コーエーテクモホールディングスJP:3635

時価総額
¥4890.2億
PER
11.7倍
エンタテインメント、アミューズメント、不動産、ベンチャーキャピタル等の事業を展開、コーエーテクモゲームス等が主要会社。

沿革

年月

事項

平成21年4月

株式会社コーエー及びテクモ株式会社が経営統合し、株式移転により持株会社である当社を設立

平成21年12月

当社が、株式会社コーエーの海外販売子会社4社の管理事業を吸収分割により承継し、当該海外販売子会社を直接完全子会社化

平成22年1月

米国子会社であるKOEI CorporationとTECMO,INC.が合併し、TECMO KOEI AMERICA Corporationに商号を変更

平成22年1月

テクモ株式会社が、株式譲渡によりテクモウェーブ株式会社を完全子会社化

平成22年4月

次のグループ組織再編により、株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社コーエーテクモウェーブ、株式会社コーエーテクモネットが事業の中核を担う体制へ変更

・当社が、株式会社コーエー及びテクモ株式会社の子会社管理事業の一部を吸収分割により承継し、テクモウェーブ株式会社及び株式会社コーエーネットを直接完全子会社化

・テクモウェーブ株式会社が、株式会社コーエーのメディア事業、ライツ事業及びスロット・パチンコ事業並びにテクモ株式会社のスロット・パチンコ事業及びライツ事業を吸収分割により承継し、株式会社コーエーテクモウェーブに商号を変更

・株式会社コーエーとテクモ株式会社が合併し、株式会社コーエーテクモゲームスに商号を変更。なお、本合併に先立ち、株式会社コーエー(登記社名は株式会社コーエー)及びテクモ株式会社(設立時商号は株式会社テーカン)を子会社として設立

・株式会社コーエーネットが株式会社コーエーテクモネットに商号を変更

平成23年4月

株式会社コーエーテクモゲームスが、株式会社コーエー(登記社名は株式会社コーエー)及びテクモ株式会社(設立時商号は株式会社テーカン)を吸収合併

平成23年12月

株式会社ガストの株式を取得し、同社を当社の完全子会社化

平成26年7月

商号を株式会社コーエーテクモホールディングスに変更

グローバルベースでの「コーエーテクモブランド」の認知度と価値の更なる向上を図るため、当社及びグループ会社の社名・英文表記を「TECMO KOEI」から「KOEI TECMO」に変更・統一

平成26年10月

株式会社コーエーテクモゲームスが、株式会社ガストを吸収合併

令和2年4月

株式会社コーエーテクモゲームスの本社を、横浜市西区みなとみらいに移転

令和4年4月

当社が、東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

コーエーテクモホールディングスは、エンタテインメント、アミューズメント、不動産、その他の事業を展開しています。同社グループは、コーエーテクモホールディングスを含む親会社1社と子会社16社で構成されています。

エンタテインメント事業では、エンタテインメントコンテンツの開発・販売を行っており、国内外で活動しています。主要な関連会社には、株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社コーエーテクモネット、株式会社コーエーテクモクオリティアシュアランスがあります。海外では、KOEI TECMO AMERICA CorporationやKOEI TECMO EUROPE LIMITEDなどが活動しています。

アミューズメント事業では、スロット・パチンコの液晶受託開発やアミューズメント施設の企画開発・運営・管理を国内で行っており、株式会社コーエーテクモウェーブがこのセグメントにおける主要な会社です。

不動産事業は、賃貸用不動産の運用・管理を国内外で展開しており、株式会社コーエーテクモゲームスやKOEI TECMO EUROPE LIMITEDがこの事業に関与しています。

その他の事業としては、ベンチャーキャピタル事業などを国内で行っており、株式会社コーエーテクモキャピタルや株式会社コーエーテクモリブなどが関連会社として挙げられます。

これらの事業を通じて、コーエーテクモホールディングスは多岐にわたる分野で事業を展開し、エンタテインメント業界におけるその地位を確固たるものにしています。

経営方針

コーエーテクモホールディングスは、「創造と貢献」の精神と「Level up your happiness」のスローガンのもと、デジタルエンタテインメント分野での世界No.1を目指しています。同社は、素晴らしいコンテンツの創発、成長性と収益性の実現、社員の福祉向上、新分野への挑戦を経営基本方針として掲げています。特に、2024年3月期の経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を重視しており、これを通じてブランド価値の最大化を目指しています。

同社は、売上高営業利益率30%以上を重要な経営指標として設定し、その達成に向けて努力しています。中長期的な経営戦略としては、コンテンツ・クリエイション戦略、コンテンツ・エキスパンション戦略、グローバル・ロジスティックス戦略を展開しています。これらの戦略により、幅広い年齢層にコーエーテクモファンを広げ、IPを多方面に展開し、開発・販売のグローバル化を推進しています。

2023年3月期から開始した3ヶ年の中期経営計画では、2025年3月期に売上高1,000億円、営業利益400億円、経常利益500億円を計画しており、パッケージゲームでは500万本級タイトルの実現と毎期200万本級タイトルの発売、スマートフォンゲームでは月商20億円タイトルへのチャレンジと複数の月商10億円タイトルの創出に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、コーエーテクモホールディングスは成長性と収益性の実現を目指しています。