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アイスタイルJP:3660
沿革
1999年7月 |
化粧品に関する消費者情報をデータベース化し、企業の各種マーケティング活動を支援することを目的として、有限会社アイ・スタイル(東京都世田谷区、資本金3百万円)を設立 |
1999年12月 |
インターネットのコスメ情報ポータルサイト「@cosme(アットコスメ)」をオープン |
2000年4月 |
株式会社アイスタイル(資本金24百万円)へ組織変更 |
2000年6月 |
化粧品メーカーへの各種マーケティング支援サービスを本格始動 |
2000年7月 |
「@cosme」において広告枠の販売を開始し、メディア事業の運営を開始 |
2000年12月 |
本店を東京都渋谷区へ移転 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの運営するi-modeの公式サイトとして「i-mode版@cosme」をオープン |
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2002年11月 |
化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(コスメ・コム)」(現 @cosme SHOPPING)をオープンし、EC事業の運営を開始 |
2005年4月 |
本社を東京都港区に移転 |
2007年3月 |
店舗支援業務で提携をしていた株式会社たしろ薬品出資の株式会社コスメネクスト(現 株式会社アイスタイルリテール)、ルミネエスト新宿に「@cosme STORE(アットコスメストア)」第1号店をオープン |
2008年1月 |
転職・求人サイト「@cosme CAREER」をオープン |
2008年2月 |
EC事業を目的として株式会社コスメ・コムを設立(現 株式会社アイスタイルリテール) |
「@cosme STORE」の運営会社である株式会社コスメネクスト(現 株式会社アイスタイルリテール)に資本参加し連結子会社化、店舗事業の運営を開始 |
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2010年1月 |
コスメ情報ポータルサイト「@cosme」のPCサイトを、より幅広く女性の美容をサポートする「美容系総合ポータルサイト」へとリニューアル |
2010年9月 |
株式会社コスメネクスト(現 株式会社アイスタイルリテール)を完全連結子会社化 |
2010年12月 |
i-mode版「@cosme」にて有料サービスであるプレミアム会員サービスを開始 |
2012年3月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2012年5月 |
海外展開の本格化を目的として、istyle Global (Hong Kong) Co., Limited(現 istyle China Corporation Limited)を設立 |
「ispot」の運営会社である株式会社アイスタイルビューティソリューションズに資本参加し連結子会社化 |
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2012年8月 |
シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを設立 |
2012年10月 |
中国にistyle China Co., Limitedを設立 |
2012年11月 |
インドネシアにPT. Creative Visions Indonesiaを設立 |
2012年11月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2014年7月 |
ビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得 |
2014年11月 |
投資育成事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルキャピタル(現 株式会社アイスタイル)を設立 |
2014年12月 |
海外向け化粧品卸売事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルトレーディングを設立 |
2015年5月 |
株式会社アイスタイルビューティソリューションズを完全連結子会社化 |
2015年7月 |
株式会社アイスタイルキャリアを設立 |
2015年9月 |
株式会社メディア・グローブの株式を取得し連結子会社化 |
PT. Creative Visions Indonesiaの全株式をエキサイト株式会社に譲渡 |
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2016年3月 |
株式会社ISパートナーズを設立 |
2016年7月 |
株式会社istyle makers設立準備会社(現 株式会社アイスタイルトレーディング)設立 |
2016年9月 |
株式会社Eat Smartの株式を取得し連結子会社化 |
株式会社ユナイテッド・コスメの株式を取得し連結子会社化 |
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2016年10月 |
istyle Retail(Hong Kong) Co., Limitedを設立 |
2017年5月 |
Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し連結子会社化 |
i-TRUE Communications Inc.の株式を取得し連結子会社化 |
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2017年7月 |
MUA Inc.の株式を取得し連結子会社化 |
株式会社アイスタイルビューティソリューションズを吸収合併 |
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2018年1月 |
株式会社アイスタイルウィズを設立 |
2018年4月 |
istyle Retail (Thailand) Co., Limitedを設立 |
2020年1月 |
東京原宿に大型旗艦店「@cosme TOKYO」をオープン |
2020年4月 |
株式会社アイスタイルが株式会社アイスタイルキャピタルを吸収合併 |
株式会社アイスタイルトレーディングが株式会社アイメイカーズを吸収合併 |
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2021年1月 |
Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.の全株式を譲渡 |
2021年7月 |
株式会社コスメネクストが株式会社コスメ・コムを吸収合併。社名を株式会社アイスタイルリテールに変更 |
2021年8月 |
Glowdayz, Inc.の株式を取得し連結子会社化 |
2022年4月 |
市場再編に伴い東京証券取引所プライム市場へ市場変更 |
株式会社Eat Smartの全株式を譲渡 |
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2022年8月 |
Amazon.com, Inc.及び三井物産株式会社との資本業務提携 |
2023年9月 |
大阪梅田に大型旗艦店「@cosme OSAKA」をオープン |
事業内容
アイスタイルは、化粧品・美容業界に特化した多様なサービスを提供する企業グループです。主に、コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を中心に据えた事業展開を行っています。アイスタイルの事業は大きく分けて4つのセグメントに分類されます。
まず、「On Platform事業」では、BtoBおよびBtoC向けの各種サービスを、「@cosme」を基盤として提供しています。このプラットフォームを通じて、化粧品の情報提供やレビュー共有が行われています。
次に、「Beauty Service事業」では、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」の運営や、化粧品専門店「@cosme TOKYO」「@cosme STORE」などの運営を行っています。これらのサービスを通じて、消費者に直接製品を提供しています。
「Global事業」では、日本国外でのEC、卸売、店舗運営、メディアサービスなどを展開しています。アイスタイルは、国内だけでなく海外市場にも積極的に進出しており、グローバルなビジネス展開を図っています。
最後に、「その他事業」では、美容部員等の人材派遣事業や、創業間もない企業を含む幅広いステージの企業への投資育成事業を行っています。これにより、美容業界全体の発展に貢献しています。
アイスタイルは、これらの事業を通じて、化粧品・美容業界における総合的なサービス提供者としての地位を確立しています。
経営方針
アイスタイルは、コスメ・美容業界に特化した総合プラットフォームを提供する企業として、市場に最適な仕組みや価値観を創造し続けることをビジョンに掲げています。同社は、国内外で多様な事業を展開し、特に「@cosme」を中心としたメディア運営からEC運営、店舗運営、人材サービスに至るまで、幅広いサービスを提供しています。
同社は、変化する市場環境と新たなユーザーニーズに対応するため、サービス間の連携強化、経営資源の再配分と生産性の最大化、海外戦略の見直し、経営基盤の強化、そして生活様式変化への対応という5つの主要な課題に取り組んでいます。これらの課題への取り組みを通じて、事業の質を高め、領域を広げることで、さらなる事業拡大を目指しています。
具体的には、メディアとEC、リアル店舗の運営など、多岐にわたる事業間でのシナジー創出を図り、お客様やブランドとの接点を増やすこと、事業環境の変化に柔軟かつ機動的に対応し、収益性の高い事業への経営資源の集中、海外市場でのサービス展開と収益力強化、迅速な環境変化への対応能力の向上、そして新型コロナウイルス等の影響による生活様式の変化に対応する新しい体験価値の提供に努めています。
アイスタイルは、これらの成長戦略を推進することで、コスメ・美容業界におけるリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固なものにしていく方針です。