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プリモグローバルホールディングス【JP:367A】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
プリモグローバルホールディングスはブライダルジュエリーを中心とした小売・ブランド運営を行う持株会社で、婚約指輪や結婚指輪を主力商品として国内外で販売しています。 同社は実店舗を軸にした接客を重視し、一生の記念にふさわしい品質とサービスを提供しています。
同社の主要な顧客は結婚を控えたカップルで、高額商品であることから来店・対面での検討が中心になっています。 販売収入が事業の大半を占める一方で、百貨店向け供給やブライダル関連企業との提携による顧客紹介、オンラインとオフラインを組み合わせた集客施策も収益基盤を支えています。
同社は事業を国内事業と海外事業の二つに区分し、ブランドとしては自社のI‑PRIMOとLAZARE DIAMONDに加え、海外提携のK.UNOやSTAR JEWELRYを取り扱っています。 セレクトオーダー方式で顧客の好みに合わせた品を作るほか、生涯メンテナンスや独自の接客教育プログラム「プリモカレッジ」による人材育成を強みとし、製造は外注と一部内製を組み合わせて品質と効率を両立させています。
経営方針
同社は2025年8月期から2027年8月期までの3か年中期経営計画を掲げ、売上収益と事業利益の拡大を中長期的な経営目標としています。直近ではグローバルで134店舗(国内87店、海外47店)を運営しており、既存店売上が前年を上回る水準を維持することを短期の目標に置きつつ、収益性を高めることで企業価値の向上を図ることを目指しています。
同社は差別化の中核を「高品質な商品」と「きめ細かな接客」に置き、これを支える人材育成と店舗投資に重点的に投資しています。具体的には入社後最大10年間にわたる教育プログラム「プリモカレッジ」で販売力を磨き、店頭では200種類超のデザインをセレクトオーダー方式で提供するほか、店舗レイアウトや専用什器、タブレットを用いた商品デモ等で購買体験を高めています。これらの施策を投資基準に基づき取締役会承認の下で実行し、来店につながる集客力と顧客満足度の向上を目指しています。
同社は海外市場の成長余地を重視し、アジアを中心に積極出店を続けています。2007年の台湾進出を皮切りに香港(2011年)、中国本土(2015年)、シンガポール(2022年)へ進出し、共同出資のKuno Primo(2019年設立、現3店)やスター・ジュエリーとの業務提携(2022年)を通じて中国・台湾での新規出店(2023年以降)を実現しました。今後は中国本土や東南アジアなど出店余地のある市場でブランド認知を高め、各市場での販売・価格・マーケティングをローカライズするとともに、現地人材のグローバル配置で組織力を強化することを目指しています。
同社は技術革新とデジタル化を成長の重要施策と位置づけています。オンライン販売基盤は既にI‑PRIMOおよびLAZARE DIAMONDの専用ECを運営し、2018年からはLINE公式アカウントで双方向コミュニケーションを導入、店内ではタブレットを使った接客を実装しています。今後はデジタル広告や顧客データを活用した精度の高いマーケティング人材を社内で育成し、オムニチャネル化を推進するとともに、財務面では手元流動性の確保や収益構造の改善により借入金比率(連結総資産に占める借入金割合は29.3%)を踏まえた安定的な成長を図ることを目指しています。