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ディー・エル・イーJP:3686
沿革
2001年12月 |
主に米国ハリウッド・メジャー(※1)への、映像コンテンツビジネスのコンサルティングサービス提供を目的として、東京都千代田区三番町5番14号に有限会社パサニアを設立 |
2003年10月 |
株式会社に組織変更し、株式会社ディー・エル・イーに商号変更 |
2005年9月 |
Flash(※2)によるデジタルコンテンツ製作を開始 |
2006年4月 |
オリジナルIP(※3)(Intellectual Property:著作権等の知的財産権)「秘密結社 鷹の爪」のTV放送を開始し、ファスト・エンタテインメント事業を本格展開 |
2006年10月 |
全国TOHOシネマズにて「秘密結社 鷹の爪マナームービー」の上映を開始し、ソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービスを本格展開 |
2007年1月 |
オリジナルIPを同一番組内で多数創造する「ファイテンション☆シリーズ」のTV放送開始 |
2007年3月 |
「秘密結社 鷹の爪THE MOVIE 総統は二度死ぬ」が日本初の全編Flashにより制作したアニメとして、全国劇場公開 |
2008年5月 |
「秘密結社 鷹の爪」のキャラクター「吉田くん」が島根県の「しまねSuper大使」に任命される |
2008年7月 |
オリジナルIP「パンパカパンツ」のTV放送開始 |
2009年4月 |
クールジャパン(※4)コンテンツ「KIRA KIRA JAPON」がフランスにてTV放送開始 |
2012年6月 |
本社を東京都千代田区麹町三丁目3番地4に移転 |
2014年3月 |
東京証券取引所マザーズへ株式を上場 |
2014年11月 |
TOHOシネマズと共同事業「キャラクターバトルクラブ」を開始 |
2015年1月 |
他社IP・リプロデュースの「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」のTV放送開始 |
2015年6月 |
「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得 |
2015年7月 |
「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を活用したビジネスを展開するため、東京都千代田区に株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONを設立 スマートフォンアプリの企画開発を行うため、沖縄県那覇市にちゅらっぷす株式会社を設立 |
2015年11月 |
エンタテインメント型城攻め合戦体験イベント「鷹の爪団のSHIROZEME in 松江城」開催 |
2016年2月 |
スマートフォンゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」配信開始 |
2016年4月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2016年4月 |
オリジナルIP「朝だよ!貝社員」日本テレビ系「ZIP!」で全国放送開始 |
2016年5月 |
実写映画製作に参画、「ディストラクション・ベイビーズ」全国劇場公開 |
2016年9月 |
株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONが株式会社W mediaを子会社化し商標と運営の一体化へ |
2016年12月 |
企画・プロデュースに特化したクリエーティブカンパニー、株式会社エモクリを設立 |
2017年1月 |
株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONが同社の子会社である株式会社W mediaを吸収合併し、株式会社W TOKYOへ社名変更 |
2017年8月 |
東映株式会社、東映アニメーション音楽出版株式会社と、オリジナルコンテンツの企画開発及びプロデュースを行う合弁会社として、コヨーテ株式会社を設立(2019年3月全株式譲渡) |
2018年2月 |
ライフスタイルブランド「amadana」等を保有するamadana株式会社と資本業務提携 合弁会社として株式会社アマダナ総合研究所を設立 |
2018年3月 |
ベンチャーキャピタル投資及びICO投資を行う子会社、株式会社DLEキャピタルを設立 |
2018年5月 |
ブロックチェーンゲーム開発専業double jump.tokyo株式会社を子会社化(2018年12月、2019年6月一部株式譲渡により非子会社化) |
2018年6月 |
当社が保有する「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を、株式会社W TOKYOに譲渡 |
2019年5月 |
資本業務提携に基づく第三者割当増資により、朝日放送グループホールディングス株式会社が親会社となる |
2019年6月 |
保有株式の一部譲渡により、株式会社W TOKYOを連結対象から除外 |
2020年5月 |
amidus株式会社の株式を取得し子会社化(2021年7月よりAMIDUS.株式会社に商号変更) |
2020年7月 |
シリコンバレーを拠点とする投資会社PEGASUS TECH VENTURES MANAGEMENT II,LLCと共に、ファンドを設立(PEGASUS TECH VENTURES COMPANY II,L.P.)し、当該ファンドを子会社化 |
2021年11月 |
CARAVAN DIGITAL L.P.との合弁で、株式会社CARAVAN Japanを設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場に移行 |
2022年4月 |
100%子会社であるちゅらっぷす株式会社が、ビジネスメタバース事業を推進するObeta株式会社を設立(2023年4月より株式会社Conectiに商号変更) |
2022年8月 |
麥菲爾股份有限公司(英文 MyFeel Inc.)の株式を取得し子会社化 |
事業内容
ディー・エル・イーは、IP(知的財産)の新規開発から、ソーシャル・キャラクターを活用したマーケティング・サービス、スマートフォンアプリの企画開発、映像コンテンツの企画製作、メディア展開プランの策定・実行までを一貫して手掛けるファスト・エンタテインメント事業を展開しています。同社は、インターネット時代に求められる「いつでも、どこでも、すぐに」楽しめる手軽なエンタテインメントを提供しています。
具体的には、ディー・エル・イーは、自社または他社が保有するIPを用いて、映像コンテンツ(アニメーションやスマートフォンアプリなど)の企画開発・制作を行い、テレビ、ウェブ、映画などのメディア展開、グッズ販売、ゲーム化、イベント運営、海外展開などを通じて、制作収入やプロモーション収入を得ています。また、ソーシャル・キャラクターを用いたマーケティング・サービスを提供し、広告・マーケティング収入を得るほか、スマートフォンアプリやSNS向けゲーム・スタンプの企画開発を行い、課金収入やライセンス収入を得ています。
さらに、映画興行による配給収入、製作委員会からの分配金収入、ライセンシーからのライセンス料、グッズ販売による小売収入、アフィリエイト収入など、多岐にわたる収入源を持っています。ディー・エル・イーは、短納期かつ低コストで大量のIPを生産し、国内外での事業展開を行っており、特に「秘密結社 鷹の爪」や「パンパカパンツ」などのオリジナルIPを中心に、幅広いメディアで展開しています。
経営方針
ディー・エル・イーは、日本および世界市場におけるIP・コンテンツ・ブランドビジネスのリーダーを目指しています。同社は、売上高営業利益率とキャッシュフロー経営を重要な経営指標とし、効率的かつ収益性の高い経営を目指しています。インターネットの進化、スマートデバイスの普及、ソーシャルメディアや動画配信サイトの成長など、変化するメディア環境に対応するため、ディー・エル・イーは以下の戦略を推進しています。
まず、IPの保有と迅速な意思決定を重視しています。新規IPの開発においては、製作委員会を通じてIPを保有し、柔軟な意思決定を可能にすることを目指しています。次に、新規IPの量産とプロデュースに注力し、特定メディアへのアプローチを重要視しています。メディアネットワークと低コストの制作システムを活用し、新規IPを迅速に市場に投入しています。
さらに、新しい知的財産権ビジネスの開発にも取り組んでいます。ソーシャル・キャラクターや保有ブランドを活用したマーケティング・サービスや、デジタル商品のライセンシングにより、新たな収益源を開拓しています。また、人材登用と能力開発にも力を入れており、事業拡大やグローバル展開に対応できる人材の確保と育成を進めています。
最後に、朝日放送グループホールディングスとの資本業務提携を通じて、テレビやラジオなどのメディア資産を活用した新規ビジネスの展開を図っています。ディー・エル・イーは、これらの戦略を通じて、ファスト・エンタテインメント事業の推進と、革新的なエンタテインメントやコミュニケーションの創造を目指しています。