エンカレッジ・テクノロジJP:3682

時価総額
¥45.2億
PER
20.7倍
パッケージソフトウエア事業を展開し、セキュリティ対策製品の開発・販売、保守サポート、クラウドサービス、コンサルティング、SIO常駐サービスを提供。

事業内容

エンカレッジ・テクノロジは、主にパッケージソフトウェア事業を展開しています。この事業は、セキュリティ対策や内部統制強化に対応するパッケージソフトウェア製品の開発と販売を中心に行われています。これにより、企業の情報セキュリティや業務効率化を支援しています。

同社は、製品の改良版提供や使用方法に関するQ&A窓口対応、製品情報の提供などの保守サポートサービスも提供しています。これにより、顧客が安心して製品を利用できる環境を整えています。

また、エンカレッジ・テクノロジはクラウドサービスにも注力しており、クラウドサービスや期間限定利用に対応する製品の開発・販売を行っています。これにより、柔軟なIT環境の構築をサポートしています。

さらに、同社はコンサルティングサービスも提供しており、製品導入に伴うインストールやトレーニング、アドバイザリーサービスを行っています。これにより、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供しています。

最後に、エンカレッジ・テクノロジはSIO常駐サービスを提供しています。これは、顧客企業のシステム現場に常駐し、同社製品を使用したIT統制管理業務を行う業務受託サービスです。これにより、顧客のIT運用をサポートしています。

経営方針

エンカレッジ・テクノロジは、成長戦略として「VISION2030」を掲げ、2030年に向けた長期ビジョンを設定しています。このビジョンでは、特権IDや証跡管理などのシステム運用分野で新たな価値を創造し、クラウドサービスやコンサルティングサービスの展開を進めることを目指しています。

同社は、2025年から2027年までの第1次中期経営計画を「投資フェーズ」と位置付け、現行製品の販売を通じて収益を確保し、新製品の開発に積極的に投資します。この期間中にライセンス売上の達成や保守更新率の向上を図り、次の成長フェーズに備えます。

また、エンカレッジ・テクノロジは、持続的成長のために優秀な技術者の確保と育成を重視しています。多様な人材を活用し、社員の働きがいと生産性を向上させることで、事業の拡大を図ります。特に、女性活躍の推進や新人事制度の定着を通じて、組織の多様性と柔軟性を高めています。

さらに、同社は賃金の見直しを行い、社員が安心して働ける環境を整えています。IT人材の不足が懸念される中、競争力のある賃金を提供することで、優秀な人材の確保を目指しています。これにより、エンカレッジ・テクノロジは持続的な成長を実現し、ICT社会の発展に貢献することを目指しています。