ボルテージJP:3639

時価総額
¥15.4億
PER
291.7倍
モバイルコンテンツ事業を展開し、スマートフォン向けの感動コンテンツの企画・制作・開発・運営に注力。

沿革

1999-09神奈川県川崎市高津区に、映画製作・webコンテンツ配信・メディアプランニングツール販売等を目的として、有限会社ボルテージを設立。資本金300万円。
1999-10株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現 株式会社NTTドコモ)「mopera」向けに「Side-K」の配信を開始。
2000-02株式会社ボルテージに組織変更。資本金1,000万円。
2000-03携帯公式サイト事業(現 モバイルコンテンツ事業)を開始。
2000-06「バトル東京23」が、第1回MCFモバイルコンテンツ特別賞を受賞。
2000-09メディアプランニングシステム事業を開始。
2001-05東京都渋谷区恵比寿西一丁目へ本社を移転。
2002-12東京都渋谷区東三丁目へ本社を移転。
2005-02東京都渋谷区恵比寿四丁目へ本社を移転。
2005-05モバイル広告事業を開始。
2005-11モバイルコマース事業を開始。
2006-12携帯公式サイト事業の「恋人ゲーム」シリーズ(現 「恋愛ドラマアプリ」シリーズ)を開始。
2008-03パッケージ事業を本格的に開始。
2008-05メディアプランニングシステム事業を終了。
2010-06東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場。
ソーシャルアプリを配信開始。
モバイル広告事業を閉鎖。
2011-06東京証券取引所市場第一部に市場変更。
スマートフォンアプリを配信開始。
2011-07英語版スマートフォンアプリを配信開始。
2012-03モバイルコマース事業を閉鎖。
2012-05米国に、子会社「Voltage Entertainment USA, Inc.」を設立。(2023年2月清算結了)
2012-06その他の事業(パッケージ事業)を閉鎖。
2013-05「サスペンスアプリ」を開始。
2016-07戦略子会社「株式会社ボルモ」を設立。(2018年6月清算結了)
2016-11戦略子会社「株式会社ボルスタ」を設立。(2018年4月清算結了)
2017-02戦略子会社「株式会社ボルテージVR」を設立。(2022年11月清算結了)
2017-05イベント、グッズ、映像・音楽等のIP展開を本格化。
2017-10戦略子会社「株式会社ボルピクチャーズ」を設立。
2019-12電子書籍事業を開始。
2020-08電子コミックストアのサービスを開始。同時に、電子コミックレーベルを創刊。
2022-04東京証券取引所スタンダード市場に市場変更。

事業内容

ボルテージは、主にモバイルコンテンツの企画、制作、開発、運営を行う事業を展開しています。同社のサービスは、スマートフォンなどのインターネットに接続可能なモバイル端末の利用者を対象としており、基本プレイ無料のアイテム課金制やストーリー単位の個別課金制を採用しています。

ボルテージの企業理念には、「アート&ビジネス」の確立を掲げ、感動を呼ぶコンテンツの創出を目指しています。これは、ユーザーに楽しんでもらうことを最優先にし、その成功を次の作品作りに活かす循環を生み出すことで、社会に貢献し成長していくことを意味します。

また、創業者の津谷氏は、「恋愛と戦いのドラマ」を独自のスタイルとして、これらのテーマを通じて人々が互いを認め合い、支え合う物語を世界に広めることを目指しています。このアプローチは、ユーザーが物語に共感し、励まされる体験を提供することで、社会貢献を果たすことを意図しています。

さらに、ボルテージは「自律成長」する個人や組織を目指し、目標達成に向けた戦略と計画の立案、実行を重視しています。これにより、競争と協力を通じて、従業員や組織全体の成長を促進しています。

ボルテージの事業は、これらの理念に基づき、ユーザーに新しい体験を提供し、社会に貢献することを目指しています。

経営方針

ボルテージは、モバイルコンテンツの企画、制作、開発、運営を手掛ける企業であり、その成長戦略は「アート&ビジネス」という企業理念に基づいています。同社は、「恋愛と戦いのドラマ」をテーマにした感動コンテンツの提供を通じて、ユーザーに新しい体験を提供し、社会に貢献することを目指しています。

経営戦略の面では、2023年6月期から2025年6月期にかけて、アプリと新分野(電子コミック・コンシューマ)での「事業3本柱」を確立することを目標に掲げています。これには、ファンダム戦略とヒットIP戦略の2つの主軸があります。ファンダム戦略では、ファンダムの充実とアプリ形態の進化を通じて採算性の向上を図り、ヒットIP戦略では、強力な知的財産(IP)の創出に向けた投資を行っています。

また、事業多角化を推進するための「投資サイクル」の実施、ヒットIPの連続創出、組織体制の進化など、対処すべき課題にも積極的に取り組んでいます。これらの戦略と課題への取り組みは、ボルテージが市場環境の変化に対応し、持続的な成長を遂げるための基盤を形成しています。

ボルテージは、創業者の津谷氏のビジョンに基づき、ユーザーが共感し、励まされる体験を提供することで、社会貢献を果たすことを目指しています。同社の成長戦略は、このビジョンを実現するための具体的な行動計画と言えるでしょう。