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ブロードリーフ (3673) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
ブロードリーフは、自動車業界をはじめとするモビリティ産業に特化したIT企業です。同社は独自のクラウド基盤「Broadleaf Cloud Platform」を活用し、業務効率化や経営改革を支援するソフトウェアサービスを提供しています。また、工場の作業分析や業務改善を行う専用ソフトウェアも開発しており、人工知能を活用した動画分析により作業時間の短縮やコスト削減を実現しています。
同社の主要顧客は、自動車整備工場、中古車販売店、自動車部品商などのモビリティ産業従事者が中心となっています。これらの顧客に対して月額課金や従量課金でサービスを提供し、安定的な収益基盤を構築しています。また、全国にサポート拠点を展開し、365日対応のコールセンターを運営することで、顧客の業務継続を支える充実したサポート体制を提供しています。
同社の事業は単一セグメントですが、売上は「クラウドサービス」「パッケージシステム」「その他」の3つに分類しています。クラウドサービスには月額課金型のソフトウェアサービスと自動車部品の電子取引プラットフォームが含まれ、パッケージシステムには買い切り型のソフトウェア販売とその保守サービスが含まれます。その他の事業では、パソコンやプリンターなどの周辺機器、専用帳票やトナーなどの消耗品販売を行っています。
経営方針
ブロードリーフは、2022年から2028年までの中期経営計画において、「クラウドの浸透」と「サービスの拡張」という2つの成長戦略を掲げています。同社は既存顧客のパッケージソフトからクラウドソフト「.cシリーズ」への切り替えを計画的に進める一方、新規顧客の獲得にも力を入れています。経営指標として売上収益、営業利益、営業利益率に加え、クラウド化率やライセンス数、ユーザー維持率、平均月額売上収益を重視し、継続的な成長を目指しています。
同社の重点投資分野は、独自のクラウド基盤「Broadleaf Cloud Platform」の拡充です。2025年12月には自動車ガラス商向けサービス「Glass.c」で最上位プランの提供を開始し、仕入・支払管理機能を実装してトータル経営支援を実現しました。さらに、業務プロセスの記録・可視化を行う「証跡管理サービス」を自動車整備業や鈑金業向けサービスのオプションとして展開し、コンプライアンス強化と業務効率化の両立を図っています。
新市場開拓では、自動車部品の電子受発注ビジネスの浸透に注力しています。同社は部品商と整備事業者の双方が利用可能なクラウドサービスを提供し、プラットフォーム上でのシームレスなデータ連携により、電子受発注の利便性と精度を飛躍的に向上させています。このサービスの普及により、業界全体の受発注業務や物流の非効率を解消し、ペーパーレス化やリサイクル部品流通促進を通じた持続可能な社会の実現にも貢献しています。
技術革新の取り組みでは、過去40年分の膨大な自動車関連データとAI技術の融合に力を入れています。同社が保有するデータは国内車両整備データの約4分の1に相当する機密性の高い独自データであり、これを最新のAI技術と組み合わせることで、他社の追随を許さない唯一無二のサービス創出を目指しています。特にカーオーナー向けサービスなどの新事業立ち上げを通じて、事業領域の拡大と中長期的な企業価値向上を図る戦略を推進しています。