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ネクソン (3659) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
ネクソンは、世界最大級のオンラインゲーム会社として、PC向けとモバイル向けのゲーム開発・配信事業を展開しています。同社は『メイプルストーリー』『アラド戦記』『EA SPORTS FC™ ONLINE』などの人気タイトルを保有し、アイテム課金制度のビジネスモデルを確立した業界のパイオニア的存在です。持株会社として日本での事業運営と世界各地の子会社管理を行っています。
同社の主要顧客は世界中のゲームプレイヤーで、収益の大部分はゲーム内アイテムの購入による課金収入が占めています。基本プレイ無料でアイテム課金する仕組みにより、幅広いユーザー層を獲得しながら継続的な収益を確保しています。地域別では韓国、中国、日本、北米、欧州の5つの市場で事業を展開し、各地域の特性に応じたサービスを提供しています。
事業は大きくPC向けオンラインゲーム事業とモバイルゲーム事業に分かれます。韓国の開発子会社でゲーム制作と知的財産権の管理を行い、各地域の配信会社に独占ライセンスを供与してロイヤリティを受け取る「ライセンス供与モデル」が中核となっています。また、自社でゲーム配信を行う「自社配信モデル」や、他社ゲームの配信権を取得する「ライセンス配信モデル」も組み合わせて、多角的な収益構造を構築しています。
経営方針
ネクソンは「世界最高のゲーム会社」を目指し、売上収益と営業利益の継続的成長を通じた企業価値向上を基本戦略としています。同社は自社IPを軸とした未来成長戦略を策定し、大ヒットIPをより成長させる「垂直方向への成長」と次世代の大ヒットIPを育成する「水平方向の成長」の二軸を同時に推進することで、複数の大ヒットIPを有する会社への成長を目指しています。
重点投資分野では、『メイプルストーリー』『アラド戦記』『EA SPORTS FC™』の三大フランチャイズを事業の柱として位置づけ、これらから生み出される売上収益とキャッシュフローを活用して次世代IP創出に投資しています。垂直方向の成長では、既存IPを基にした新規タイトル展開、プラットフォーム拡大、新市場進出、そして各地域に特化したハイパー・ローカライゼーション戦略を具体的施策として実施しています。
新市場開拓と事業拡大においては、モバイル技術の飛躍的進歩により、従来のPC向けマルチプレイヤー・オンラインゲームをモバイル端末でも提供可能になったことで、潜在市場が数億人から数十億人規模に拡大したと認識しています。同社はこの構造的変化を大きなチャンスと捉え、『マビノギ』『ブルーアーカイブ』『ARC Raiders』などの有力タイトルを三大IPに続く四つ目、五つ目の柱として育成することで水平方向の成長を実現していく計画です。
技術革新とガバナンス強化では、エンターテインメントの中心がリアルからバーチャルへ、受動的体験から参加型体験への移行という業界トレンドに対応しています。一方で、『MapleStory: Idle RPG』で発生したプログラム不具合問題を受け、有償アイテムの確認体制強化、複数者によるチェック徹底、プレイヤー告知手続きの整理などの再発防止策を実施し、サービス品質向上とプレイヤーとの信頼関係維持に継続的に取り組んでいます。