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リップス【JP:373A】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
リップスはメンズ向けコスメの企画・販売とヘアサロンのフランチャイズ運営を主軸に事業を展開しています。同社は主力のヘアワックスやシャンプーといったスタイリング剤・ヘアケア製品を中心に商品ラインを揃え、2019年には男性向けスキンケア・メイクアップシリーズ「LIPPS BOY」を投入しています。
販売チャネルはドラッグストアなどの小売店向け卸売、ECサイトでの直販、そして同社が展開するフランチャイズサロンや一般の美容室向け販売が中心です。同社の収益は商品販売による売上と、フランチャイズ契約に基づくロイヤリティや経営支援料が主要な柱で、関東を中心に展開する28店舗・スタイリスト155名規模のフランチャイズ網が収益に寄与しています。
事業は商品事業とサロンフランチャイズ事業の二本柱で構成されています。同社はサロン現場で得た課題やニーズを起点にファブレスで商品開発を行い、製造は委託先と共同で進めています。フランチャイズ事業では直営店を持たず、所属スタイリストへの経営指導や技術教育、独立支援などでのれん分けによる店舗展開と各種サポート契約を提供しています。
経営方針
同社はメンズビューティーのスタンダードブランドを目指しています。成長戦略の核は商品事業の拡大で、当社が重視する客観的指標は商品事業の売上高、販促・広告費売上高比率、そして商品事業の営業利益率です。市場環境としては、男性向け化粧品市場は2024年の想定で約1,636億円に拡大しており(化粧品全体は約3.2兆円)、2015年から2024年で約1.3倍に成長しています。これらの数字を背景に、同社は上場を通じたブランド力向上と人材確保、組織強化を進め、商品売上の拡大とシェア獲得を図っていく方針です。
同社は自社の強みを活かした重点投資を行っています。具体的には、ヘアワックスやシャンプーなどのヘアケア・スタイリング剤を中心に商品企画・開発へ投資し、2019年に投入した男性向けスキンケア・メイクシリーズ「LIPPS BOY」などで品ぞろえを広げてきました。差別化の源泉はフランチャイズサロンでの顧客接点と、関東を中心とする28店舗・スタイリスト155名規模のネットワークを通じた現場の声の速やかな反映です。製造は外部委託で進めることで設備投資を抑えつつ、品質管理や商品改良に重点を置いています。
同社は販路拡大と新市場開拓を積極的に進めています。現在の販売チャネルは店販を含むフランチャイズサロン、ドラッグストアなどの小売卸、ECでの直販に広がっており、これら既存のチャネルを活用してメンズコスメ以外やユニセックス領域への進出を試みています。施策としてはフランチャイズ網を実験場とする新製品の市場投入、ドラッグストアでの販促強化、ECでの直販比率向上を挙げており、これらによりブランド認知拡大と売上基盤の多様化を目指しています。
同社は技術革新と商品開発力の強化にも取り組んでいます。現場で得たニーズを基にした商品設計と、外部製造パートナーとの共同開発を継続することで、開発サイクルの短縮と品質向上を図っています。また物流費やその他の販売管理費をコントロールしながら企画力を高めるため、商品の企画・開発体制の投資やスタイリストの教育支援、人材育成に資源を振り向けることにより、長期的な競争力の強化を推進しています。