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ファインデックスJP:3649
沿革
1985年1月 |
愛媛県松山市に四国環衛興業株式会社(資本金5,000千円)を設立 |
1987年12月 |
事業を閉鎖し法人格を休眠 |
1992年5月 |
商号を株式会社シェイクハンズに変更し、再開 |
1993年7月 |
商号を株式会社パイオニア四国に変更 |
1998年3月 |
商号を株式会社ピーエスシーに変更し、医療システム開発及びコンサルタント業務を開始 |
2000年9月 |
愛媛県医師会、愛媛大学医療情報部などと、医師会イントラネットワークの構築等についての共同研究を開始 |
2001年3月 |
社団法人日本医師会のORCAプロジェクト一次開発メンバーとして日医標準レセプトソフトの開発サポートに参加 |
2001年5月 |
旧通産省「先進的IT活用による医療を中心としたネットワーク化推進事業」の四国4県電子カルテネットワーク連携プロジェクトに愛媛県ベンダーとして参加 |
2002年5月 |
電子カルテ研究開発のビジネスモデルが2002年度及び2003年度の「愛媛県アクティブベンチャー支援事業」に採択される |
2002年12月 |
電子カルテREMORAをリリース |
2003年4月 |
東京支店を東京都港区に開設 |
2003年10月 |
医療用データマネジメントシステムClaioをリリース |
2006年2月 |
本社を愛媛県松山市永木町に移転 |
2009年10月 |
大阪支店を大阪市中央区に開設 |
2011年3月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2012年11月 |
札幌支店を札幌市北区に、福岡支店を福岡市博多区にそれぞれ開設 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2014年11月 |
商号を株式会社ファインデックスに変更 |
2014年11月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同市場第一部に上場 |
2015年7月 |
株式会社トライフォーの事業を譲受 |
2017年1月 |
松山本社を四国支社へ名称変更し、本社を東京に一本化 |
2017年2月 |
連結子会社イーグルマトリックスコンサルティング株式会社を設立 |
2018年8月 |
連結子会社イーグルマトリックスコンサルティング株式会社がEMC Healthcare株式会社に商号変更 |
2019年2月 |
視線分析型視野計 GAP-screenerをリリース |
2019年8月 |
那覇支店を那覇市久米に開設 |
2020年12月 |
東京本社を東京都千代田区に移転 |
2021年2月 |
DigitalEntertainment Asset Pte. Ltd.へ出資 |
2021年3月 |
株式会社CROSS SYNCと資本提携 |
2021年4月 |
視線分析型視野計 GAPをリリース |
2021年4月 |
連結子会社フィッティングクラウド株式会社を設立 |
2021年4月 |
京都支店を京都市中京区に開設 |
2021年5月 |
新潟支店を新潟市中央区に開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い、同市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年4月 |
本店を東京本社に移転 |
2022年7月 |
EMC Healthcare株式会社における、同社の役員・従業員によるストックオプションの行使により、同社が当社の連結子会社から持分法適用関連会社となる |
事業内容
ファインデックスは、医療情報システム、オフィスシステムの開発・販売、およびヘルステック関連製品の提供を行う企業です。同社は、システム開発事業とヘルステック事業の2つの主要セグメントを持っています。システム開発事業では、医療情報システムとして「ClaioDashboard」や「Claio」などの統合閲覧システム、画像ファイリングシステムを提供しています。また、「C-Scan」や「DocuMaker」などのオフィスシステムも手がけ、紙やデジタル文書の管理、文書作成システムを展開しています。
ヘルステック事業では、「GAP-screener」や「GAP」などの視線分析型視野計を中心に、医療機関や健診施設向けに特化した製品を提供しています。これらの製品は、視野の計測や分析を通じて、患者の健康管理や診断支援に貢献しています。
さらに、同社は「CALM-M」のような体動センサーや、「ベビモニ」の午睡モニタリングシステム、健康管理サービス「Wellness Passport」、介護DXサービス「OwlCare」など、幅広いヘルスケアニーズに応える製品やサービスを展開しています。これらの製品は、医療機関だけでなく、一般消費者や介護施設など、さまざまな場面での健康管理やサポートに貢献しています。
ファインデックスは、医療とテクノロジーの融合により、より良い健康管理と医療サービスの提供を目指しています。同社の製品やサービスは、医療情報の効率的な管理から、患者の健康状態のモニタリング、介護支援に至るまで、幅広いニーズに対応しています。
経営方針
ファインデックスは、中期経営計画「Vision for 2025」を通じて、2023年から2025年にかけての成長戦略を推進しています。同社は、連結売上高の20%以上の継続的な成長と経常利益率30%超を目標に掲げており、2025年12月期には売上高6,330,000千円、経常利益2,100,000千円を目指しています。特に、医療システム事業では5,320,000千円、公共ビジネスとヘルステックビジネスではそれぞれ330,000千円、680,000千円の売上高を目標としています。
ファインデックスは、経営資源の集中、高度な研究開発の促進、そしてサステナブルな社会形成への貢献を三つの主軸としています。デジタル化(DX)の不可逆的なトレンドに対応し、医療業界やパブリックセクターにおけるDX推進の需要に応えることで、事業の成長を図ります。また、サステナブルな事業活動を意識しながら、全ての人が健康的な生活を送れる社会の形成に貢献することを目指しています。
さらに、ファインデックスは、気候変動対応におけるTCFDの提言への賛同、SDGsの実現への積極的な取り組み、ESGに配慮した事業活動を通じて、豊かな社会の創造に貢献しています。2030年までにScope1、2の排出量を前年度比で4.2%削減することを目標に掲げ、脱炭素社会の実現に向けた貢献を推進しています。
このように、ファインデックスは、経営戦略としてのDX推進、サステナブルな社会への貢献、そして環境への配慮を重視しながら、中期経営計画「Vision for 2025」に基づいた成長戦略を推進しています。