ファインデックス (3649) 株価

時価総額
¥209.9億
PER
14.8倍
医療システムの有力企業。電子カルテ「REMORA」や画像ファイリングシステム「Claio」など医療IT製品を展開。視線分析型視野計「GAP」も開発。自治体向け電子決裁システムも手がける。日本国内を中心に展開。

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事業内容

ファインデックスは、医療機関向けの情報システム開発・販売を主力事業とする会社です。同社は電子カルテ「REMORA」シリーズ、画像ファイリングシステム「Claio」、医療文書作成システム「DocuMaker」など、病院の診療業務を支える幅広いソフトウェアを提供しています。近年は、オンライン診療支援や患者案内アプリなど、デジタル化に対応した新サービスの開発にも力を入れています。

同社の顧客は主に全国の病院や診療所で、医療システムの導入・保守・運用支援により収益を得ています。医療機関のIT化需要を背景に安定した収益基盤を築いており、特に中小規模の医療機関において高いシェアを持つ製品群を展開しています。また、自治体向けの文書管理システムも手がけ、公的機関からの収益も確保しています。

同社の事業は「医療ビジネス」「公共ビジネス」「ヘルステックビジネス」の3つのセグメントで構成されています。医療ビジネスでは電子カルテや画像管理システムなど30種類以上の医療システムを展開し、公共ビジネスでは自治体向け電子決裁システムを提供しています。ヘルステックビジネスでは視線分析技術を用いた視野計「GAP」シリーズなど、医療機器の開発・販売も行っており、事業領域を着実に拡大しています。

経営方針

ファインデックスは医療デジタル化の追い風を背景に、既存顧客への提案強化と新市場開拓による事業拡大を目指しています。政府主導の医療DXや電子処方箋の普及により医療情報システムの需要は高水準で推移しており、同社は医療機関向けシステムの更新提案と提供領域の拡大を通じて成長を図っています。公共セクター向けでは行政DXの需要急拡大を捉え、県庁等への導入実績を武器に効率的な営業活動を展開し、システム未導入自治体への新規採用獲得を進めています。

重点投資分野として、同社は独自技術による差別化戦略を推進しています。視線分析型視野計「GAP」では独自の検査ロジックにより競合製品との差別化を確立し、国内ではキヤノンメドテックサプライ社との代理店契約、海外では72社まで代理店網を拡大しました。医療データ利活用分野では、2025年9月に次世代医療基盤法に基づく「認定医療情報等取扱受託事業者」の認定を取得し、11月に「医療データプラットフォーム事業」を新設して新たな収益基盤の構築を図っています。

新市場開拓では、クラウド化と海外展開を軸とした戦略を展開しています。従来の院内情報システムから医療連携クラウド基盤への拡大により、医療機関だけでなく薬局や自治体、訪問看護ステーションなど診療サイクル全体を包括的に繋ぐプラットフォーム構築を目指しています。海外展開では視線分析型視野計「GAP」のEUやアジア、南米地域への出荷を開始し、累計約150台の実績を積み上げながら各国での薬事承認取得を進めています。

技術革新への取り組みでは、AI技術の積極活用による業務効率化と新たな医療機器開発を推進しています。京都大学との共同開発による軽度認知障害検査機器では、蓄積された臨床データを基に医療機器承認に向けた治験を開始予定で、PMDA審査を経た早期上市を目指しています。同社は配当性向50%を目標とし、DOE8.5%を下限とした株主還元方針も掲げており、持続的成長と投資家リターンの両立を図る経営戦略を展開しています。

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