コロプラJP:3668

時価総額
¥799.1億
PER
44.7倍
スマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」開発・運営、他社ゲーム開発受託、IT・エンタメ企業への投資育成。

沿革

2008年10月

東京都台東区北上野において資本金300万円で株式会社コロプラを設立

代表取締役会長馬場功淳よりゲームアプリ「コロニーな生活☆PLUS」の事業を譲受け、運営を移管

2009年2月

東京都渋谷区恵比寿西に本社移転

2009年6月

株式会社石田屋他3社を加盟店とし、当社初の送客を支援するリアル連携サービスとして「コロカ(銘産店)」サービスを開始

2009年11月

東京都渋谷区恵比寿南に本社移転

九州旅客鉄道株式会社(JR九州)と協業し、「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」キャンペーンとして「コロカ(公共交通事業者)」サービスを開始

2010年2月

各種旅行事業者と提携し、「コロ旅」サービスを開始

2010年9月

東京都渋谷区恵比寿南に本社移転

2010年11月

位置情報ゲームオープンプラットフォーム「コロプラ+(プラス)」(注2)を開始

KDDI株式会社と業務提携し、同社の携帯電話ユーザー向けに「au one コロプラ+」(注3)を提供開始

2011年3月

人々の移動を調査・分析する「コロプラおでかけ研究所」プロジェクトを発足(2021年7月に事業譲渡)

2011年4月

KDDI株式会社と資本提携

2011年6月

東急百貨店吉祥寺店にてコロカ加盟店を集結させた「日本全国すぐれモノ市 コロプラ物産展」を開催

2011年9月

スマートフォンに特化したゲームブランド「Kuma the Bear(クマ・ザ・ベア)」を立ち上げ、スマートフォン専用アプリサービスを開始

2012年9月

東京都渋谷区恵比寿に本社移転

2012年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2013年3月

ソーシャルゲームインフォ株式会社(現株式会社ゲームビズ 2020年9月に売却)を買収

2013年7月

株式会社オーバークロック(2020年9月に清算)を設立

2014年4月

東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定

2014年12月

株式会社インディゴゲームスタジオ(2021年5月に吸収合併)を買収

2015年2月

株式会社コロプラネクスト(現連結子会社)を設立

2015年3月

コロプラネクスト1号ファンド投資事業有限責任組合を設立

2015年4月

アメリカ合衆国カリフォルニア州に COLOPL.NI, Inc.(2017年2月に清算)を設立

2015年6月

株式会社リアルスタイル(現連結子会社)を買収

2015年9月

株式会社ピラミッド(現連結子会社)を買収

2015年11月

株式会社360Channel(現連結子会社)、株式会社クマの音楽隊を設立

2016年1月

コロプラネクスト2号ファンド投資事業組合を設立

2016年5月

株式会社エイティング(現連結子会社)を買収

2016年12月

コロプラネクスト3号ファンド投資事業組合を設立

2017年1月

コロプラネクスト4号ファンド投資事業組合を設立

2017年4月

コロプラネクスト5号ファンド投資事業組合を設立

2017年10月

コロプラネクスト6号ファンド投資事業組合を設立

2018年11月

コロプラネクスト7号ファンド投資事業組合及びコロプラネクスト上場株1号ファンド投資事業組合を設立

2020年4月

株式会社MAGES.(現連結子会社)を買収

2020年5月

オンラインゲームの企画・運営事業及びコンサルテーション事業を株式会社コアエッジから事業譲受

2022年2月

東京都港区赤坂に本社移転

2022年4月

コロプラネクスト8号ファンド投資事業組合を設立

東京証券取引所プライム市場に移行

2022年11月

株式会社Brilliantcrypto(現連結子会社)を設立

大韓民国にColopl Next Korea, Inc.を設立

事業内容

株式会社コロプラとその関連会社15社から成るコロプラグループは、主に二つの事業セグメントを展開しています。第一のセグメントはエンターテインメント事業で、これにはスマートフォン向けゲームの開発・運営が含まれます。代表的な作品には「白猫プロジェクト」や「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」があり、これらはスマートフォン向けネイティブアプリとして広く知られています。さらに、家庭用ゲーム機やPCゲームソフトの企画・開発も手がけ、他社のゲームソフト開発を受託することもあります。コロプラグループは、最新のテクノロジーと独創的なアイデアを駆使して、ブロックチェーン、AI、XR/メタバースなどの新しい領域で独自のコンテンツを創出し続けています。

第二のセグメントは投資育成事業で、国内外のIT関連・エンターテインメント企業への投資に焦点を当てています。シード段階からレイター段階まで、幅広いステージの企業に対して投資を行い、最適なポートフォリオ構築を目指しています。これにより、コロプラグループはエンターテインメント業界内外での成長とイノベーションを促進しています。

以上の事業展開を通じて、コロプラグループは多岐にわたる分野での影響力を拡大し、新たな価値創造を追求しています。

経営方針

株式会社コロプラは、「“Entertainment in Real Life” エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」というミッションのもと、最新のテクノロジーと独創的なアイデアで新しい体験を提供することをビジョンとしています。同社は挑戦、価値あるものづくり、信じる心を行動指針とし、収益性と資本効率の向上を目指しています。

コロプラの成長戦略は、エンターテインメント事業と投資育成事業の二つの柱に支えられています。エンターテインメント事業では、ゲームを中心に多様なジャンルやモチーフへの分散投資を行い、国内外の市場で多様なユーザーにリーチすることを目指しています。具体的には、コンテンツ、地域、デバイスの三つのポートフォリオ戦略を推進し、安定した収益の確保を図っています。

投資育成事業では、国内外のIT関連・エンターテインメント企業への投資を通じて、最適なポートフォリオの構築を目指しています。これにより、エンターテインメント業界内外での成長とイノベーションを促進しています。

また、コロプラはユーザー数の拡大とエンゲージメントの強化、ポートフォリオの拡大、サービスの安全性及び健全性の確保、システムの安定的な稼働、海外向けサービスの展開、新技術への対応など、事業上及び財務上の課題にも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、コロプラは持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。