamania Co.,Limitedを設立

2016年4月

本社を東京都千代田区丸の内一丁目11番1号に移転

2016年8月

ソフトバンクグループ株式会社が当社のその他の関係会社に該当しないこととなる

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、主にインターネットを介したオンラインゲームの企画、開発、運営、配信を行っている企業です。同社グループは、ガンホー本体とその連結子会社16社で構成され、スマートフォンゲーム、家庭用ゲーム機向けゲーム、携帯型ゲーム専用機向けゲーム、PCオンラインゲームなど幅広いプラットフォームに対応した製品を提供しています。

スマートフォンゲームでは、「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)や「Ragnarok Origin」、「Ragnarok M:Eternal Love(日本名:ラグナロク マスターズ)」、「サモンズボード」などが主力商品として挙げられます。これらのゲームでは、アイテム課金を通じて利用料が徴収されます。

また、家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム専用機向けには、コンシューマゲームソフトの企画から販売までを手掛け、PCオンラインゲームにおいても「ラグナロクオンライン」などの配信・運営を行っています。これらのゲームもアイテム課金による利用料の徴収があります。

さらに、ガンホーはゲームのグローバル展開にも力を入れており、自社での直接配信・運営のほか、現地の配信会社へのライセンス供与を通じて、地域ごとのユーザー特性や嗜好に合わせた配信・運営を行っています。この際、ライセンス許諾に伴う使用料や売上に対するロイヤリティを徴収しています。

関係会社としては、Belleisle Japan株式会社、SON Financial合同会社があります。これらの多角的な事業展開により、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは幅広いゲーム市場でのプレゼンスを確立しています。

経営方針

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、オンラインゲームの企画、開発、運営、配信を通じて、幅広いプラットフォームに対応した製品を提供している企業です。同社は、「挑戦・創造する経営」を経営理念に掲げ、お客様に「感動と楽しい経験」を提供することを使命としています。また、ステークホルダーと健全な遊びの文化の発展のために情熱を持った事業活動を行うことを経営方針としています。

同社グループは、MAU(Monthly Active User)数の拡大を最重要視し、長期的な収益拡大に貢献することを目指しています。また、技術の進化や市場の変化に柔軟に対応することを重要な経営課題と認識しています。

中長期的な経営戦略として、新しい収益の柱の創造、グローバルブランドの確立、既存価値の最大化、新規価値創造への挑戦、グローバル市場における成長、コーポレート・ガバナンスの強化、消費者の安全性の確保、開発を含む組織体制の強化に取り組んでいます。これらの施策を通じて、オンラインゲーム市場の急速な変化と拡大に柔軟かつ積極的に対応し、新たな価値の創造に挑戦しています。

ガンホーは、スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」や「Ragnarok Origin」などの主力商品をはじめ、家庭用ゲーム機やPCオンラインゲームにおいても幅広い製品を提供しており、グローバル展開にも力を入れています。これらの多角的な事業展開により、同社は幅広いゲーム市場でのプレゼンスを確立しています。