- 日本企業
- メディアドゥ
メディアドゥJP:3678
沿革
1996年4月 |
藤田恭嗣(当社代表取締役社長)が有限会社フジテクノ(名古屋市中区)を設立開業。 |
1998年10月 |
有限会社フジテクノを株式会社フジテクノへ組織変更。 |
1999年4月 |
名古屋市中村区において、携帯電話を販売する店舗展開及びインターネットサービス事業を目的として株式会社メディアドゥを設立(資本金1,000万円)。 |
2000年10月 |
パケット通信量削減システム「パケ割!」を開発し、提供開始。 |
2001年11月 |
株式会社フジテクノと合併し、本社を名古屋市中村区名駅南に移転。 |
2003年10月 |
携帯電話販売事業をテレコム三洋株式会社(株式会社ティーガイアへ吸収合併)へ売却。 |
2003年11月 |
東京都新宿区西新宿に東京営業所を開設。 |
2004年7月 |
携帯電話向け公式サイト(注1)として「着うた®」サービス開始。 |
2006年10月 |
本社を名古屋市西区名駅に移転。 東京営業所を東京都新宿区市谷台町に移転。 コンテンツ配信システム「md-dc」を開発。 |
2006年11月 |
携帯電話向け公式サイトとして「電子書籍配信」サービス開始。 |
2007年2月 |
事業者向けコンテンツ配信プラットフォームサービスとして「Contents Agency System(以下、CAS)(注2)」を提供開始。 |
2007年10月 |
東京営業所を東京都千代田区一ツ橋に移転。 |
徳島県那賀郡那賀町に徳島木頭事業所を開設。 |
|
2009年10月 |
本社を名古屋市中区錦に移転。 |
2012年5月 |
スマートフォン向け「CAS」の提供開始。 |
スマートフォンやタブレット端末に最適な電子書籍ビューア(注3)「MD HyBook Reader」を提供開始。 |
|
2012年12月 |
全国の書店店頭でも電子書籍が購入できる総合電子書籍サービス「スマートブックストア」をソフトバンク株式会社(旧 ソフトバンクモバイル株式会社)と協業で提供開始。 |
2013年1月 |
東京営業所を東京支社に名称変更。 |
2013年4月 |
無料通話・無料メールアプリ「LINE」上で展開する「LINEマンガ」向けに電子書籍コンテンツを提供開始。 |
2013年11月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2014年5月 |
電子図書館プラットフォーム最大手米国OverDrive,Inc.と戦略的業務提携。 |
2014年8月 |
本社を東京都渋谷区に移転。 |
2015年5月 |
タテヨコ自在読み機能「ユニバーサルフリック」を掲載したビューアアプリ「MD Viewer」を提供開始。 |
2016年2月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更。 |
2016年6月 |
海外マーケットでの電子書籍の取次・配信事業拡大を推進するため、米国カリフォルニア州サンディエゴ市に、子会社「Media Do International, Inc.」を設立。 |
2016年7月 |
本社を東京都千代田区(現本社)に移転。 |
2016年11月 |
「書籍の要約サービス」を提供する株式会社フライヤーの株式取得(子会社化)。 |
2017年2月 2017年3月 2017年5月 2017年6月 2017年9月 |
株式会社集英社との資本提携。 電子コミックのカラーリング・作画支援等の事業を目的とした、子会社「アルトラエンタテインメント株式会社」設立。 テック情報株式会社及び株式会社徳島データサービスとともにオペレーション業務を担う合弁会社(子会社)「株式会社メディアドゥテック徳島」設立。 株式会社出版デジタル機構の株式取得(子会社化)。 株式会社インターネット総合研究所及び同社のグループ会社である株式会社エーアイスクエアと資本業務提携。 マンガ及びイラストのデジタル制作・配信プラットフォームを開発・提供する株式会社MediBangとの資本業務提携。 社名を「株式会社メディアドゥホールディングス」に変更し、持株会社体制へ移行。新設承継会社(完全子会社)として「株式会社メディアドゥ」を設立し、電子書籍事業、音楽・映像事業、ゲーム事業及び広告・広告代理事業並びにこれらの関連事業を継承。 |
2019年3月 2019年10月 2020年6月 2020年7月 2020年10月 2021年1月 2021年3月 2021年5月 2021年10月 2021年12月 2022年2月 2022年3月 2022年4月 2022年7月 2022年9月 2023年1月 |
連結子会社である株式会社出版デジタル機構が株式会社メディアドゥを吸収合併し、株式会社メディアドゥに商号変更。 世界最大級のアニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList(マイアニメリスト)」の運営会社である米国企業MyAnimeList, LLCの持分を取得(子会社化)。 ジャイブ株式会社の株式取得(子会社化)、少女コミックレーベルを刊行するネクストFレーベル編集部を譲受し、中小出版社のデジタルトランスフォーメーションを後押しする「インプリント事業」を開始。 株式会社メディアドゥホールディングスは完全子会社である株式会社メディアドゥを吸収合併し、株式会社メディアドゥに商号変更。 子会社として株式会社MyAnimeListを設立し、MyAnimeList, LLCより世界最大級のアニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList(マイアニメリスト)」に関連する事業を譲受。 フリーミアム型マンガアプリの開発から運用・保守(マンガ事業)、並びに2.5 次元/声優に特化した動画配信サービス(FanTech 事業)を展開する株式会社Nagisaの株式取得(子会社化)。 連結子会社であるMedia Do International, Inc.を通じてFirebrandグループ(出版ワークフロー管理や書誌情報管理サービスを提供するQuality Solutions, Inc.、書籍のWebマーケティングツール「NetGalley」を提供するNetGalley, LLC)の株式及び持分を取得(孫会社化)。 書籍・雑誌を出版・販売する株式会社日本文芸社の株式取得(子会社化)。 紙出版取次大手である株式会社トーハンと資本業務提携。 株式会社MyAnimeListがIPホルダーなど複数の割当先に第三者割当増資を実施したことにより、持分法適用会社化。 NFTマーケットプレイス「FanTop」サービス開始。 小説投稿サイトの運営、書籍化・映像化等のプロデュースを手掛ける株式会社エブリスタの株式を取得(子会社化)。 連結子会社であるNetGalley, LLCの英国現地法人NetGalley UK Ltd.を通じて、欧米・北米を中心に出版社向け直販サイトをSaaSで提供する英国Supadü Limitedの株式取得(孫会社化)。 株式会社エブリスタの株式を追加取得、完全子会社化。 株式会社インプレスR&Dとの共同新設分割により株式会社PUBFUNを設立。 バスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」の運営法人として株式会社がんばろう徳島を設立。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 株式会社クレディセゾンとの資本業務提携を実施、当社運営電子書店「コミなび」を「まんがセゾン」 としてリニューアル。 縦スクロールコミック専門の新レーベル「YUZU comic」を設立。 株式会社Nagisaの全株式を譲渡。 |
事業内容
メディアドゥは、事業持株会社として、子会社18社及び関連会社3社から成るグループを構成しています。同社のビジョンは、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」届けることで、デジタル化された著作物の流通を促進し、著作者への適正な対価の還元と新たな著作物の創造を目指しています。事業は主に「電子書籍流通事業」と「戦略投資事業」の二つのセグメントに分かれています。
電子書籍流通事業では、国内外の出版社から電子書籍コンテンツを預かり、電子書店向けに取次を行うことが主業務です。この事業は、ディストリビューションとアライアンス/プラットフォーム提供の二つのサービス形態によって構成されており、電子書籍コンテンツの配信システム提供や電子書店サイトの運営など、幅広いサービスを提供しています。
戦略投資事業では、インプリント事業、IP・ソリューション事業、国際事業、FanTop事業の四つの事業を展開しています。これらの事業を通じて、出版バリューチェーンの上流から下流まで、多様なサービスとソリューションを提供し、電子書籍流通事業に匹敵する収益軸の確立を目指しています。具体的には、コンテンツ制作や原作創出、縦スクロールコミックの制作・流通、電子図書館の導入推進、NFTを活用したデジタルコンテンツの新たな在り方の提唱など、幅広い分野での事業展開を行っています。
メディアドゥは、これらの事業を通じて、デジタル化された著作物の流通拡大と、出版業界の活性化に貢献しています。
経営方針
メディアドゥは、デジタルコンテンツの流通を促進し、著作者への適正な対価還元と新たな著作物の創造を目指しています。同社は、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」というビジョンのもと、電子書籍流通事業と戦略投資事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
電子書籍流通事業では、国内外の出版社から預かった電子書籍コンテンツを電子書店に取次ぎ、ディストリビューションとアライアンス/プラットフォーム提供のサービスを提供しています。これにより、電子書籍の流通拡大と出版業界の活性化に貢献しています。
戦略投資事業では、インプリント事業、IP・ソリューション事業、国際事業、FanTop事業を展開し、電子書籍流通事業に匹敵する収益軸の確立を目指しています。コンテンツ制作、原作創出、縦スクロールコミックの制作・流通、電子図書館の導入推進、NFTを活用したデジタルコンテンツの新たな在り方の提唱など、多岐にわたる事業を通じて、出版業界のさらなる発展を促しています。
メディアドゥは、これらの事業を通じて、デジタル化された著作物の流通拡大と、出版業界の活性化に貢献し、文化の発展と豊かな社会づくりに寄与しています。