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オルトプラスJP:3672
沿革
2010年5月 |
東京都渋谷区において、ソーシャルゲーム(注)の企画、開発及び運営を目的として株式会社オルトプラス(資本金500万円)を設立 |
2010年7月 |
本社を東京都渋谷区渋谷二丁目7番14号に移転 |
2010年12月 |
本社を東京都渋谷区渋谷二丁目1番12号に移転 |
2012年6月 |
本社を東京都渋谷区渋谷三丁目12番18号に移転 |
2012年9月 |
グリー株式会社と業務提携契約を締結 |
2013年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
グリー株式会社との合弁で株式会社オルトダッシュを設立(2020年9月清算結了) |
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2013年9月 |
ベトナムにALTPLUS VIETNAM Co.,Ltd(現 EXTREME VIETNAM Co., Ltd.)を設立(2019年7月に株式会社エクスラボへ売却) |
2014年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2014年10月 |
韓国にAltPlus Korea Inc.を設立(2018年4月清算結了) |
2015年4月 |
株式会社SHIFTとの合弁で株式会社SHIFT PLUSを設立(2019年2月に株式会社SHIFTに売却) |
2015年5月 |
台湾スタジオを開設(2016年3月閉鎖) |
2016年4月 |
XPEC Entertainment inc.(樂陞科技股份有限公司、現 齊民股份有限公司)と資本業務提携契約を締結 |
2017年3月 |
株式会社scopesとの合弁で株式会社エスエスプラスを設立(2018年10月吸収合併) |
2018年3月 |
簡易株式交換により株式会社scopesを完全子会社化(2020年4月吸収合併) |
2018年3月 |
高知県高知市にゲーム開発・運営拠点として株式会社オルトプラス高知を設立 |
2018年9月 |
本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番1号に移転 |
2018年10月 |
企業向け社内仮想通貨サービス「コミュニティオ(communitio)」のサービス提供を開始 |
2019年1月 |
企業向け社内仮想通貨サービス「コミュニティオ(communitio)」の企画、開発及び運営を行う株式会社コミュニティオを設立(2019年5月MBOにより連結除外) |
2019年6月 |
株式会社エクストリームとの合弁で株式会社エクスラボを設立(2020年5月に株式会社エクストリームに売却) |
2019年6月 |
アイディアファクトリー株式会社と資本業務提携を締結 |
2019年9月 |
NHN JAPAN株式会社及び株式会社クアーズと資本業務提携を締結 |
2020年2月 |
アイディアファクトリー株式会社と合弁で株式会社アイディアファクトリープラスを設立 |
2020年3月 |
株式取得により株式会社OneSports(旧社名 株式会社モブキャストプラス)を完全子会社化 |
2020年9月 |
株式会社アクセルマークよりゲーム事業を会社分割により事業譲受 |
2021年6月 |
合同会社DMM.comとの合弁で株式会社DMMオンクレを設立(2023年3月合弁解消により合同会社DMM.comへ譲渡) |
2021年9月 |
人材マッチングサービス業を行う株式会社STANDを設立 |
2021年9月 |
NFT事業を行う株式会社プレイシンクを設立(2022年4月MBOにより連結除外) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
2022年12月 |
監査等委員会設置会社へ移行 |
2023年8月 |
株式会社OneSportsの国内事業を会社分割により新設会社に承継し、新設会社の全株式を株式会社マイネットに譲渡 |
事業内容
オルトプラスは、エンターテインメント&ソリューション事業を展開している企業で、その事業は主に二つのセグメントに分かれています。第一に、スマートフォン向けアプリを中心としたオンラインゲームの企画、開発、運営を行うゲーム事業があります。この事業では、アニメやマンガなどの人気IPを活用した自社パブリッシングタイトルや、他社のゲームタイトルの運営受託、さらにはオンラインゲームの開発受託も手掛けています。例えば、「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」は、キングレコード/EVIL LINE RECORDSが手がける音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」を題材にしたリズムゲームで、オルトプラスが自社パブリッシングタイトルとして提供しています。
第二に、ゲーム支援事業があります。この事業では、国内のゲーム会社に対して、人材マッチングサービスを提供しています。オルトプラスグループのゲーム開発・運営人材や他社の余剰人材を、ゲーム開発会社のニーズに応じて派遣または業務受託することで、人材リソースの提供を行っています。
オルトプラスは、これらの事業を通じて、ゲーム業界における多様なニーズに応えるサービスを展開しており、エンターテインメントとソリューションの両面で貢献しています。
経営方針
オルトプラスは、エンターテインメント業界において、『笑顔あふれるセカイを増やす』というパーパスを掲げ、ユーザーをはじめとする関係者の笑顔につながる新しい価値を創造・提供することを経営の基本方針としています。同社は、中長期的な事業成長と収益基盤の確保・安定化を重要課題と捉え、売上高と経常利益を重要な経営指標としています。
経営戦略の一環として、オルトプラスは収益基盤の確保に注力しています。これには、ボラティリティの高い自社パブリッシングから、安定した収益が見込める開発受託・運営受託への事業の転換、業務提携によるパートナー案件の積み上げ、ゲームの周辺領域への事業領域の拡大が含まれます。また、QCD(品質・コスト・納期)管理の徹底により、安定的かつ確実に収益を確保することを目指しています。
新技術・新サービスへの対応も重要な戦略であり、特にAIをはじめとする新しい技術を活用したゲーム開発・サービス開発に力を入れています。さらに、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保と育成、グループ経営体制及び内部管理体制の強化にも取り組んでいます。これらの施策を通じて、オルトプラスは持続的な成長と事業基盤並びに財務基盤の安定化を目指しています。
オルトプラスは、ゲーム事業とゲーム支援事業を二つの主要なセグメントとして展開しており、自社パブリッシングタイトルの提供や開発受託・運営受託、人材マッチングサービスの提供を通じて、ゲーム業界における多様なニーズに応えるサービスを展開しています。これらの事業活動を通じて、同社はエンターテインメントとソリューションの両面で業界に貢献しています。